『高松競輪場開設56周年記念(GIII)レポート』 最終日編
 
配信日:6月20日



『高松競輪場開設56周年記念(GIII)レポート』 最終日編



 こんにちは、KEIRINマガジンの中井です。
本日は高松競輪開設56周年記念「玉藻杯争覇戦」の決勝戦が行われました。昨日に引き続いての真夏日となった高松バンクですが、そんな中、伏見俊昭選手が見事に当地記念連覇を飾りました。

■1月の高松記念に続き、連覇を果たした伏見
「連覇は全然意識してなかったですね。連覇狙うほどの成績じゃなかったですから(笑)。今日は先行しようとは思ってましたけど、平原(康多)が相当踏み込んでたし、行かせるしかないと思って、そしたら小橋(正義)さんがうまく中団とってくれたんでね。あとは落ち着いて(渡部)哲男がきてから、踏もうと思いました。再発走になってお客さんには迷惑をかけたけど、あのメンバーでは7番手からじゃ、勝負にならないですからね。体の状態も良かったし、優勝という結果が残せて良かったです」

■7番手から渾身の捲りを放つも2着の渡部哲男
「前は取りたくなかったけど、いくしかなかったんでね。やっぱり先行したかったですから。状態も悪くなかったんで、届くかなと思ったけど、7番手からじゃ、ちょっときつかったかな」

■平原3番手から6着の小林正治

「今日はもう前に任せてましたからね。平原は頑張ってくれたし、残念だけど、また次に向けて頑張ります」

■8着の東口善朋
「初めての記念の決勝だったんですけど、何もできないまま終わりましたね。けど、良い経験させてもらえました。結果はダメだったけど、次に繋げていけると思います」

■先行粘れず9着に敗れた平原
「いやーしょうがないですね。今日はちょっと長い距離をもがいてやろうと思ってたんですけど、完敗です。疲れました」

■決勝リプレイ
誘導以下、渡部哲男-小倉竜二-大塚健一郎、伏見俊昭-小橋正義-東口善朋、平原康多-横田努-小林正治で周回を重ねていく。赤板から上昇した平原が前団を抑えていくと、渡部は7番手まで車を下げる。打鐘で伏見が上昇するも、突っ張った平原が主導権を握る。最終バックは、平原-横田-小林、伏見-小橋-東口、渡部-小倉-大塚の一本棒で通過。最終バック過ぎ7番手から渡部が捲るも、渡部にあわせた伏見が捲り切って1着。2着は3/4車身差で渡部、3着に小倉が入線した。


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