『福井競輪開設72周年記念(GIII)レポート』 3日目編

配信日:7月9日

 福井競輪場で行なわれている開設72周年記念「不死鳥杯(GIII)」は7月9日に3日目が開催された。だが、悪天候のため第10レース以降が中止となり、メインの準決3個レースは実施されず。ファイナリスト9選手は抽選により決定されたが、地元エースの脇本雄太やS班の松浦悠士は残念ながら決勝進出を逃した。その分も今年のGI戦2冠の古性優作らが大会のラストを盛り上げる。
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 シリーズ3日目は10レース発売中に雨足が突然激しさを増し、バンク内に水がたまる事態に。レース発走を見合わせ、職員による懸命の排水作業が続いたが、その後も一層の悪天候が予想されたことから10レース以降は中止打ち切りとなった。準決3個レースはすべて実施されなかったため、決勝に進出する9名は抽選により決められた。地元の絶対エースの脇本雄太やS班の松浦悠士は勝ち上がれず、以下の9人が7月10日のメイン12レースで優勝を争うこととなった。

<7月10日 12R>


1 古性優作(大阪・100期)

古性優作選手
古性優作選手
 昨日(2日目)のモノからセッティングを戻して、乗り方も考えてやってみたら悪くなさそうでしたね。自力で精一杯頑張ります。

2 森田優弥(埼玉・113期)

森田優弥選手
森田優弥選手
 (抽選で)1番を引いて、正直嬉しかったです。アップでシューズを新しいものに変えて、結構よかったです。走りたかったですね。単騎で自力で、力を出し切れるように。

3 鈴木裕(千葉・92期)

鈴木裕選手
鈴木裕選手
 抽選は初めてで面白かった。昨日(2日目)から変わらずやれていたし、走ってもチャンスはあったと思う。決勝は松井君を巧く誘導したい。

4 松岡辰泰(熊本・117期)

松岡辰泰選手
松岡辰泰選手
 (抽選で)4番を引いたので、決まったと思いました。ローラーでも脚は軽かったし、2、3着にはいけるかなと思ってました。いつも通り過ごして備えたい。ラッキーで上がれたので、決勝でもラッキーしたい。

5 菅田壱道(宮城・91期)

菅田壱道選手
菅田壱道選手
 走る前に延長ってなってたし、気持ちの面であのまま走っていたらどうなってたのかな。(抽選では)前半で小さい数字が出て半ば諦めてたけど、今年一番叫びました。初日から状態変わってない。(坂本)周作が乗ってくれたのでしっかり追走したい。多分初連係ですね。

6 坂本周作(青森・105期)

 (抽選で)抽選は初めてでした。13番じゃ無理だと思ったんですけどね。記念の決勝は初めて。北日本の先頭を任せてもらえた。ラッキーで乗れたので、見せ場を作りたい。

7 松井宏佑(神奈川・113期)

松井宏佑選手
松井宏佑選手
 抽選は初めて。2番でした。走れなくて体は回復すると思うけど、アタリとかは分からないので。でも、疲れて入ったのでいい方向に出ると思う。福井はS級で初優勝させていただいたバンク。優勝目指して、内容もいい自分らしいレースができるように。

8 佐々木雄一(福島・83期)

 自分の実力と日頃の行いじゃ乗れないかと思ったんですけどね。体は軽いとは言えないですね。連日重さを感じる。歳も歳なのでよくなることはないかな。伸びとかはいいと思うけど。

9 南修二(大阪・88期)

 ウォーミングアップの感じはよかったと思います。もちろん古性君の後ろで。