第53回オールスター競輪（GI）　ドリームレース・オリオン賞レース共同インタビュー
 
配信日：8月31日
 

9月1日（水）　11R　ドリームレース　（発走予定16時30分）

　【1】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 　小田原記念は、久々に逃げの決まり手も付いたし、まあまあのデキだった。暑いのが苦手なので、小田原のあとは一人で長野の涼しいところに４泊５日で行って、ゆっくりと乗り込んできました。このバンクは直線が長い印象ですね。ドリームは位置を決めるより、自分で気楽に行けるところからと思っているので、単騎で頑張ります。単騎は気楽に走れるので嫌いではないです。流れの中で良い位置をとって１着を狙いたいですね。
　【2】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 　全日本戦選抜での怪我は大したことはなかったけど、このところ落車が続いていたので、全日本からここまでの間は、前半はゆっくり休んできました。後半もバテないように心掛けて練習し、タイムも感じも良くなって来ているので、あとは、実際に走ってみてレース勘がどうかと言う感じです。このバンクは今年も記念で優勝しているし、相性も良いと思う。走りやすいって言う印象があります。ファン投票で初のドリームに選ばれたことは光栄なことだし、ファンの方に感謝しています。また、兄弟でこういう大レースを走れることは、ひとつの勲章みたいなもので嬉しいですね。明日は兄の後ろからレースを進めます。
　【3】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 　宮杯を獲ってからは、季節の切り替わりで練習をしすぎて体調を崩してしまい、親王牌と京王閣記念は、自分の中では良くなかった。このまま走っても迷惑をかけると思い、二場所欠場させてもらい半月くらいはしっかり休んで、検査などを受けたりしました。８月に入ってからは体調も戻ったので、しっかり乗り込んで来ました。合宿などはしていないけど、いつも通りの練習でしっかり追い込めました。練習での感覚は大分戻っているので、心配なのは実戦での勘だけです。脚の感じは大分良いですよ。あっせんが止まったことで、自分の中では逆に良い休養になりプラスになっていると思います。いわき平は初めてＧ１で決勝に乗ったバンクだし、イメージは良い。明日は自分が武田さんの前を回らさせてもらいます。そのために一生懸命練習してきたので。いつも通り前々に攻める競走で頑張ります。
　【4】村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手
 　小田原記念の前に体重が凄く減ったので、疲れもあるのだろうと思い、小田原後は多少練習のペースは落としながら、体力を戻すことを中心にやってきました。いったん４キロほど落ちたけど、今は２キロぐらいは戻っています。練習の感触は良くはなかった。ただ、今回はファン投票１位での選出。まさか今の時期になって自分が選んでもらえるとは思っていなかったし、現状も脚力的には見合っていない部分もあると思うけど、ただ１位に選んでもらえたということで、それに追いつけるように１戦１戦、一生懸命走りたいと思います。明日は僕の状態が状態なので、二人（村上博、市田）には一応聞いたんですけど、それでも前で頑張らせてくれるということなので、しっかりやりたいと思います。後方にならないように頑張ります。
　【5】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手
 　全日本選抜のあとは３週間空きましたので、じっくりと自分の好きな練習、調子の上がる練習をやり、調整はしてきたつもりです。練習内容的には良いものができました。春先くらいからは、ずっとここに照準を絞って調整してきた。途中、途中でレースはあったけど、直前にまとまった３週間取れたことは良かったです。万全に仕上げてきたつもりなので、これで駄目なら、もうあきらめるしかないです（笑）。明日は当然山崎君を目標。今年はこれで10度目の連係だけど、ワンツーは一度しか決まっていない。地元だから決めたいけど、走っている対戦メンバーも強いですからね。ただ、地元という意識を強く持って、気持ちで負けないように走るつもりです。
　【6】坂本亮馬(福岡・90期)
坂本亮馬選手
 　小田原記念のあとは調整程度の練習。でも、小田原が良い練習にもなったので、問題はないです。ここは直線が長いなって言うイメージですね。ここに向けて練習してきて、その成果が直前の小田原記念優勝という形で出たし、流れも良いですね。今回は初めてのドリームレース、ファンの方に選んでもらえたということで、選手になって一番嬉しかった。それに恥じない走りをしたいです。明日は、せっかく選んでもらえたので、今までの僕らしさがしっかり出るような走りをしたいです。位置は決めずに先手先手で様子を見て、あとは臨機応変に。１着を狙えるような位置に居たいですね。
　【7】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 　全日本での落車はあったけど、誰だって一年間ベストの状態では走れませんからね。でも、戦える状態だとは思ったので、ここにも参加しました。打撲と擦過傷が深かったので、一週間ほどはゆっくりしましたけど、そのあとはしっかり練習できているし、全日本前もしっかり練習できていましたから、練習量が足りないってことはないと思います。富山記念を走れなかったことは残念でしたけど、あとは問題ないです。このバンクは、去年の記念でも走っています。決勝には乗れなかったけど、勝ち上がりでは良い競走ができたし、悪い印象はないけど、強い選手しか勝てないバンクだという感覚はある。風がキツいですよね。昨年に引き続き、ドリームに乗れるのは、うれしい限り。今回は連覇も掛かるけど、昨年は準決で神山拓君に、決勝で平原君に引っ張ってもらっての優勝で、自分の力で優勝した感覚はないので、あまり連覇という意識はないですね。自分の力で、また決勝に乗りたいし、頑張りたいという気持ちが強いです。明日に関しては、平原君の後ろで離れないようにしっかり走りたいですね。
　【8】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 　宇都宮のあとはいつも通りに練習したけど、いつも地元戦の前はやりすぎてしまうので、今回は意識的に少し抑えてきました。変わったことと言えばみんなと合宿ををしたことくらいで、あとはいつも通り。合宿はここのバンクで。地元のオールスター参加組を基本に、あとは若手を混ぜて練習したって感じですね。開催が決まった時点からずっとここを目指してきたし、仕上がりも順調に良いと思いますよ。地元はいつもやりすぎて、なおさら緊張してしまうので、今回は少し抑え気味です。明日もいつも通りタイミング良く仕掛けられればと思っています。流れを良く見て、とにかく１戦１戦大事に走っていきますよ。
　【9】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手
 　富山記念のあとは２週間弱空いたけど、いつも通り。練習メニューも変えず、いい調整ができました。京王閣記念での落車は問題ないし、富山での優勝で悪い流れも断ち切れました。新装後のいわき平はこれで２度目だけど、前回は決勝に乗れているし問題はないと思う。とりあえずちょっとバンク練習してみて、そんなに感じは変わっていないので大丈夫でしょう。今年は初物づくしの年だけど、初めてドリームに選んでもらえたことは、すごく光栄なこと。でも、これは、今年の近畿地区の流れから選んでもらえたことなので、しっかり頑張りたいと思います。今回もいつもの流れのまま、近畿の３番手をしっかり固めて頑張らせてもらいます。
 
 
情報提供：日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影：日刊プロスポーツ新聞社　Takuto　Nakamura
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