第53回オールスター競輪(GI) 決勝戦 共同インタビュー
 
配信日:9月4日
 

9月5日(日) 11R (発走予定16時30分)


 【1】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 2走目はちょっと失敗しちゃったんですけど、まあ調子は悪くないと思います。(準決勝も)ギアを上げて、1着が取れてるんで問題ないです。(準優は)8番手はイヤだったんで、6番手くらいにはいたいなと思ったんで、予想通りいきました。(自分の上がりは10秒7、山崎は10秒5で)モノが違いますね(笑)。今年はなかなか(ビッグの)決勝に乗れなかったので嬉しいです。決勝もまた石毛さんと2人でワンツー決められるように。行けるところから優勝目指して頑張ります。ある程度こうなったらこう動くってくらいはちょっと考えて、あとはいつも通り行けるところからですね。
 【2】佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (久々のG1決勝は)嬉しいです。前は簡単に乗れてた時期もあったんですけど、最近はなかなか乗れなくて、このまま乗れないんじゃないかっていう弱気になったこともあったんですけど、地元のオールスターで山崎とワンツー決めれて嬉しいですね。今年の中では一番良い感じですね。ここに向けてやってきたっていうのもありますし、調整も上手くいったのかなって感じがします。あとは脇役だってことでリラックスして走れてるのが良かったのかなって思います。(準優の山崎は上がり10秒5だが)付いてくだけならあとコンマ2ぐらい上がっても大丈夫そうな感じがしますけど、抜くのは今日の状態では厳しいですけど、付いてくだけだったって感じはしますね。雄一は前で何回も頑張ってくれてるんですけど、山崎の後ろに自分が行かせてもらうんで、はい。良い勝負できるように頑張ります。
 【3】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 (4日目は休みで、ライバルの走りを見て)まるっきり今日はバンク状態が違いますからね。昨日の状態と全然違うんでって感じです。今日はゆっくり過ごしました。自分の中では(準優を)走りたかったです。でも走っても勝ち上がれないってこともありますしね。準優を走らずに決勝を迎えるっていうのは自分次第になってくるので、気持ちをどう高ぶらせて走るかってことで今は考えてます。状態は悪くないですね。(前回落車しているが)決勝戦を走りますから、そういったことはあまり考えず思いっ切り力勝負したいですね。決勝は走りづらいメンバーではないので、自分も躊躇せずに踏めるところを踏めば良い勝負できるって自信はあります。(連覇がかかった)オールスターですし、決勝戦まで来たので、もちろん勝つつもりで走るんですけど、何よりも後ろが神山さんですからね。2人で良いゴール前勝負できたら、最高の形ですね。
 【4】吉田敏洋(愛知・85期)
吉田敏洋選手
 G1の決勝は6年前の大垣、全日本選抜以来ですね。6年も歳をとりました。そこからはずっと山あり谷ありと言うか、谷ばっかりでしたけど。長かったですね。準決勝は細かいことを考えても1人なので、誰かにくっついてって走り方をしても(決勝へ)2着上がりっていうことで3番手ではそんなにおいしくないなと思った。コメントでどこかの3番手と言うと自分の言葉で自分を締めつけちゃうというか、自由に動けなくなってしまうかなと思ったので、あえて位置を決めず一発狙い。その言葉だけで走ろうと思ってました。あれ(カマシ先行)は狙ってました。打鐘から4コーナーの間で絶対緩むところが1箇所はあると思ったので、その時に下手に自分で脚を使って位置を取りに行ってしまうと、一番大事なポイントで内に包まれてたりとか、一番前にいたりとかでは意味がないんでね。絶対に斬り合いになるから、一番最後待ってましたとばかりにカマせれば良いかなと。それくらいしか考えてなかったですけどね。良い時はこんなもんなんだろうなって、そんな感じのレースだったですね。今回はいつもの3.92じゃなくてギアを少し上げた形で入ったんですけど、2次予選のほうがちょっと重いかなって感じで自転車の伸びも悪かったんですけどね。ギアを生かすような競走をとにかく心がけようって考えた結果の今日のレースだったので、上げて正解だったかなと思います。明日は大塚さんが番手を回ってくれると言うことなので、これで僕にもラインができて細切れ戦ということになると思うので、今日と同じ展開じゃないけど、そういう感じで走りたいと思います。ものすごく僕にもチャンスがあるかなと思うので、今日と同じように緩んだところを一発、思いっ切り狙っていきたいなと思います。
 【5】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
 初日はあまり良くなかったので、ちょっと厳しいかなと思ったんですけど、何とか2次予選は(渡邉)一成が頑張ってくれたんで、そこを乗り切れたんで準優は平原(康多)の番手で気持ちだけは入ってたんで、気が付けばけっこう仕上がってます。(全日本選抜決勝で落車の影響は)大丈夫です。オールスターは相性の良い大会なので、それもあると思います。勝ち上がれば(先に決勝進出を決めている)武田がいるので、そういう気持ちで走りました。武田は1日休んでるので相当強いと思うんで、不安は不安ですね、逆に(笑)。相当強いと思います。離れないように後輪だけ見て追走します。
 【6】佐々木雄一(福島・83期)
佐々木雄一選手
 調子自体は変わらず、入ってから良いです。(2日目、準決勝と番手のレースだが)今年に入ってから、けっこう人の後ろを回る競走も多かったので、その辺は問題なく走れました。G1の決勝は初めてですが、あまり実感もないですね。狙ってなかったので。脚の方は日に日に軽くなってると思います。今年の記念は散々でしたけど、平ではF1を1回ですかね、優勝してます。決勝は福島の3番手を固めていきます。うるさい先輩が前にいるので(笑)、3番手と言うことになったので。しっかり付いて行きたいと思います。
 【7】大塚健一郎(大分・82期)
大塚健一郎選手
 準優は(松岡)貴久君のいつものスタイルで、順番が来たら行って、中団は外でも追い上げるって形だったんですけど。全て任せてたので、感性ですね。初日、2日目と重かったんですけど、今日はちょっと軽く感じたんで、みんなも今日は軽いって言ってたので、バンク状況的に今日は軽かったんで、明日も軽くなってくれれば僕にもチャンスがあるかな思いますね。僕は実力がないんで、軽くないと勝負にならないですから。(内を行ったのは)とっさの判断ですね。貴久君が止まったのが自分の中で確認できたので、村上(義弘)さんも外してたので行かせてもらいました。今回は新車を持ってきたんですけど、だいぶ馴染んできて良い感じだと思います。立川F1でコケたので心機一転。決勝は西で敏洋に行きます。連係はここでF1の決勝で、去年ぐらいじゃないですかね。1年ぐらいたってると思います。吉田君の感性で仕掛けてくれれば、そこから突っ込みます。
 【8】石毛克幸(千葉・84期)
石毛克幸選手
 G1の決勝は初めてなので、良かったです。(実感は?)そうですね、嬉しいの一言です。前走(松山F1)の感じが良かったので、どうかなと思ったんですけど、1次予選を走ってみて1着で勝ち上がれたし、2次予選もツキが味方して5着で勝ち上がれた。今日は海老根さまさまです。最近のG1は準優とかじゃなく予選で負けちゃってたんですけど、その分結果が出て良かったです。(改修後の)平は初めて来たんで分からなかったし、1走目で風が強いと思ったけど、決勝に乗れたので相性の良いバンクになりますね。決勝も海老根の後ろで、しっかり付いていきます。ワンツー決まるように頑張ります。
 【9】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 準決勝は深谷(知広)君が先行すると思ったんで、あとは荒井(崇博)さんの前にいるかいないかの勝負だったと思います。(バンクレコードは)深谷君が駆けてるから(自分の)タイムも良いと思ったんですけど、200勝も分からなかったんですけど、初めて聞いて、嬉しいです。地元でピンピン(1着1着)も気持ち良いですね。初日から体調は良いと思いますね。昨日も1着取れたんで。今回は意気込んで練習しなかったせいか体が軽いんで、明日もいけると思います。(渡邉)一成と伏見(俊昭)さんは最終レース(で勝ち上がれず)残念だったですけどね。福島は3人なので、僕はいつも通り、緩んだら先行も含めて何でもやっていきます。決勝に乗る最低ノルマは達成したと思うので、あとは3人で上手く協力して優勝目指したい。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
COPYRIGHT(C) JKA, All Rights Reserved.