小倉竜二選手
最終11レースは昨日に続いて武田豊樹(写真)が力技でネジ伏せて押し切った。2日間の先行策だけに疲れた表情は窺えるものの、決勝戦へ向けて気合を入れ直す。 「苦しめられますねぇ(苦笑)、もうちょっと楽に出れるかと思ったが…。決勝はギアを1枚上げて(3.57→3.64へ)挑みますが、佐々木(則幸)君がいるんですよね。また先行争いにならなければいいんだが(苦笑)」 2着には武田と踏み合った市田佳寿浩が入ったが、笑顔一つなく厳しい表情のまま検車場を後にした。 「特に作戦は立ててなかった。勝つ為にどうするかを考えながら走ってるだけです」 石毛克幸を利した村本大輔(写真)は3着に入り、ホッと胸をなでおろす。 「石毛君の頑張りが全てですね。でも、ワンテンポ早く踏んでくれれば、僕が武田さん、市田君を止める事が出来たのかも。共同の時と比べるとだいぶ脚も軽いですよ」