篠原忍選手 |
安定感のある走りで予選を勝ち上がっている篠原忍(写真)。撮影後は先輩から「珍しく真面目な顔してどうした?」とツッコミ。 「前回の小倉の後は、小堺(浩二)君の結婚式もあったので石川にいって、また九州に来ました。今の調子は、悪かった時に比べたら良いですね。腐らないでやってきたからだと思います。まあ、元々腐るようなタイプでは無いですけどね(笑)。初日の相手は関東勢、移籍したから最近多いですね。頑張ります」 篠原を相手に「何します」と作戦を練る鈴木庸之。 「前回の立川は最終日が中止になりましたけど問題ないです。今は静岡に冬季移動していて、そうしたら深谷や浅井さんが合宿していたので、一緒に練習しました。脚が一杯になりました(笑)。1レースは久しぶりですね。朝弱いですけど、頑張ります!」 その鈴木マークは関一浩。 「前回の準決勝は判断ミスですね。しっかり付いていけば問題なかったのに反省です。初日は鈴木君に任せます。付いていくだけですね。相手は篠原(忍)君ですか。ちょっと前までは仲間だったけど、今度は敵ですね(笑)」 |
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佐川翔吾選手 |
前回はらしさを出せなかった佐川翔吾(写真)だが、ここは見直しOKか。 「前回はサドルやハンドルなどセッティングを変えたら、悪くなってしまいました。だから今回は元に戻しました。練習の感じも良かったですし、調子は良いと思います。記念は奈良以来ですが、今度はしっかり自力で勝ち上がりたいですね」 宮城の安部貴之がどう出るかも注目したい。 「明日は自力基本で頑張ります。でも、自力基本だと、ちょっと自在寄りみたいな感じですね、それよりかは自力が多めです。練習は出来ましたし、頑張ります」 着はまとめているが、高木和仁のトーンはまだ上がらない。 「奈良も決勝までいきましたけど、展開が良かっただけですよ。ここまでは普通に練習してきました。(調子は)まだ自分でもよく分かっていないですが、大きなことは言えないですし、まず乗ってみないと分からないですね。(高比良)豪次第では自分が前で頑張ろうとも思っていましたが、初日は頑張ってもらおうと思います」 |
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篠原龍馬選手 |
篠原龍馬(写真)は近況、初戦敗退も目立つ。失敗を繰り返さないためにも、初日のレースに集中する。 「奈良まではちょっと競走も詰まっていましたね。時間的には取れたんですけど、いろいろ忙しいこともあって、そこがどうなるか。初日にうまいこと勝ち上がれないのは、気持ち的に中途半端だから。勝ちを意識しすぎているし、出し切っても負けてしまうこともあるし。でも、初日は同期が相手ですし、うまく展開で走って、頑張るだけですよ」 89期対決の五日市誠も近況は大敗が続いている。悪い流れを払拭できるか。 「松阪のあとは地元で練習してきましたよ。外で乗り込んだり、パワーマックスで練習したり。雪は昨日からすごい降りましたけど、影響はなかったです。冬季移動は正月開催を走ってから行こうと思います。最近は変に自分から流れを作ろうとし過ぎて失敗しているんですよね。良かった頃はそんなことを考えていないで、流れに逆らわずに仕掛けていましたから。初日も流れに応じて走りたいと思います」 |
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阿部康雄選手 |
昨年の覇者・阿部康雄(写真)が4レースに登場。44歳のベテランは当地との相性の良さに賭ける。 「前走後は普通にいつも通りに練習してきました。ちょっと雪が多かったのもあって、もう少し乗りたいというのはありましたけどね。(昨年は優勝だが)まぐれは、そう何回も続かないでしょ(苦笑)。成績もそうですけど、イマイチ踏めていないですね。初日は山田(義彦)君に付いていくだけだし、好きに走ってもらいます。久留米で連係はあります。結局は自分次第ではあるんですけど、ここは相性は良いですからね」 競輪祭で久々のGI出場を果たした高城信雄。ここも4回転で挑む。 「前回の京王閣から中2日だったので、疲れを取る感じで来ましたよ。競輪祭では感じるものがたくさんありました。やっぱり出ることはなく、出続けないといけないですね。調子は変わらず、いつも通りですね。4回転はまだまだですよ。一戦一戦、大事に走っていくだけです。佐世保は2回目ですけど、けっこう前だったので初めて来たような感じですね」 |
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遠澤健二選手 |
ベテラン・遠澤健二(写真)は同県の後輩に任せて勝ち上がりを狙う。 「練習は普通通りにやってきましたよ。調子自体は悪くはないんですけどね。自分で動けないと、どうしても展開次第ということになってしまいますから。上野(真吾)君とは練習もしているし、強いのは分かっていますよ。連係は1回ありますが、けっこう前だったし、その時はカマシ不発だったんですよね。今は強いし、任せていけばチャンスはあると思っています。最後は上野君を抜けるように、頑張りたいです」 バック本数20本を数える上野真吾はここも主導権取りか。 「伊東の後も練習はいつも通りにやってきました。佐世保は前回来た時はダメだったので、分からないですね。いつも通り、先行で頑張ります」 63日間の負傷欠場から復帰4戦目の稲吉悠大。今年最後のG戦で復調をアピールしたい。 「鎖骨骨折で復帰してから、少しずつですが良くはなってきましたね。前回(高松)の準優勝は前がごちゃついてくれたからですよ。初日の相手はバック本数が20本ですから、いろいろ考えて総力戦でいきたいですね」 |
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石橋慎太郎選手 |
なかなか本来のスピードが甦らない石橋慎太郎(写真)。今開催でキッカケを掴めるか。 「ちょっと体調を崩したのもあって、ギリギリ間に合った感じですね。練習は全然出来ませんでした。動きは自分の中では少し戻ってきたかなというのはありますけど、全然まだまだです。自分でもよく理由が分からないんですよ。佐世保は以前、記念の準決勝で落車しましたが、そこまでイメージは悪くないです。頑張ります」 大谷靖茂の自力に一発の匂いが漂う。 「前回(名古屋)は地元で頑張ることが出来たので良かったと思いますね。佐世保はA級の時によく走りました。3~4回は走っていると思いますよ。頑張ります」 |
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鈴木裕選手 |
鈴木裕(写真)は競輪祭での経験を活かして今シリーズに挑む。 「練習もしっかり出来ているし、大丈夫だと思います。2週間くらい開きましたし、普通に頑張ってやってきた感じですよ。けっこう量も多くできましたし、ちょっと戻ってきている感じもありました。競輪祭は格の差を感じましたね。でも最初は、こんなもんでしょう(苦笑)。上のクラスの選手は強かったし、良い経験は出来たと思います。佐世保は初めてです。今回はメンバーが強いですけど、まずは決勝までいきたいです。諦めずに頑張るだけです!」 その鈴木を追走するのは宮倉勇。 「鈴木君とは相性が良いんですよね。前回一緒だった時は初日が1着2着で、最終日が2着3着でした。バッチリですよ(笑)。必ず勝負所で仕掛けてくれますしね。自分は援護するだけ。それでしか、前を走る選手に応えることが出来ないですから。ただ勝つだけではなく、しっかり援護して勝つ、そこが大事です」 |
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野田源一選手 |
予選のラストカードに登場するのは抜群のレース運びで1着量産する野田源一(写真)。前回も優勝しており、G戦線での活躍も期待される。 「前回は優勝しましたけど、展開がはまっただけだとは思います。初日も2日目も脚を使えていなかったですし、持ち味が出せなかったです。この開催が今年最後なので、気持ちを引き締めて頑張りたいと思います」 井上嵩と岡光良の若手埼京勢が野田に待ったをかけられるか。 井上嵩は「練習の感じは良かったですよ。でもまだレースで出ていないですね。4回転は長塚(智広)さんのアドバイスで、前回から使い出しました。あとは気持ちの問題ですね。ちょっとノミ心(ノミの心臓)なので。でも4回転にして考えずに走ったら楽になって来ましたし、良くなってきているとは思います」 岡光良は「井上君との連係は初ですね。すごいダッシュのイメージがありますよ。(近況の好リズムは)一回失格して点数が98点くらいになった時に必死になったら、ここまで流れが変わってきた感じです」 |
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木暮安由選手 小川勇介選手 |
ここから主力級が激突する初日特選3個レースがスタート。 前回の広島記念から連戦となる木暮安由(写真)。好調のまま、今回も1着量産なるか。 「前回のピンピンピンはまぐれですよ(笑)。疲れは大丈夫だし、それよりも調子が良いですからね。今回も走れると思います。頑張ります!」 競輪祭で落車した小川勇介(写真)は気持ちを切り替えて臨む。 「その前の落車は腕の骨折で、そっちはようやく良くなってきましたけど、前回は首でした(頭部打撲と頚椎捻挫)。もう大丈夫です。むしろ休養に充てることが出来たので、逆に良かったと思っています。練習は1週間くらい前から出来ました。園田さんと永田隼一君、松尾信太郎君たちとバッチリ練習しました。頑張ります」 小川マークの松本大地は「小川君がしっかり仕掛けてくれれば、僕はそれに付いていくだけですよ」 今年ブレイクした一人の藤木裕は「競輪祭の後は普通にいつも通りの練習をしてきました。(状態は)分からないです。いつも通りに頑張ります」 |
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大塚健一郎選手 松岡健介選手 |
前回の伊東記念は途中欠場に終わった大塚健一郎(写真)。地元地区の記念で今年のラストを飾りたい。 「前回は腰が限界でしたね。今回はしっかりとケアをしてきたし、バッチリですよ。初日は(坂本)亮馬がいるので、任せていくだけです。前回が悪かったので、その分も今回は頑張ります」 調子が気になる坂本亮馬だが「まだまだですね。広島から中2日なので、そこまで前回と変わらないと思いますし。位置を取って勝負します、頑張ります」 小倉FI優勝の松岡健介(写真)。好調キープのまま、今開催の活躍に期待。 「疲れはないですよ。佐世保は2回目で、確か共同通信社杯で来た時以来ですね。明日のギアは92にします」 同じく近況好調の伊原克彦は「練習は天気が悪くてそんなに乗れてはないんですけど、問題はないと思いますね。自分的には感触は変わっていないんですけど、成績は良くなってきています。佐世保は2回目ですけど、冬場に走るのは初めて。一走一走、自分のレースで頑張ります」 京王閣から連戦の友定祐己は「中2日ですけど大丈夫です。走りたかったので、嬉しい追加ですよ(笑)。どこが悪かったのか分かりましたし、いつも通りに頑張りますよ」 菊地圭尚は「いつも通りの自力自在戦です。雪もすごいので、今は冬季移動で大垣に来ていて、そのまま来ました。ギアは静岡から4・08とかいろいろ試しているんですよ。今は92でいきます。あたりはついてきていますね」 |
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井上昌己選手 山田英明選手 |
最終レースには地元の井上昌己(写真)が登場。メモリアルの節目勝利もかかっているだけに、期待の一人だろう。 「そうなんですか、199勝なんですね、知らなかったです(笑)。前回から乗り込んで、バンクには18日、19日の2日間入りました。普通ですね。初日は(山田)英明に任せていきます。連係は何回かありますけど、強くなってからは初めてです。勝手に強くなりましたね(笑)。199勝なら、決めてスッキリしたいです」 前を任された山田英明(写真)は「自分なりに問題なく、練習も出来ました。仕上がっているかは分からないですけど、僕なりの考えで来られたと思います。練習はいいけど、レースになるとダメなことが多いので、FIだけでなく今回も頑張りたいです。考えてレースしたいですね」 村上博幸は稲川翔に前を任せる。 村上博幸は「前に付いた時は徹底先行の時だったけど、翔とは自転車のことでよく喋ったりもしますし、最近は自在の走りを磨いていますよね。任せていきます」 前回の平塚Vから佐世保入りの稲川翔は「中3日なので軽くバンクに入る程度で、休養をメインにしてきました。佐世保はあまり走っていないですけど、頑張ります」 東は桐山敬太郎と明田春喜が初タッグを結成。 桐山敬太郎は「平塚を走ったので疲れは多少ありますけど、いつも通りに。今年最後のレースですし、きっちり結果を出していきたいと思います」 明田春喜は「広島から中2日なので福岡に来て疲れが取れるようにマッサージなどしてきたので大丈夫です。連係は初めて。今は自転車に乗る気持ちが良い感じです。今回も頑張ります」 |
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