『松山競輪開設57周年記念(GIII)レポート』 2日目編
配信日:11月21日
松山競輪開設57周年記念「金亀杯争覇戦」は今日が2日目。今日は朝から晴天に恵まれました。今日は11R優秀の「マドンナカップ」をメインに、二次予選A、B合わせて6個レースで準決勝進出を懸けた激しい攻防が展開されました。「マドンナカップ」は武田豊樹、佐藤友和の88期同期での主導権争いを、市田佳寿浩がひとまくり。連勝で明日の準決勝を迎える。
今日のイベントは荒木実氏、工藤わこさん、宇都宮基師氏による早朝予想会に始まり、6R終了後には地元タレントVS新人レーサーによる「ママチャリエキシビジョンレース」。明日は工藤わこさんと、スピリッツによるトークショーが予定されています。そして何より準決勝! 明日も松山記念から目が離せません。
<5R>
内藤 宣彦選手
5Rからが二次予選B。このレースは渡部幸訓の四角カマシに乗った
内藤宣彦(写真)
が番手絶好の展開をモノにする。
「大敗する訳にいかないし、緊張してたからホッとしましたよ。脚は良いと思うけど、二次予選Bでまだトップと走ってないからね。明日は相手が強いので、どこまで行けるかですね」
2着には篠原龍馬から内藤後位に切り替えた
西村正彦
が入る。
「何とか中でもと思ったけど割れなかった。余裕はあったけど、もう少し待ってからでも良かったかな。実戦の勘がないね」
<6R>
和田 誠吾選手
6Rでは松田孝志が今日もエンジン全開。同期和田誠吾を連れて後続をブッ千切った。勝った
松田孝志
は、「90点の選手がね(笑)。何はともあれ良かったですよ。一回斬った分、良い流れになりましたね。でも、明日はグレードが高すぎて厳しいですよ」と破顔一笑。
追走一杯の
和田誠吾(写真)
は苦笑い。
「昨日は脚が戻ったなんて言ってたけど、あれは撤回します。もう一杯…。言い訳にしかならんけど、本当に強かった」
<7R>
中井 護選手
7Rは乾準一の打鐘先行で番手の
中井護(写真)
に絶好の展開になった。1着にはなった中井だが、「自分だけ準優に乗って申し訳ない。かなり浜口さんが気になって、余裕がなかったですね。乾は打鐘からメイチで行ってくれたのに…」と逃げた乾が4着に沈む結果に言葉が少ない。
乾の押さえ先行で三、四番手を固めた高知コンビには絶好の流れになった。2着の
浜口健二
は、「脚は溜まってたのに、もうひとつ伸び切らんかったね。感じは悪くないのに、成績が物語ってる」と悔しがるが、3着の
浜田光識
は対照的に、「赤板から乾君が押さえに行ったからビックリ。カマシだと苦しかったね。高知の2人には展開が向いた」と準決勝進出に笑顔が絶えない。
<8R>
浜口 高彰選手
8Rからは二次予選Aが始まった。ここは人気の中部コンビがワンツー決着。番手で快勝した
浜口高彰(写真)
はいつもの冷静さ、そして笑顔でレースを振り返る。
「前を取って突っ張るか、引いてカマすかまくるか。吉田は落ち着いて駆けてたし、強かったね。僕は疲れが多少残ってるけど、日に日に軽くなってはいます」
ホームガマシで2着に粘った
吉田敏洋
は、「積極的に駆けそうな相手がいなかったので、自分のペースで行けるとは思ってた。今日も逃げて2着に残れたし、初日は大敗したけど、駆けた感じは悪くなかったですよ」。
地元の
橋本強
は4着で準決Bに回る。
「中部の三番手は競っていたので、斬ったら2車で来ると思ってた。でも踏むのも遅かったし、3車で行かれてしまいましたからね。前回落車した影響か反応が悪い。それに脚もまだ足りないですね」
<9R>
松永 晃典選手
9Rは山内大作の逃げを利す
松永晃典(写真)
が、勝利で好調をアピールした。
「久々の記念で上位相手にどれだけやれるか楽しみにしてました。練習の感じが実戦でかみ合ってきて、良かった時に戻りつつありますね」
早めに巻き返した堤洋は不発に終わったが、
梶応弘樹
が地元の意地で2着に食い込んだ。
「誘導を使って中団の予定だったけどね。七番手から堤がよく行ってくれた。山内と松永の間にもう少し早く入れてたらね」
<10R>
細川 洋選手
10Rは石毛克幸が連日の先行勝負。勝った
細川洋(写真)
は、「石毛は余裕を持って踏んでたし、安心してました。石毛のおかげ、恵まれました」と謙遜しきり。それもそのはず、このレースは吉岡稔真、三ツ石康洋と厳しいメンバーが相手だった。
復調が待たれる
吉岡稔真
は最終ホームから内に詰まる苦しい展開で6着。明日は準決Cへ。
「僕が斬った上を三ツ石が来るかなと思ってたし、たとえ石毛が来ても最終ホームからなら駆けると思ったけど。みんな俺を内に詰めようとレースをするからね。辛いところですよ」
連日逃げている
石毛克幸
は、「モガく距離が短かったけど、粘りもまずまずでしたね。これで僕も先行屋ですね」とにっこり。
<11R>
小倉 竜二選手
最終11Rは全員が準決勝進出の権利を持つ「マドンナカップ」。このレースは予想どおり? 武田豊樹、佐藤友和の88期両者が激しい火花を散らした。これで展開が向いたのは
市田佳寿浩
。これで連勝だが、「展開も絶好だったし、何も考えずに踏めた。展開はどうあれ、あのメンバーで勝ったのは大きい。決勝でも勝てるように…」と早くも明日以降に視線を移す。
水島章
はホッとした表情。
「市田は今日の方がかかってたね。周回中からファンに千切れるな、千切れるなって言われてたので、付いて行けただけで良かったです」
小倉竜二(写真)
が真骨頂の器用さを見せ3着に。
「何も考えず、前々に。武田さんの動きにすかさず付いて行けたし、反応は良いね。やり合って皆フラフラやけど、市田さんだけが脚を溜めとったね」
逃げた
佐藤友和
は、「ファンが喜んでくれたし、武田さんを出させなかったから良かった」。
武田豊樹
は、「勝ち負けだけじゃない勝負もありますからね。僕は自分のタイミングで行けてなかったし、佐藤も強いから厳しかったですよ」と、それぞれレースを振り返る。
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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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