8月15日(日) 11R(発走予定20時30分)
新田祐大(福島・90期)

(準決勝は)たぶんケン(見)になるだろうなって。地元ですしなった位置からしっかり仕掛けようと。僕と松井(宏佑)君だけじゃなく、古性君の動きも想定していたので、どこから仕掛けるかでレースが難しくなるか簡単になるかなって走る前に考えて、後手後手になって構えるよりも仕掛けるところで仕掛けようと思ってスタート台に立てたのでレースの組み立てにつながった。前のレースの慎太郎さん、成田さんの走りをみて勇気を貰った。一緒にナショナルで走っている深谷君の走りも力になりましたし、前のレースから刺激を貰いました。凄く良い状態で決勝を迎えられると思います。(決勝は)北日本の先頭で自力で頑張ります。
脇本雄太(福井・94期)

(準決勝は初手で)中団が欲しかったんですけど、けん制も入ったので、しょうがなく前かなって思ってました。眞杉(匠)の先行の仕方というか、うまさがやたら自分の中では光って見えたなっていう風に思いました。(ペースが上がって)車間が空いて失敗したなって自分の中でももちろん思ってましたけども。そこから、ジャンからホームの間でしっかり気持ちを立て直して、自分が本当に行けるところからっていう風に思ってました。(ここ2走は雨の中でのレースだったが)今回は特に後ろになって、先頭と自分の距離が全く感じ取れなかったので、雨の中での視界って言うのをしっかり勉強されらたなって気がしました。(オリンピックから休みなしで競輪場入りして5日目まできたが)身体の方は徐々にダメージを受けている感じで、身体も重いって感じがするんですけど。徐々に自転車とのマッチという意味ではどんどんマッチしてきているので、そこをどう決勝に生かしていけるかって感じですね。(決勝は)ナショナルチーム対決がドリームに続きって感じなんですけど、今度は古性君が味方に入ってくれるので、本当に気持ちを入れて頑張りたいと思います。
平原康多(埼玉・87期)

(準決勝は)眞杉(匠)に任せていたんですけど。脇本のオーラで2周全開でフカされちゃった感じでしたね。作戦の段階では落ち着いて走ってくれって言ってたんですけど、実際のGIの準決勝という舞台で日本一の先行選手を相手に自分のやるべきことをやってくれたんだと思います。自分のタイミングで(番手から)出て行ってるわけではなくて、中川さんが来たので、振りながら出ざるを得なかったって感じのタイミングだったので、ファームがバラバラになってる感じでしたね、最後は。(これで5日目まで終わったが)長いというのもそうなんですけど、(今回のオールスターは)5回集中力を高めるというのが、とても精神的に疲れますね。(調子は)怪我がずっと続いてしまってマイナススタート、マイナススタートの繰り返しで、すごくいい状態というところまでは持ってこれていないと思うんですけど、最低限ラインの役割を果たせるくらいの調子なのかなって思っています。(ファン投票1位で決勝までたどり着いたが)本当に仲間の頑張りに尽きます。(誰かに付く選択肢はないので)単騎になると思うんですけど、何をやっても優勝を獲れるように。最後、悔いがないように終わりたいなと思います。
古性優作(大阪・100期)

(準決勝は)自分が一番弱いのでしっかりレースを作ろうと思って走りました。2人ともスピードがあるので難しかったですけど、一回インを切ってそこから勝負しようと。松井(宏佑)君が遅かったですし、新田さんの動きも見えていたので一番後ろに下げられないので粘る形になりました。そこ(3番手の位置)に行くまでに結構、脚を使っていたので一杯でした。4コーナーも伸びなかったですし、後ろに迷惑をかけてしまいました。(決勝は)脇本さんの番手で頑張ります。
佐藤慎太郎(福島・78期)

(準決勝は3人で決まり)よかった。深谷が強くて、ライン3車の後ろを考えたレースをしてくれた。踏み直しもしっかりしていた。2走目に(深谷を)抜けていないので、今日(準決勝)は抜きにいったところを深谷に合わされる形で、成田がいいところを伸びましたね。(状態は)よくなったりはしていないが、疲れはないし、保てている。決勝はうれしいが、1着の展開で2着は悔しいので、自分も捨てたもんじゃない。(決勝は)新田君の番手です。
中川誠一郎(熊本・85期)

いやもう今日(準決勝の作戦)はこれだけですね。これ(中団を取ってまくる)以外は決勝に乗る可能性はないと思ったので。何とか耐えましたね。(ここまでの4走を振り返って)力は出せているので悪くはないです。飛び切りいいって感じではないんですけど、維持してる感じですかね。(尻上がりな感じ?)日に日に伸びてるって感じはないです。維持してる感じです。(GIの決勝は久しぶりになるが)2年ぶりですね。去年は乗ってないので。(バンクコンディションは)雨は軽くなるので嫌いじゃないです。(決勝は)やっぱりナショナルチームのメンバーがメインに結局はなってきましたね。自分でやります。
守澤太志(秋田・96期)

(準決勝は)前を取れたら前からでって感じでした。新田君がうまく走ってくれました。やっぱり長い距離を行ってくれたので余裕はありました。新田君が強かった。古性君が3番手に入ったのが分かったので内は空けられないし車間を切るしかなかった。一走ごとに体調も調子も上がっているので、今日(準決勝)が一番良かったです。(決勝は)新田君、佐藤さんの後ろです。
成田和也(福島・88期)

(G1の決勝は)乗りたいとチャレンジしていたけど乗れなかった。今回も決勝より、予選通過できればと。(準決勝はラインの先頭が)深谷君なので、持ち味を出して納得いくレースをしてくれれば、あとは(3番手の)自分がどれだけ付いていけるか。初日(1走目)に久々の競走で重くてまずいと思ったが、そこから落ち着いていった。(弟子の酒井雄太と同じ時期にあっせんが止まっていて)ちょうどいい練習パートナーと練習ができましたね。初日(1走目)は眞杉(匠)君が強くて、ペースが上がってしんどかった。2走目と今日(準決勝)は感触よく走れた。地元のオールスター(17年、18年と)は厳しい(結果)のが多くて、(今回は)欲をかかずにいたが、とてもうれしい。(決勝は)北日本の4番手です。
深谷知広(静岡・96期)

(準決勝は)どこからでも先行、相手がどうでも、どう出ても、行ける位置から行くと。それができてよかった。(後ろは)地元(の選手)で、よくお世話になっている先輩。しっかり先行して決められてよかった。先行選手として、先行でライン全員が勝ち上がれたのはよかった。昨日(13日)は雨でペースも体調も対応できなかったが、今日(14日)は雨と思っていたので対応できた。悪い感じはまったくない。連日、先行で疲れと体調はギリギリを保っている。でもあと1走なので、どれだけでも出し切る覚悟を持って走りたい。(決勝は)自力で頑張ります。