第52回オールスター競輪(GI) 決勝戦 共同インタビュー
 
配信日:9月22日
 

9月23日(水) 11R (発走予定16時30分)


 【1】石丸寛之(岡山・76期)
石丸寛之選手
 今日は普段通り変わらずに練習をして、マッサージ受けたりとしっかり休みました。体調は明日になればまた良くなると思います。明日の決勝戦は、このメンバーでしたら自分が自力なのは間違いないし、シャイニングスター賞の時のようにしっかりと仕掛けたいです。オールスターの決勝戦は初めてだし、最高のレースをして最高の結果を出したいですね。
 【2】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
  (3走を振り返って)オリオン賞でも1着が取れたし、あとは3着以内に入れているし悪くないと思います。準決勝は1本棒になったから良いかなと思ったんですが、平原の巻き返しが早くて対応ができませんでした。でも、その後に村本さんに入れてもらって位置が取れたし、山賀が頑張ってくれました。二人のおかげですね。走ってみて、感触も悪くないです。決勝戦ですけど単騎戦ならば先手か切れ目から、もし誰かが付いてくれるならば自力でやります。南関勢がみんな沈んでしまったし、自分が優勝するつもりで走ります。
 【3】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 今回は新車を投入したんです。不安な部分もありましたけど、日に日に合ってきましたね。1日ずつセッティングを微調整しましたが、今日が一番合っていたかと思います。準決勝は相手が二段駆けだったし、イチかバチかでカマしてしまおうと思って、四番手でも休まずに一気に踏みました。踏み出しも良かったし、最後まで粘れたしよかったですね。明日ですが自分が関東の一番前で頑張ります。明日は細切れだし、それにみんな強いから自分はいけるところから勝負したい。せっかく優勝戦に乗れたし、チャンスのある位置から優勝を狙います。
 【4】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 今日はレースも読みにくかったんで、あまり深く考えずに直線勝負でと。踏み出しもすごく良かったし、全開で踏めたのでいけるかなと思っていました。今シリーズは脚の感触がすごく良いです。今回は前回のGⅠ(大垣全日本選抜)で決勝に乗れたことで、気持ち的にも落ち着いて臨めているのがいいのかもしれません。決勝は中部の永井君に任せて、自分は役割をしっかり果たしたい。永井君の番手を回るのは初めてです。賞金ランキングで上位にいるし、当然(来期のSS班は)意識しています。チャンスが来たら生かせるように頑張るだけです。
 【5】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 今回は3走すべて番手回りでしたけど、自分としてはかなり脚も仕上がっていたし本当は自力を出したかったんです。でも、関東の後輩たちの後ろに付くのは当然ですから。3走しての感触は悪くはない。準決勝はレースではうまく神山君にアドバイスを送りながら冷静に戦えました。平原君以外の先行選手が準決勝に上がってくるということは自分にとって大きかったですね。ただ、番手まくりは楽なようできついんです。どのタイミングを見計らいながら出て行こうかとずっと考えていました。明日ですが、平原君と神山さんがいるし、いつものように自分は平原君の番手で。今日はギアを上げましたけど、今日一晩考えて変えるかどうか決めます。だいたい展開は考えれば分かるので。自分はまだひとつしかタイトルを取っていないし、辞めるまでに3つは取りたいという目標があるんで、二つ目を狙います。
 【6】稲村成浩(群馬・69期)
稲村成浩選手
 (3走を振り返り)体調的にもまずまずですし、ペダリングも良かったし問題ないと思います。準決勝は武田君の後ろからでしたが、(神山)拓弥が頑張ってくれたおかげですね。武田君も拓弥をうまく運転していたと思います。最後、後ろを見たら合志が見えたんで、中を割られないように閉めて走りました。明日の位置ですが、いま康多や神山さんらと話したんですけど、関東の四番手か海老根の番手かでまだ迷っているんです。ですから一晩よく考えて、明日の朝には答えを出します。決まらなくてすいません。最終バックを良いペダリングで回り、恵まれて優勝できるように頑張ります。(オールスターは)親父が取ったタイトルですからね。
 【7】永井清史(岐阜・88期)
永井清史選手
 1日休みになるということも分かっていたし、対応できるような調整もして来たんで、3日間に関しては何の問題もありません。今日は後ろ攻めになる展開だったし、自分が持つところから駆けようと思っていました。先行して11秒2とタイムも出ているし、状態は良いと思います。明日は(関東勢に)親王牌でやられているし、(自力で走って)やっつけるつもりで走りたいです。賞金ランキング的にも良い位置にいるから、しっかりと自分のレースがしたいです。
 【8】合志正臣(熊本・81期)
合志正臣選手
 今シリーズは、脚の出来がここ最近にないくらい余裕があるので、状態は良いと思います。今日は稲垣のスピードや踏み出しが良ければ稲垣に付いていこうと思ったけど、番手まくりの武田さんが相手だし、道中でキツイと思ったから切り替えさせてもらいました。GⅠの決勝は静岡ダービー以来だし、久々ですね。今年は3回骨折しているし、納得いく練習もできていなかったから、こんなに早くオールスターで結果が出るとは思っていませんでした。明日は相性抜群の石丸さんを信頼して最後まで付いていきます。前回の豊橋記念の決勝でも石丸さんを抜けなかったし、今回はそれを抜くつもりで。だけど石丸さんの調子も良いし、ちょっと厳しいですかね。でも自分は精一杯やるだけです。
 【9】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
 (3走を振り返って)初日に失敗をしたけど、それ以外は脚の引っかかりも良かったし、内容も良かったからまずまずやれたと思います。準決勝は平原のダッシュに8割くらいの力で付け切れたし、ゴール前も八分の一輪まで詰められた。上出来でしょう。明日は平原と武田の三番手でいつも通り頑張ります。親王牌の決勝戦では、二人が僕のことを意識しすぎて、結局海老根に優勝を取られた。でも、あのレースをしてくれただけで二人の気持ちはいただいたからもう十分です。明日は二人のどちらかが勝ってくれるレースをしてくれれば良いですよ。僕は、チャンスがあってコースがあれば優勝を目指します。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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