第51回オールスター競輪(GI) ドリームレース・オリオン賞レース共同インタビュー
 
配信日:9月10日
 

9月12日(金) 12R オリオン賞レース (発走予定16時15分)


 【1】山田 裕仁(岐阜・61期)
山田 裕仁選手
 ここ2場所は比較的重たかったから成績もあまり良くなかったんですけど、調子自体は良いと思います。怪我がなかったのが一番大きいと思うし、順調に来れました。悔いなくここに来れたので、悔いなく終わりたいですね。自分のデキと慎平の近況から考えると前を回すつもりはなかったので、僕が前を回って稲垣君の番手に行きます。慎平もそうですけど、世話になっているのでしっかりと付いていきます。
 【2】佐藤 友和(岩手・88期)
佐藤 友和選手
 松戸記念から徐々に上向きになってきているかなと。そのあと、ふるさと福井で最終日負け戦だったけど先行逃げ切りできて、中3日で函館に行ったけど久々に優勝できたので上向きできている。自分の中では状態は戻っているかなと。(今年はドリームを逃しオリオン賞だが)オリオンに選ばれただけでもよかったかなと。ファン投票の時期に落車して成績が悪くなっていったから、オリオンにも乗れないと思っていたので。それでも選んでもらえたのは光栄です。ふるさとの前に練習で追い込んで、函館が終わってそのまま合宿。そこで良い練習ができたので状態はまずまず良いと思います。作戦を立てずに、いつもどおり行ける所から。
 【3】小倉 竜二(徳島・77期)
小倉 竜二選手
 調子は上がって行ってたんですけど、向日町あたりでちょっと踏み方が分からなくなって。なんかスランプというか、練習もしていなかったのもあるんですけど。前回が終わって、街道で乗り込んで大分踏み方が分かってきたので、前回よりは良いと思います。たまにあるんですけどね。調子に乗って練習をしなくなって、踏み方が分からなくなるのが。前回まで競走が詰まっていてやる気というか集中力というか、そういうのがなかったのかもしれません。今回も短かかったけど、それなりに乗り込んで大分(踏み方が)分かってきました。メンバー見た時点で北津留と荒井がいたんで、その三番手に行こうと思ってました。
 【4】荒井 崇博(佐賀・82期)
☆☆☆☆選手
 (最近のレース内容は)悪いです。(具体的に)成績が。まくってもまくり切れていないし、先行しても残れていないし。しっくりこないとか、どこが悪いか分からないですね。それが分かれば調子が良くなっていると思うし。(直前の練習の手応えは)普通です、いつもどおり。明日は全面的に北津留に任せます。連係は4,5回くらいですかね。
 【5】岡部 芳幸(福島・66期)
岡部 芳幸選手
 感触が良くない割には1着が取れているし、まあまあという感じですね。単純に夏バテです。温度差があるのは苦手なので。そう言ってながらも別府あたりで自分で体調管理をやってみて数字(成績)になったと思うので今回も悪くはないと思う。直前に乗り込みをやって感触が良かったので、前回よりは自信を持って戦える状態だと思います。三日制ですけど一宮は記念を優勝したこともあるし、走り易いというか自分の仕掛けに合っているバンクの一つなのは確かです。明日はふるさとでも連係して頑張ってくれた友和君へ。信頼してキッチリ追走して1着を狙っていきたいと思います。
 【6】北津留 翼(福岡・90期)
北津留 翼選手
 オリンピックの結果は散々だったけど、体力的には調子を上げていって最後に調整していった感じでした。体調自体は良かったんですけど、基礎練習を入れるタイミングを失敗してしまい、その辺の調整不良があったと思う。世界のレベルは凄かったですね。特にイギリス勢の実力が抜けていたので、ああいう走りが自分にもできるようにもっと頑張っていかなきゃいけないと思いました。パワーもそうだけど、トレーニングの機材とかも日本より進んでいるなと。でも、オリンピックに出たことによって自転車の色々なことを研究していけたので、今回から競輪にも生かしていきたい。競技の方で大分疲れたので、しばらくは競輪の方に集中していこうと思ってます。オリンピックが終わったあと、すぐに膝とか手首の関節が痛くなったりしたけど、乗らない時期を作って疲れをとりました。故障の部分が良くなってきたので今回は競輪の練習だけしてきました。競輪モードで練習したのは一週間くらい前からですね。初めは感覚が違ったけど、一昨日に練習したときは感じが良かったので(競輪の感覚に)戻ったかなと。レース勘が不安ですけど、楽しみにしていたのでやっと走れるなと。今回は楽しんで走りたいと思います。明日は前を回らせてもらえるなら先行で頑張ります。
 【7】稲垣 裕之(京都・86期)
稲垣 裕之選手
 地元(向日町)記念は獲りたかったし、優勝できたことで気力も充実して今回迎えられました。地元勢から優勝者出さないといけないという意識で、皆で練習から盛り上がって参加した記念でしたし、それで自分が獲れて一番良い形になりました。(最近は)対戦相手ごとに巧く作戦を組み立てられるようになっているので、一戦一戦考えて走れるようになりましたね。体調はずっと良いので、良い練習ができているから波が少なくなったのも一つの(成績が良い)要因だと思います。それ以上にレースに集中できているのが一番大きい。一宮はA級時代から成績が良かったし、S級でも優勝しているバンク。バックが追い風、向かい風がすごく極端なのでそれがかえって好きですね。明日はいつも通り自力で積極的に走りたいですね。
 【8】海老根 恵太(千葉・86期)
海老根 恵太選手
 松戸記念の前に体調を崩してしまって、それから普通に練習して向日町では決勝に乗れたので上り調子だと思います。(函館記念、小田原記念を連覇したときと比べると)それに近づいていると思います。一宮は風が強いし、風が強いのは好きではないけど、皆条件は同じなので。メンバーを見た時点で単騎だろうなと思っていたので、明日は単騎でも良い位置を取って仕掛けたいと思います。
 【9】加藤 慎平(岐阜・81期)
加藤 慎平選手
 永井のおかげで練習不足ですけど(笑)。それは冗談として(8月はあっせんが止まり)練習をする時間は十二分にあったので何も問題はないです。久しく湧き上がるものがなかったので、(永井がメダルを獲って)ここ1年半、2年くらいの気持ちとは別の、盛り上がった気持ちになったので。舞い上がるまではないですけど、気合を入れようかなと思っています。まだレースを走る前なんですけど、こういう気持ちでG1を走れるので永井には感謝してます。稲垣さんとは連係する機会がたくさんあって世話になりっ放しなんですけど、同県の先輩がいるので。山田さんがいるときは番組とかを見てどちらが前を回るか決めるんですけど、今回は山田さんが前の方がチャンスがあると思うので山田さんに前を任せます。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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