『第64回オールスター競輪(GI)レポート』 初日編

配信日:8月11日

 夢の競演、今年は6日制のナイター。いわき平競輪場を舞台に「第64回オールスター競輪(GI)」が、8月10日に幕を開けた。初日のメイン、ファン投票により選ばれた「ドリームレース」は、新田祐大、脇本雄太の東京五輪組を抑えて清水裕友が制した。11日の2日目には、一次予選1、2と「オリオン賞」。「ガールズケイリンコレクション2021いわき平ステージ」では「アルテミス賞」が一発勝負で行われる。
 新型コロナウイルス感染症の拡大による福島県へのまん延防止等重点措置の適用を受けまして、今シリーズは無観客での開催となりますので、ご理解をお願いいたします。テレビ、インターネット中継などでの観戦をお楽しみください。

ドリームレース レース経過

 初手は新田祐大-佐藤慎太郎-守澤太志、松浦悠士-清水裕友、深谷知広-和田健太郎、脇本雄太-平原康多の並びで落ち着き、周回を重ねる。
 4番手から先に動いて切った松浦を深谷がすかさず叩いてハイピッチで駆ける。後方8番手で様子を伺っていた脇本は打鐘の2センターから反撃に出るが、車はほとんど進まず不発。3番手の松浦、6番手の新田も最終バックから仕掛けようとするが、外に浮いてしまう。松浦の内を進出した清水が3番手から南関コンビを直線で鮮やかに抜き去った。深谷の先行をフルに利した和田が2着。佐藤がしぶとく3着に入った。

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<1R>

池田憲昭選手
池田憲昭選手
 7番手に引いた町田太我は、赤板の2コーナーで大外から反撃を開始。合わせて踏み上げる山田久徳を打鐘の4コーナーで叩いて主導権を奪う。町田に阿竹智史、池田憲昭(写真)と中四国3車で出切り、山田は4番手に収まる。最終ホームから仕掛けた和田真久留は不発。中四国3車の勝負は、3番手の池田が外を追い込んでゴール寸前で阿竹を交わした。
 「前の2人(町田、阿竹)が強かったんで、僕は付いているだけでした。無風で回れたのが大きかった。山田君も脚を使って取った4番手だったんで、そんなに来られないかなと。脚は問題ないです」
 ラインを上位独占に導いた町田太我は、GI初出場でもケレン味のないスタイルを貫いて3着に粘り込んだ。
 「先行したいと思ってた。前を取って突っ張りたかったけど、菅田(壱道)さんに取られてしまったんで慌てました。(7番手に引いてからは)自分のタイミングで行きました。出切るまでに脚を使ったので、そこが反省です。(脚は)キツかったし、暑いんで暑さにやられている感じがある」

<2R>

小松崎大地選手
小松崎大地選手
 赤板の2コーナー過ぎに先頭に立った脇本勇希の先行策。松本貴治が4番手に入り、小松崎大地(写真)は車間が空いた7番手で最終ホームを通過する。バックからまくりを打った松本は、なかなか進まない。番手の稲川翔に絶好の流れだったが、小松崎がまくり追い込みで突き抜けた。
 「バンク特性もあるんで、しっかりと慌てずに。緩んでいたら先行する気持ちもあった。(初日の)2レースだったので、前のレースの情報がないなかで自分の力を信じて届くと思って仕掛けた。(前回からは日にちが)空いていたので、計画的にトレーニングができた。師匠の岡部(芳幸)さんや練習仲間がサポートして盛り上げてくれた」
 目標の脇本がレースをつくり、流れが向いた稲川翔はハンドル投げも小松崎に屈して2着。
 「(脇本)勇希の力を出すレースをと。その通りになったけど、もっと自分がなにかしらできた。勇希は緊張していていつもの力を出せてなかったのかも。もっと強いはず。そこは僕がなんとかしないと。現状のベストで来ているつもり。なにも言い訳できない状態です」

<3R>

長島大介選手
長島大介選手
 7番手から巻き返した松井宏佑が、打鐘の4コーナーで主導権を奪って駆ける。3番手の萩原孝之は付いていけず、松井、鈴木裕で出切り、長島大介(写真)が3番手になって最終ホームを迎える。鈴木が逃げる松井と車間を空けて、3番手の長島も態勢を整える。取鳥雄吾のまくりにかぶった長島だったが、直線でコースが開けると突き抜けた。
 「取鳥君が来ていましたけど1車でしたし、鈴木さんも車間を空けていたので大丈夫かなと。全部見えていましたし、余裕はあった。でも、大事にいきました。ラインで決めたかったけど勇気がなかったですね」
 松井の番手で好展開が巡ってきた鈴木裕は、長島の強襲に2着。
 「後ろに長島君に入られたのがわかったので、車間を空けたんですけどね…。松井も掛かっていたし強かった。でも、風が強かったですね。欲を言えば2人で確定板にのりたかったですけど、難しかった」

<4R>

根田空史選手
根田空史選手
 近畿勢が主導権を握り、隊列は一本棒。7番手に置かれた根田空史(写真)は、ペースが緩んだ打鐘の3コーナーを見逃さず一気に踏み出す。中村浩士が連結を外して1人になった根田だが、そのまま押し切った。
 「近畿勢は2段駆け、3段駆けっていうのもあるんで、立ち遅れないようにとは思ってました。バックが向かい風だったんで、そこが緩んだんでチャンスを逃さないように。出切ってから(後ろの)気配がなかったんで、もう1人なんだなと。キツくて苦しかったけど、思いのほかタレずに踏めていた。7月は7車立てのFIが3本で、そのあとも結構空いた。(練習は)千葉250でカーボンでずっとやってたんでレース勘の不安もあったけど、不安だったのが損をしたくらいの感じだった」
 最終バックで南潤後位から中井太祐が根田を追いかける。中井を交わして松岡健介が2着に上がった。
 「南君と中井君が頑張ってくれた。ジャンの雰囲気は南君の好きなパターンに入ってたし、そのなかで根田君の掛かりもすごかった。鈴木(庸之)君の動きも確認しながらでした。出足はそんなに苦にならなかった。重かったけど、(中井を)抜けているんで(悪くない)」

<5R>

野原雅也選手
野原雅也選手
 中団から切ろうとした野原雅也(写真)を前受けの島川将貴が赤板過ぎに突っ張る。前団がもつれたところを森田優弥が反撃に出る。原田研太朗が踏み遅れて、森田が島川の後位に収まる。快調に飛ばす島川との車間を空けた森田が詰める勢いで追い込みにかかるが、5番手を確保していた野原が直線でイエローライン付近を一気に突き抜けた。
 「突っ張られたのも、それはないと思っていた。余裕はなくて、まずい展開だと思った。感覚は悪くないけど、レース内容と要所の動きが良くなかった」
 野原を懸命に追いかけた東口善朋が2着に流れ込み、近畿ワンツー決着となった。
 「(野原には)サマーナイトで離れて迷惑を掛けた。そこだけは外さないように心掛けた。サマーナイトのあとは、首のねん挫で欠場したけど、やれることはできた」

<6R>

中川誠一郎選手
中川誠一郎選手
 後ろ攻めから上昇した山本伸一を、前受けの眞杉匠が赤板過ぎに突っ張って逃げる。下げた山本は4番手に入り、7番手となった佐々木豪は打鐘の3コーナーからスパート。成田和也のけん制で佐々木は止まるが、中川誠一郎(写真)が自力に転じてその外を踏み上げる。力強く眞杉を抜き去った中川がそのまま先頭でゴールを駆け抜けた。
 「初手は中団からが理想で切った上をって感じでしたけど、突っ張ったのであの形になりましたね。かなりいいあおりを受けたのでキツかったですけど、なんと行き切れた」
 まくられながらも眞杉匠が2着に踏ん張った。
 「前からは考えていなかったですけど、けん制が入って取らされたので。前になった時点で突っ張ろうと思っていました。かなりキツかったですけど粘れたので。いい感じに仕上がっていると思います」

<7R>

太田竜馬選手
太田竜馬選手
 打鐘で中近ラインを叩いた坂井洋がリズム良く風を切る。7番手の太田竜馬(写真)は、最終バック手前からまくって出る。中団の中西大は不発。あおりもあった太田だが、外を伸びて1着。
 「(7番手になって)遅れてしまったんで、仕掛けどころがなかった。(坂井に)うまく駆けられた。詰まったところもあったけど、自分のタイミングがなかった。(中西、菊地圭尚の接触で)バリバリってなったんでビックリしました。それでも届いたんで、脚は問題ないかと」
 中西が外を踏んで、最終2センターからインを突いた村上博幸は、直線で逃げた坂井と竹内智彦の間を伸びて2着。
 「最近は流れが厳しいんで、今日(初日)も正直、厳しいかなと。厳しかったけど、なんとか突っ込めて良かった。1着を取れるような動きだったけど、いまの若い選手、太田君が強かった。フレームを換えて今回が3場所目でやっとこういう感じかなとつかめたものがありました」

<8R>

宿口陽一選手
宿口陽一選手
 赤板過ぎに切った渡邉雄太を黒沢征治が打鐘前に叩いて主導権を取る。渡邉が5番手に収まり、前受けから下げた河端朋之は8番手で最終ホームを通過。2コーナーからまくった河端は思うように車が進まない。番手絶好となった宿口陽一(写真)が直線で鋭く追い込んだ。
 「黒沢がどこまで行けるか。力強い先行だった。風が強いなか、僕自身は脚の余裕はあった。できる限りはと思っていたけど、渡邉君が強かった。(高松宮記念杯を優勝したあとだが)自信はないけど、僕は僕で頑張るだけ」
 最終3コーナーからまくった渡邉雄太は2着まで。
 「絶対、黒沢さんが行くと思ったので、先に切って中団を取れればと思っていた。河端さんが来ると思ったが、黒沢さんが掛かっていて、これは来ないなと。(仕掛けてから)今までで一番脚が回っていたんじゃないかと思うし、2着だけど、出し切れた」

<9R>

中本匠栄選手
中本匠栄選手
 後ろ攻めから上昇した佐々木悠葵を前受けの新山響平が赤板過ぎから突っ張り、両ラインの連係が乱れる。もつれたところを瓜生崇智がスパート。新山がこれを合わせ切るが、中本匠栄(写真)のアシストで瓜生が後位に収まる。最終1センターで佐々木が落車し、山崎芳仁が巻き込まれる。さらに2コーナーでは鈴木竜士も落車。瓜生マークで3番手となった中本が直線で外を鋭く伸び切った。
 「ジャンで瓜生君が判断良く仕掛けてくれたおかげですね。自分は先に内へ入って迎え入れて、仕掛けてくれたので。渡部(幸訓)君は見えていましたけど、もう少し自分が締め気味に抜きにいければワンツーでしたね」
 落車を避けて九州コンビの後位にスイッチした渡部幸訓が2着に突っ込んだ。
 「前の2人が強いので、自分はもう山崎さんだけ見ていたんですけど。(落車は)想定外でちょっと対処が遅れてしまったんですけど、瓜生君と中本君のところかなって思ったんですが、瓜生君とスピード差があったのでコースを空くのを待ってから踏みました」

<10R>

清水裕友選手
清水裕友選手
 深谷知広以外は昨年末のグランプリと同じメンバー。脇本雄太、新田祐大の東京五輪組にも注目が集まったドリームを制したのは清水裕友(写真)。3番手確保からまくった松浦悠士が不発も、4度目のドリーム出場の清水が直線で伸びて南関勢をとらえた。
 「正直、(深谷が)相当掛かってた。これは(松浦も仕掛けて)行かないだろう思ってたら、行ったんですごいなって感じでした。なんとか1着が取れたけど、すごい掛かりだった。展開はどうあれ、このメンバーで1着が取れたんでうれしい」
 赤板2コーナー手前で先頭に立った深谷が、抜群の掛かりで逃げる。8番手から反撃に出た脇本は最終3コーナーでいっぱい。新田祐大は大外を回らされ、深谷を利した和田健太郎が2着に入った。
 「(前回の)サマーナイトの最終日もそうですけど、深谷君が気を遣ってくれている。いろんな展開をしのげて、初めて調子がっていうことを言えるんだと思います。深谷君におんぶにだっこの状態なので、調子がどうとかはまだ言えないですね」
 8番手の脇本雄太は最終ホーム手前から仕掛けるも、いつもの伸びが見られない。前団を脅かすまでには至らず、久々の競輪の実戦はシンガリに沈んだ。
 「自分のいまのコンデションと競輪から離れてたのもあって、どういう作戦でっていうのは想像がつかなかった。だから、自分が(仕掛けて)行きたいタイミングでと思ってました。深谷君は同じオリンピックを目指していた仲なので、同じトレーニングをしているから当然仕上がっていると。正直、今日(初日)のレースに迷いもありました。今日走ってみて、疲れがあるのも感じました。(2日目の予選2は)若い2人が相手ですし、せめて気持ちだけは負けないようにしたい」

<2日目>

<1R>

石原颯選手
石原颯選手
 前回の高知記念では2度目のGIII優出を遂げた石原颯(写真)は、ビッグ初出場が今シリーズのナイターGI。
 「(初めてのビッグは)うれしいですけど、緊張してます。(前回のあとは)しっかりと休んで直前はしっかりと練習をしました。スピードも出たんで(調子は)悪くないかなと思います」
 小倉竜二は前回の久留米FIを121着で優勝。5月の前橋記念を含めて今年3度目のV奪取と、高いレベルで安定しリズムも良好だ。
 「優勝できたんで、いい感じでこられました。(一次予選1は)石原君と一緒のような気がしてました。自分もいい状態をキープしている。ここは直線も長いんで、走りやすいイメージがある」

<2R>

坂口晃輔選手
坂口晃輔選手
 17年の当所オールスターで2度目のタイトルをつかんだ渡邉一成が、地元の大一番に向けて体調を整えてきた。
 「(5月の)広島の全プロ記念で落車する前から、正直、体が良くなくてケアをしながらだった。本当は走ってという思いもあったんですけど、キツくて1本休んでケアをしてから練習してきました。もうあのころ(オールスター優勝)とは確実に脚力が違いますし、この歳になって脚力は上がることはない。もうそこは技術だったりでカバーしたり、いまの競輪に少しでも合わせていけるように。気持ちが弱くなってしまったら、そこで競輪人生は終わってしまうから。気持ちだけは強くもっていきたい」
 中3週間以上空いた坂口晃輔(写真)は、アクシデントによる休養を強いられただけに状態はどうか。
 「(前回の)和歌山のあとにマウンテンバイクでコケて、肩甲骨とろっ骨を折ってしまったんで欠場した。入院を1週間くらいして、退院してからすぐに自転車に乗りました。今回は(6日間開催で)長いんで日に日に回復をしていくんじゃないかと思ってます。練習でのタイムも悪くなかった」

<3R>

吉田拓矢選手
吉田拓矢選手
 6月高松宮記念杯準Vのあとは久留米記念V、前回の弥彦FIを完全優勝と吉田拓矢(写真)は、GI制覇の期待も高まる。
 「いい状態が続いている。前の選手のおかげもあります。あとは栄養面、コンディショニングを変えたのが、いい方向にいっている。しっかり練習もできたんで、決勝を目指して頑張りたい」
 直近の3場所は勝ち星のない吉田敏洋は、竹内雄作の番手で一次予選1に臨む。
 「前回は初日に単騎で流れをつかめなかったとかいうレベルじゃなかった。ここに向けてやったことすべてが裏目に出てしまった。でも、悪い原因もつかめたし、やらないといけないことっもわかったのでそこを練習してきした。練習の感じは、ここ最近にないくらい久々に良かった」

<4R>

山口拳矢選手
山口拳矢選手
 前々回のサマーナイトフェスティバルではビッグ初優出で惜しくも準V。GI制覇も視界に入っている山口拳矢(写真)は、前回の久留米FIの213着を振り返る。
 「(前回は)ちょっとなんだったんですかね、あんまり感触が良くなかった。たぶん疲れだったんだと思います。そのあともバンクにあんまり入れなかったんで、モガいてみないとわからないところもあります」
 寺崎浩平とともに117期の早期卒業制度で養成所を卒業した菊池岳仁が、いよいよ初めてビッグの舞台に立つ。
 「(ビッグの開催は)いつもと違ってピリついた雰囲気がありますね。身が引き締まる思いです。出られるのはやっぱり素直にうれしい。しっかり練習はできているんで、自分らしい競走をしたい」

<10R>

山崎賢人選手
山崎賢人選手
 ビッグ初出場だった18年の当所オールスターで決勝に進んだ山崎賢人(写真)は、今年、高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルで優出とGIファイナルの常連にもなりつつある。
 「(前回のあとは)伊豆に戻って普通に練習をしてという感じでした。(18年の平オールスターから)いわき平は呼ばれてないので、だいぶ間が空いたのでなんとも言えないですけど。(オリオン賞は山田)英明さんと2人なので、しっかり自分が仕掛ければ決まると思う。仕掛けどころを逃がさないようにという感じです」
 昨年のオールスターがGIデビューだった寺崎浩平は、今回が通算6度目のGIになる。
 「練習はバッチリできましたし、前回の岸和田も自分の持ち味を生かして頑張れたんで、良かったかなと思います。(GIは)準決がいまはちょっと遠いので、しっかり勝ち上がって、まずは準決に進みたいです。(オリオン賞は)正直、選ばれるとは全然、思ってなかったんで驚きです。注目していただいてるんで、しっかり結果でお返しできたらいいなと思っています」
 目標不在の関東勢は、諸橋愛と神山雄一郎でタッグを組んで別線に対抗する。
 「(前回のあとは)普通に練習はしていました。それ以上にフレームやら、なんやらをいろいろと換えて感じがいい。まあ、練習の感じが良かったので、そういう意味ではすごく楽しみかなと思います。神山さんが付いてくれると聞いたので、それなりには走りたいと思うんですけど。自分のスタイルは崩さずに走れたらいいなと思います。先行以外、なんでもって感じです」

<11R>

佐藤水菜選手
佐藤水菜選手
 前々回の「ガールズケイリンフェスティバル2021」では113着。連勝こそ止まった佐藤水菜(写真)だったが、続く地元の平塚FIIを完全V。東京五輪はテレビ観戦だったが、3年後のパリに向けて気持ちを入れ直す。
 「(東京五輪は)家で見てました。あらためて3年後、(パリ五輪で)走るんだという気持ちと、もっと頑張らないとっていう気持ちになりました。やっぱり上の人の走りを見て、いまの自分じゃ絶対にかなわないっていうのがすごくわかった。本当に時間がないなっていう焦りも出ました。(アルテミス賞は)なにも考えてないので、自然体に自分の好きな走りができたらなと思います」
 ファン投票15位の小林莉子は繰り上がりで、アルテミス賞の一発勝負に参戦する。
 「(ファン投票)15位という順位、こんなに投票していただけるとは思っていなかったので、うれしいのと、もっと頑張んなきゃなっていう気持ちです。ちょっと(7月函館の)サマーナイトが終わってから競走が詰まってたりして、疲れがたまっていた。それで(前回のあとは)ケアをメインでやってきました。いい状態だと思います」