[1]小嶋 敬二(石川・74期)
「良い年だったと思えるようにグランプリを走りたい。年間34勝という目標は福井記念で達成し、グランプリ出場も6月(高松宮記念杯優勝)に決めていたので、新たな目標を年間勝率5割にした。丁度グランプリを勝つと勝率5割、賞金も1億を超えるので節目としたい。初めてグランプリに出場したときはバックで捲くられたので、今回はせめて最終4コーナーまでは車券の対象となっていられるようにしたい。自力型が多く、自分で動けないと勝てない今の競輪を象徴しているメンバーだが、勝てるように自分でよく考えてしっかり走りたい」
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[2]小野 俊之(大分・77期)
「今年前半は体調や自転車のセッティングが噛み合わないところもあったが、ここに(グランプリの舞台)いるのである程度結果は残せた1年だったと思う。今年1番のレースは全日本選抜の準決勝だと思う。佐世保の落車で肩は痛いが、逆に力みが抜けていい。あまり練習はしてこれなかったが、脚的には戦える脚に仕上がっている。作戦は村上さんの番手にいく。ファンには1着で通過するところを見て欲しい」
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[3]吉岡 稔真(福岡・65期)
「今年は満足できる年だった。4年振りにグランプリに出場できて嬉しい一言に尽きる。今年1番の思い出のレースは、強いて上げればダービーの準決勝。佐世保の後、練習は予定通り気持ちよくできた。自力という作戦は変わっていない。みんな普段とは違う精神状態で走っていると思うので、仕掛けをよく考えたい。ただ、(単騎なので)気楽には走れると思う」
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[4]伏見 俊昭(福島・75期)
「GIでは結果を出せなかったが、安定した結果を残せたのでいい1年だった。オールスターの決勝に乗って賞金でのグランプリ出場を当確させたので、10月からここに向けて練習メニューを組んだ。12月30日にピークが来るように仕上げた。去年、今年の記念の成績を考えれば、京王閣は相性のいいバンクだと思う。同県3人で並べるが、1番前なので責任は重大。ただ、信用できる2人が付くのでライン的には厚い。他のメンバーから比べればやり易いと思う」
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[5]佐藤慎太郎(福島・78期)
「色々な事があった1年だったが、最後にグランプリに乗れたのは大きい。僕が岡部さんにお願いする形で伏見さんの番手を走る。初出場は1人なので緊張しているが、リラックスして走りたい。ただ、前検日から2日空くのでいつもの開催と違うので勝手が分からない。普段から伏見さんに付いていけばいいですね(笑)。しっかりゴール前まで付いていって、自分の仕事をしたい。ガッツポーズの練習はしてきた」
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[6]山田 裕仁(岐阜・61期)
「今年前半はいいスタートを切れたが、後半はよくなかった。今年後半は決勝にも乗れなかったので、納得はしていない。松山は成績以上に調子は上がってきていたと思う。昨年のグランプリ並みには仕上がっている。京王閣はバンクレコードを出した所なので走りやすい。自分の着は小嶋君の走りで決まってくる。賞金王もかかっているが、勝っても2億円を超えるのは自分か村上君だけ。競艇の賞金王決定戦が終わったが、比べると少し寂しい気もする」
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[7]岡部 芳幸(福島・66期)
「今年は絶好調と最悪の両方を味わった。後半落車が続いたが、その間自分の競走を見つめ直した。ケガの後の佐世保は期待と不安があったが、思った以上の出来だった。今はそれ以上の出来に仕上がったと思う。グランプリは福島の3番手を回りたい。グランプリは1番権威がある競走だと思う。ファンにはその1番の競走を見てもらいたい」
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[8]村上 義弘(京都・73期)
「それなりに自分のレースができた1年だった。オールスターの決勝で、先行でタイトルを取るという目標も達成できた。松山の前にだいぶ乗り込み疲れていたが、いい結果を出せた。松山の後は疲れを取ることに専念してきた。賞金王はチャンスがある限り目標にしてきたが、自分のレースをすることだけを心掛けてきた。このメンバーの中で一番才能がないと思うが、コツコツと努力してきた。この姿勢をファンに見てもらいたい」
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[9]太田 真一(埼玉・75期)
「今年調子が良かったのは7月、8月の2ヶ月しかなかったが、その中で勝ててここに来れたことを栄光に思う。松山の前に乗り込み、松山付近で大宮バンクに入ってバンク練習、その後競輪学校で仕上げてきた。作戦は変わっていない。村上さんの3番手から競走を進めたい。主導権は村上さんが取ると思っているので。仕掛けはレースの流れの中で決めたい。最後に1着なるように走りたい」
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