6レースは成長著しい北日本地区の若手、桐生卓也。前走の豊橋Sでは失態を犯したと反省顔。 「佐藤(慎太郎)さんに付いてもらったのに不甲斐ないレースをしてしまって…。その後体調も崩したので不安がない訳ではないが、練習は出来たので何とかしたい。松岡(健介)さんとは2回目だと思うけど力負けしないように!」
9レースからは特選組。岐阜の共同通信社杯から日にちがないだけに、共同組は揃って軽めの調整。共同では動き一息だった伏見俊昭も強気な発言はなかった。 「オールスターの後、かなり強めに乗り込んだら京王閣は感触が悪かった…。実戦での脚の感触は競走で戻していくしかないので、一戦、一戦で少しづつ戻していくしかないですよね」 共同に不参加の志智俊夫は周りからも共同に出られなかった事を不思議がられる。 「F1を勝ってるイメージが強いので、共同にも出れると思われるけど、選考期間の時期だけ優勝してなくて…。状態は変わらずだと思います。自力勝負ですが、藤田(竜矢)君がいるのに、先行とは言えないでしょう(苦笑)」
佐々木則幸選手 市田佳寿浩選手
最終11レースは観音寺バンク初登場の武田豊樹(写真)。共同では決勝進出は成らなかったが、補欠からの繰り上がり出場で健闘した。 「共同は走れるものと想定して調整してきたので、体調は問題なかった。ここまでは中3日だし、特に何もしてませんね。ここは初めてだけど暑いし、空港から凄い遠いし、移動だけで疲れますね(苦笑)」 最後は昨年の当所記念の覇者石丸寛之(写真)。共同では今ひとつ振るわなかったが、表情からは不安なさそう。 「前回も数字ほど悪い手応えではないんですけどね。岐阜の後は軽めの調整で来ましたが、脚自体は問題ないはずです」