伏見俊昭-小橋正義-東口善朋 渡部哲男-小倉竜二-大塚健一郎 平原康多-横田努-小林正治 大塚は同会(不動會)メンバーでもある渡部の3番手を選択。初めに、ラインの切れ目からとコメントしていた東口は、「空いているので」と北日本3番手を選択したことにより、きれいな3分戦となった決勝戦。優勝を巡る争いは、主導権を巡るそれぞれの駆け引きが重要なポイントとなりそうだ。 準決後のコメントでは、伏見、渡部、平原は揃って先行意欲を示していた。その中でも思い切って先行しそうなのが渡部哲男。準決のように出切ってしまえば、後ろは仕事のできる小倉、大塚なだけに、躊躇なく駆けても、準決同様、勝機は十分にあると考えているはず。そうなれば、上位独占も十分に可能だ。 だが、今開催最も不気味なのは伏見だろう。平原と渡部のモガキ合いが展開されれば、一捲りであっさりと優勝を飾るかもしれない。1月に行われた当地記念でも優勝を飾っており、相性もバッチリ。そして渡部、平原よりも実績・経験は上手なだけに、駆け引き勝負となれば、伏見に軍配が上がる。そうなれば、直線は伏見と好調・小橋の一騎打ちか!?