『第62回オールスター競輪(GI)レポート』 初日編

配信日:8月14日

 夢の競演の5日間。名古屋競輪場で「第62回オールスター競輪(GI)」が、8月14日に始まった。初日メインの「ドリームレース」では、脇本雄太がファン投票1位の期待に応えて勝ち切った。脇本を含めた上位5着までの選手が、3日目の「シャイニングスター賞」にコマを進めた。15日の2日目は、残りの一次予選と「オリオン賞」で勝ち上がりが争われる。
 本場では開催中の毎日、先着入場者500人様に「オールスター競輪オリジナルマフラータオル」をプレゼント。日本競輪選手会愛知支部が接客する「ふとももカフェ」、味噌串カツ、唐揚げなどの名古屋メシのグルメカー出店などを行っています。また、15日の2日目には、「CHERRSEE」のミニライブ、山口幸二さん、内林久徳さんのレース展望、山田裕仁さんの予想会なども予定されています。名古屋競輪場では様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。ぜひ、本場へ足をお運びください。

第62回オールスター競輪が名古屋競輪場で開幕
第62回オールスター競輪が名古屋競輪場で開幕
敢闘宣言をする高橋和也選手
敢闘宣言をする高橋和也選手
30回連続出場で表彰を受ける神山雄一郎選手
30回連続出場で表彰を受ける神山雄一郎選手
アルテミス賞出場7選手
アルテミス賞出場7選手

ドリームレース レース経過

 見合ったスタートから脇本雄太、三谷竜生が誘導員を追う。内から浅井康太が3番手に入ると、脇本-三谷-村上義弘-深谷知広-浅井-新田祐大-平原康多-清水裕友-山崎賢人の並びで周回を重ねる。
 隊列に変化のないまま赤板ホームを通過。深谷が徐々に前との車間を切ると、6番手以降の単騎4選手は動けない。前受けの脇本は打鐘前2コーナーから誘導員を下ろすと、4コーナーから深谷が一気のカマシ。深谷に離れてしまった浅井は口が空いた三谷をキメて3番手に入る。深谷の番手に入った脇本はバックまくりで快勝。浅井が離れながらも脇本を追いかけたが、2コーナーから仕掛けた新田をはじめ、単騎の4選手が外を強襲し、新田を交わした平原が2着、まくった新田が3着に入った。

<1R>

和田健太郎選手
和田健太郎選手
 赤板の2コーナーで坂本貴史が押さえてところを松井宏佑が素早い反応で反撃に出る。合わされながらも松井は最終ホームで出切り、和田健太郎(写真)が続く。3番手は飛び付いた坂本と成清貴之でもつれる。山本伸一のまくりを止めた和田が、松井を交わした。
 「(松井は)強いですね、普通なら(仕掛けるタイミングを)見送るのかなってところを踏んでいってる。坂本君は自分のところが無理でも、成清さんのところで併走しようとしているのかなっていうのがあった。でも、(踏み勝った)成清さんが後ろにいたから、自分は(山本のまくりを)もっていけた」
 GIデビューでも臆することなく攻めた松井宏佑が、先行策で和田とワンツー。内容のある走りで3日目の二次予選に勝ち上がった。
 「もっといい感じでいければ、ラインの3車で成清さんまで連れ込めた。自分はすぐに(仕掛けて)行く能力が高いって、先輩に言われてるんで、そういうところを大事にして走っている。どんな展開になっても主導権は取るつもりではいた」

<2R>

山田庸平選手
山田庸平選手
 稲毛健太を警戒しながら、金子哲大が打鐘手前で主導権を握る。しかしながら、稲毛もその上を叩きに出て、最終ホームでは両者で踏み合い。別線の坂本亮馬を制した山田庸平(写真)は、2コーナー過ぎから仕掛けて、まくり展開をモノにした。
 「展開が向いたし、外をしっかり仕掛けてチャンスをモノにできた。稲川(翔)さんだったり、単騎の(坂本)亮馬さんもいて、引き切るのが遅くなってしまった。ただ、(調子は)前回に続いていい。(2日目はレースがなくて)休みが欲しかったんで良かった(笑)」
 金子の余力を見極めた杉森輝大が、稲毛に切り替える。芦澤大輔は最終4コーナー手前で外の松岡健介を弾いて、2着に追い込んだ。
 「難しかったと思うけど、スギ(杉森)が(最終)バックで判断してくれた。3番手の気持ちを考慮してくれて、自力を出してくれた。自分はそのおかげです。3番手を余裕をもって回らせてもらった」

<3R>

松谷秀幸選手
松谷秀幸選手
 柴崎淳が赤板で後ろ攻めから上昇する堀内俊介の動きに合わせて、中団取りに動く。前受けから7番手まで下げた小松崎大地は打鐘から反撃に出るが、車間を空けながら外を張ってけん制した柴崎が最終ホームから好回転でまくる。坂口晃輔は連結を外してしまい、小松崎を2コーナーでどかして切り替えた松谷秀幸(写真)が粘る柴崎をゴール寸前でとらえた。
 「柴崎君がすごいスピ―ドできたので対応できませんでしたね。そのあとの判断も難しかった。堀内に追わせていくか切り替えるかで悩みましたけど、3着権利だし後ろに海老根(恵太)さんもいたので。最後は差し切れたし、脚は悪くないですね。ここ最近はずっと流れが悪くて心が折れそうだったけど、気持ちだけは切らさずに練習してきた成果が出ました」
 惜しくも2着の柴崎淳だが、強さが際立つレース内容で沸かせた。
 「あそこで(小松崎に)来られたらかぶってしまうので。その前のジャンで来れば叩き合いになるか、出切ってもすぐに巻き返そうとは思っていました。しっかりと練習はやってきた。後ろが離れているのはわからなかったし、(坂口と)決まったと思ったら違いましたね」
 柴崎に離れてしまった坂口晃輔は、懸命のリカバリーで一次予選を突破した。
 「やってしまいました…。アツさん(柴崎)が仕上がっていたのはわかっていたけど、想像以上のスピードだった。もうホンマに瞬間移動でした。でも、その後は和田(圭)さんに切り替えて、バックで(前に)1、2、3って数えてまだチャンスはあるって。自分の調子が本当に悪かったらリカバリーもできていないし、トータルでなんとか戦える状態ではあると思います」

<4R>

井上昌己選手
井上昌己選手
 赤板前に中団から動いた松川高大を前受けの長島大介が突っ張って出させない。前団がもつれたところを野口裕史が打鐘前に叩いて主導権を取る。野口はハイペースで飛ばし、中団に長島、松川が7番手で最終ホームを通過。態勢を立て直した松川が好スピードでまくって前団に迫る。そのスピードをもらった井上昌己(写真)が外を鋭く伸び切った。
 「松川君はバックを踏まずに、追いついた勢いのまま仕掛けてくれた。自分の調子も悪くないのかな。最近は自力の番組が多いので、脚が鍛えられているんでしょう(笑)」
 持ち味の先行勝負で出し切った野口裕史は3着で二次予選進出を果たした。
 「走る前は(緊張感で)ちょっとフワフワした感じだった。それでも、発走機に行けば、やってやるって感じで気合が入った。先行してホーム、バックを取れたことでとりあえず任務遂行かなと」

<5R>

山田久徳選手
山田久徳選手
 先頭に立った鈴木竜士を赤板2コーナーで押さえた山田久徳(写真)は、中国コンビに続いた単騎の成田和也まで受けて4番手をキープする。6番手に鈴木を置いて、山田は先まくりを敢行。逃げる取鳥をとらえて1着。
 「鈴木君は(来るのが)遅めだったら、先行する気だと思った。そしたら早めだったんで、しっかり叩いてから(別線を)待とうって。向かい風が味方をしてくれたのもあるけど、調子もいいと思います。(最近は)ずっと感じがいい。前回も失格したけど1着(1位入線)だった。そのあとも結構、練習しました」
 「(山田)久徳のレース運びがうまかった」と、2着の稲垣裕之は後輩をたたえる。
 「最後まで力強いまくりだった。自分は桑原(大志)との併走で動きが気になった。桑原さん、成田君は細かい動きがあるんで、そこを通過する時にね。脚の感じは悪くない」

<6R>

渡邉一成選手
渡邉一成選手
 後ろ攻めから上昇した佐々木豪が赤板で誘導の後ろに収まったが、根田空史が叩いて打鐘を迎える。7番手から中団に追い上げた渡邉一成(写真)が佐々木を内に押し込んでから齊藤竜也をすくう。最終ホームで3番手の位置を取った渡邉が間合いを取りながら2コーナーからまくる。根田の抵抗を力でねじ伏せると、そのまま後続を突き放して快勝した。
 「(打鐘過ぎに)内が空く感じがしたので。あそこが僕の勝負どころかなって思いました。あとは空いたらそのまま内へもぐろうと思っていましたけど、単独で3番手の位置が取れた。でも、あのままあそこにいても根田のペースにはまると思って、強引にでも出切ってしまえばなんとかなると思って仕掛けました」
 渡邉マークの大槻寛徳は離れてしまい、佐々木が不発の窮地に湊聖二が必死に外を踏むと空いた中のコースを池田良が突っ込んだ。
 「湊さんがバックを踏まずに前へ踏んでくれたおかげ。佐々木君も前々に踏んでくれましたから。自分はたまたまコースが空いてくれて。自分に外を踏む脚があればいいけど、ないですから。ほんとたまたまですよ」
 3着には逃げた根田空史が粘って二次予選への切符をつかんだ。
 「(打鐘過ぎに)中団がもつれたのがわかったので、あえて内を空けて誘う感じで。でも、風が強くてキツかったですね。内藤(秀久)さんが仕事してくれたおかげで残れました。前々回の川崎から使っているフレームの特性でまくられたあとも踏めましたね」

<7R>

椎木尾拓哉選手
椎木尾拓哉選手
 後ろ攻めから赤板過ぎに先頭に立った近藤隆司を野原雅也が打鐘前に押さえる。近藤隆司がすんなり中団に収まり、前受けの松本貴治は7番手まで下げる。3コーナーから巻き返した松本は中団の外で苦しくなり、最終2コーナーで失速。最終バック手前からまくり出た近藤を再三のブロックで止めた椎木尾拓哉(写真)が直線で鋭く追い込んだ。
 「野原君が頑張ってくれました。後ろの村田(雅一)さんも含めて、ラインで勝ち上がりたかった。できる限りの仕事をしたつもりだけど、もっといいレースができるようになりたいですね」
 渡部哲男は、目標の松本が不発の展開から最後は外を伸びて2着に。
 「キツかった。内に降りようとしたけど、ゴチャゴチャしている感じだったし、バックも踏みたくないので、コンリュウ(近藤)のケツを追う感じで踏みました。なんとか(2着)に届いて良かった」

<8R>

大森慶一選手
大森慶一選手
 阿竹智史を押さえて出た山崎芳仁が先行態勢に入るが、高橋和也も巻き返す。近藤龍徳が連結を外して、1車になった高橋を最終1センターで山崎が受けて追いかける。車間を詰めた山崎が直線の入り口で高橋をとらえると、大森慶一(写真)が中のコースをシャープに伸びた。前々回の平塚FIでS級初Vを飾り、今度はGI初勝利も挙げた。
 「山崎さんが頑張ってくれた。そのおかげで、自分にもチャンスがありました。GI(の1着)は初めてです。ホッとしました。ただ、必死すぎて後ろがどうなってるのかは、わからなかった(笑)」
 「むちゃくちゃ風が強かったけど、やるしかないなって」と、先行の腹をくくっていた山崎芳仁は、1車の高橋を受けて冷静な立ち回りでラインを上位独占に導いた。
 「(周回中に)中団を取ったんで、あそこで出させても(高橋)和也も駆けない可能性もある。(だから先行しようと思ってたけど)1車っていうのがわかった。合わせられたけど、1車ならと思った」

<9R>

吉田拓矢選手
吉田拓矢選手
 打鐘では一本棒の7番手に置かれた吉田拓矢だったが、2センターから踏み込むと不破将登をとらえて主導権を奪取。稲村成浩は離れるも、番手の木暮安由がきっちり追い込んだ。
 「(吉田)拓矢とこういう舞台でワンツーを決められて良かった。これからのGIでも決まっていくと思う。出切ってからちょっと焦ってたけど、ペースに入れ直した感じだった。(吉田は)本当に強かったですよ。余裕は全然ないですよ」
 不破に合わされた吉田拓矢(写真)だったが、叩き切ったスピードが光った。
 「(周回中は)本当は中団が良かったけど、(スタートで)周りが出る感じじゃなかった。でも、周りが動いてくれて、自分にタイミングが生まれましたね。出切ってからは落ち着けたし、木暮さんと決まって良かった」

<10R>

岩津裕介選手
岩津裕介選手
 打鐘で主導権を握った岩本俊介が、宮本隼輔を合わせて逃げる。岡村潤のけん制もあって、宮本は最終3コーナーでいっぱい。宮本マークの岩津裕介(写真)が、4コーナー手前から踏み込んで1着。
 「宮本君もいい感じで踏んでいたけどね。岩本君は前半ならトップクラスの脚をもっているし、岡村君もうまい仕事をしていた」
 岩津との伸び比べに2着も岡村潤が、岩本と二次予選に勝ち上がった。
 「打鐘で北津留(翼)君を叩くまでは予定通りだった。あそこからは岩本君の掛かり次第ですからね。でも、自分も少しはブロックできたかなと」

<11R>

平原康多選手
平原康多選手
 周回中、単騎の4人が6番手以降に位置して、赤板を通過しても隊列は崩れない。前受けの脇本雄太は、赤板の2コーナーで誘導を降ろして先行態勢を取る。が、4番手の深谷知広が打鐘の4コーナーで仕掛ける。浅井康太は深谷に遅れて、出切った深谷の番手に脇本が入る。脇本が最終バック手前から番手まくりでファン投票1位に応えた。
 「恵まれました。レースのなかで自分が味わったことのない展開だった。自分が前受けでジャンまで(別線が)来ないっていうのはまずないですから。(打鐘の2)センター前くらいからは、自分のペースでリズムをつくろうと思った。相手を見てじゃなくて、自分で動いてと。トップスピードの出し合い。自分のもっているトップスピードをどこで出すかっていう感じでした。自分では距離を踏めると思ってるんで、(深谷に行かれたあとも)巻き返しはできるっていうのはあった」
 6番手の新田祐大がまくり追い込む。新田を追った平原康多(写真)は、直線で外に持ち出し2着に伸びた。
 「もろスピードレースになりましたね。自分はそれに対応できた。(新田が行ったんで)様子を見て、最後まくり追い込んだ。いままでだったら(新田を)抜けてないと思う。自転車が体になじんでいい方向にいっている。このレベルの選手と1走して自信になった」
 まくり追い込みで前団に迫った新田祐大だったが、脇本までは遠かった。
 「残りの2周くらいからは、深谷と脇本の戦いになるなっていう雰囲気があった。自分は様子を見て仕掛けるタイミングでと思った。そしたら深谷がひとりでいって、脇本が番手にはまってた。1車ずつ追い抜いていくような形になって、なかなかスムーズには行けなかった」

2日目

<7R>

吉澤純平選手
吉澤純平選手
 前回の奈良FIから2週間以上空いた吉澤純平(写真)は、新車で臨む一次予選に照準を絞る。
 「前のフレームは2年くらい乗ったんで、今回から新車にしました。サイズとかは変えてないですね。もちろん、決勝に乗りたいですけど、まずは一次予選。そこがすべてだと思ってやります」
 小川真太郎は、前々回の川崎、前回の高知とFIシリーズを連続優出。コンディション的には悪くなさそうだ。
 「徳島では太田(竜馬)君、原田(研太朗)さんが仕上がっているけど、自分も調子は上がっている。(一次予選は)難しいけど、うまく考えて走りたい」

<8R>

南潤選手
南潤選手
 金子貴志は地元シリーズのGIにも舞い上がることなく、例によって淡々としたもの。
 「やっぱり地元地区のGIだからモチベーションは高いです。練習の方もしっかりできたと思うし、楽しみですね」
 今シリーズがサマーナイトフェスティバル以来となる南潤(写真)は、練習で好感触を得て納得の仕上がりだ。
 「練習自体はいい感じです。自信っていうことではないけど、手応えみたいのはあった。それをしっかりレースで出せれば。別府(サマーナイトフェスティバル)も感じは悪くなかった」

<9R>

長澤彩選手
長澤彩選手
 ファン投票による8位から14位の選手によってガールズコレクション2019名古屋ステージ「アルテミス賞」が行われる。ホームバンクの大舞台に長澤彩(写真)は、一段と気持ちを込める。
 「仕掛けるタイミングを逃さないように、しっかりと見極めていきたいです。地元なんで一番気合が入ってます。ここに向けてピークをもってきたので、(状態は)前回よりもいいと思います」
 前回の玉野を逃げ切りVの奥井迪だが、近況の決まり手はまくりも五分以上につけている。
 「8月に入って体調も崩してないですし、去年の夏に比べたら(コンディションは)いいです。サマーナイトフェスティバルは調整ミスっていうのか、出し切れなかった。それでいまは、いろいろやっているところです。まくりが多くなって納得はしていないですけど、葛藤みたいなものはないです。自力を出して勝てるようにっていう思いが強いです」

<10R>

吉田敏洋選手
吉田敏洋選手
 直近の3場所は途中欠場も含めて乱調ムードの吉田敏洋(写真)は、シリーズを見据えて単騎を選択した。
 「僕はマーク屋じゃないし、(3日目のシャイニングスター賞に)1着権利っていうのもある。単騎で思い切って。暑い時期で練習を無理してはやれないんで、まだ調子が上がり切ってる感じはない。走っていくなかで上積みができればいい。選手生活20年目で、自分が学んできたことがある。それを生かせればと思っている」
 前回の高知FIでは229着の古性優作が、修正点をあげてこう言う。
 「前回の高知ではペダリングを変えた。でも、それが良くなかったので戻します。諸橋(愛)さんが付いてくれるので、ラインで決まるようにっていうのはある。いつも通り1着を目指すだけ」

<11R>

太田竜馬選手
太田竜馬選手
 郡司浩平は6月の高松宮記念杯の初日に落車に見舞われ、今シリーズで復帰を果たす。およそ2カ月ぶりの実戦が注目される。
 「少し余裕をもってやってきたんで、怪我する前くらいまでは戻ってるかなと。モガけるようになってから半月くらいですね。ただ、久しぶりなんで、やっぱり走ってみないと」
 今期一発目の地元、小松島記念を完全Vで制した太田竜馬(写真)は、サマーナイトフェスティバル581着、西武園記念1242着を経て中8日で名古屋入りした。
 「小松島のあとだったんで、別府(サマーナイトフェスティバル)は疲れてましたね。西武園記念はそこまで悪くなかった。そのあとはウエートトレーニングとかも(疲れが)残らないようにやって、まぁまぁ仕上がっていると思います」
 サマーナイトフェスティバルで落車を喫した新山響平は、復帰した前回の弥彦FIを851着。
 「落車の怪我は大丈夫だと思う。弥彦は調子がどうこうじゃなくて、気持ちですね。気持ちで負けていた。(ナショナルチームでのトレーニングで)自分でも気づかないうちに上積みをしているみたいで、周りからはダッシュが良くなったって言われます」