角令央奈選手 |
オープニングレースは角令央奈(写真)に注目が集まりそうだ。昨年の11月にS級に特進すると、その後も活躍が続いている。 「前回の大垣の前に3週間くらい空いてたんでしっかり練習ができてたし、大垣が終わってからもできました。ただ、前回の初日はレースに失敗。力を出しきれずに終わってしまいました。体調は大丈夫です」 竹山陵太は調子を落としていたが、前回の伊東は252着で久々に連対。復調なるか。 「伊東記念と西武園のときは最悪だった。脚が全然動かなくて。前回は番組に助けられて連にからめたけど、腰の状態は良くなってるんで。去年ここの記念にきたときは成績が良かったんで、今回も何とか頑張りたい」 |
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2レースは徹底先行の相川永伍が主導権か。 「僕は行けるところまで行って、どこまで粘れるかなんで。平が終わってからキツめに練習したんで、まだ筋肉痛が残ってる感じ。今日しっかりほぐして休めば大丈夫です。高松は1年半くらいきてないんでバンクの感じは覚えてないですね」 対戦する稲吉悠大は今回が復帰戦。状態は未知数だ。 「伊東記念で落車して、鎖骨を骨折しました。手術して治したけど、まだ普通の状態ではないんで。練習で戻っている感じもないけど、それなりにやっていくしかないんで」 |
3レースは99期生の若手、郡司浩平が初めての記念開催に挑む。 「前回の地元(平塚)は風邪で体調が悪くて欠場しました。でもすぐに治ったんで身体は大丈夫です。相手は強いけど、力はそんなに差はないと思うんで。うまく流れを見ながら、何とか見せ場を作りたいですね」 |
篠原忍選手 |
レースは篠原忍(写真)が中心となる。深谷知広からフレームを拝借し、さらにパワーアップする。 「前回から深谷のフレームを借りてるけど、自転車が出ますね。体は置いてかれてるけど(笑)。前回1着が取れてるし、脚はボチボチです」 |
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5レースは堅調を維持する筒井裕哉、ベテランの萩原操のラインが大本線となる。 「3日前に松岡(健介)さんと一緒に練習してきました。感じは悪くなかったですよ。高松は何回も走ってるし、成績も悪くない。初日くらいなら大丈夫だと思います」 |
大西祐選手 |
6レースは大西祐(写真)と網谷竜次の地元勢に期待がかかる。大西は仕上がりバッチリとあって、自然と話が弾む。 「地元に向けてしっかり練習できたし、サドルを1ミリ下げてアタリも出ました。ただ、練習ではすごく良かったけど、レースになるとダメなことがあるんで、その辺を注意しないと。落ち着いてさえいればナンボでも行けると思うんで。早め早めに踏んでいきたい。ギアは4.15に戻してみます」 網谷竜次は落車、長期欠場明けで状態に不安が残る。 「腰を打撲して休みました。練習ではボチボチだけど、何とも言えないですね。走ってみないと分からない。でも、大西君がいるんでしっかり付いていけば大丈夫でしょう」 対戦するのは松山桂輔だ。前々回の西武園で落車失格。前回千葉は968着と流れが今ひとつ。 「追加は3日前に入ったから大丈夫だけど、前々回の落車がちょっと響いてますね。でも頑張るだけなんで」 |
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佐藤朋也選手 |
7レースは北日本勢が本線か。先導役の佐藤朋也(写真)は前回の平塚で129着と優出するなど、冬場も好調を維持している。 「もともと冬は成績が良くないけど、今年は例年より感じが良いですね。今年は冬期移動をせずに地元で室内練習だけど、夏より充実している感じです。でも、安心はできないんで、明日も頑張るだけです」 佐藤と対戦するのは城幸弘。昨年末の広島記念で落車して調子を落としていたが、ここ2場所は勝ち星もあり復調している。 「広島の落車の影響がなくなってきましたね。前々回の伊東から調子が良いときの自転車に戻して感じが良くなりました。取手ですぐに結果が出たし。逃げ切って1着が取れたし、無駄脚を使わなければ振り切れる感じ。ただ、これを勝ち上がりでやらないといけない」 |
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原田研太朗選手 |
予選のメインを務めるのは、昨年最優秀新人賞に輝いた原田研太朗(写真)。今節も変わらずスタイルの先行を貫くが、直前に体調を崩したことがやや気掛かりだ。 「京王閣記念のあとに体調を崩してしまって。周りの人に移すと悪いんで高知は欠場しました。おかげで体重が3、4キロ減ってしまいました。1週間休んで、そのあと1週間練習しました。練習での感じは戻ってきたし、徐々に力も入るようになってきました。体重も少し戻ったけど、間隔が空いたんで、調子は走ってみないと分からないですね」 |
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阿竹智史選手 |
ここからはシリーズをリードする特選組。9レースはSS班の岡田征陽に本来の動きが見られず、今回も状態に不安が残る。 「走るたびに小倉の落車の影響があるのを実感しますね。ただ、体のケアをしっかりやってるんでだいぶ良くなってます」 菅原晃は好調を維持しており、不調の岡田に変わって本命を務めるか。 「新車が全然ダメだったんで、千葉から元のフレームに戻したら成績が良いですね。状態面も安定してるし。ただ、田中君は前回(全日本)強かったんで油断せずにいきます」 阿竹智史(写真)も虎視眈々と1着を狙う。 「全日本はただ参加しただけのような感じで不甲斐なかったんで、その分も奈良記念は積極的にいきました。高松はアマチュアのときに合宿で何度も来たことがあるし、好きなバンクなんで頑張ります」 田中晴基はカマシ、まくりに威力を秘める。 「前回から新しいフレームに替えて感じが良いですね。勝瀬さんには世話になってるし頑張ります」 松岡健介は近畿一人となり、単騎戦で挑む。 「練習中に腰をやってしまったけど今は大丈夫です。このメンバーなら単騎ですね。気楽だし、かえってラッキーですよ」 |
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稲垣裕之選手 |
10レースはSS班である山崎芳仁のパワーが爆発か。 「一時の悪いときに比べれば体が軽いし、上がってきてますね。ただ、練習の感じは普通ですかね。脚自体は問題ないんで、仕掛けるところでしっかり踏めるかですね」 稲垣裕之(写真)は前回の全日本は調整に失敗してオーバーワークに。反省をふまえて今節に臨む。 「全日本の前は自分が思った通りの練習ができたけど、直前に疲れが抜け切れなくて。本番では今までにないくらいの疲労感があった。すごく反省しました。前回に比べればすごく体調が良いし、感じが良いです」 地元の香川雄介は、初戦は濱田浩司を足場に優秀戦進出を目指す。 「前回(奈良記念)は体調が良くなくて。今回もあまり変わってないですね。ただ、僕は追い込み型で展開次第だし、33よりはマシでしょう」 |
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最終レースはシリーズリーダーの深谷知広が断然の本命となる。しかし、直前に体調を崩しており、やや気掛かりな面も。 「全日本が終わってからインフルエンザになってしまいました。今回はあまり熱は上がらなかったけど、体調はあまり良くない。走ってみないと分からないですね」 連係する北野武史は深谷を引き当て今から緊張が走る。 「深谷とは過去に連係はあるけど、ブレークしてからは初めて。必死で付いていきます」 深谷が手負いの状態なら、神山拓弥も十分勝機がある。 「全日本では動きは悪くなかったし、まずまず良い感じでしたね。終わってからも普通に練習してきました。高松は成績が良いし、相性が良いバンクなんで楽しみ」 |