『東日本大震災被災地支援 第54回オールスター競輪(GI)』
シャイニングスター賞 共同インタビュー
 
配信日:9月1日
 

9月2日(金) 11R (発走予定16時30分)


 【1】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
「やっぱり、長塚君とは相性がいいですね。その中でしっかり1着も取れていますし、脚の感じについては全然問題ないですね。十分に戦っていけると思います。シャイニングスター賞は関東は分かれて戦った方がそれぞれにチャンスがあるだろうということで、僕は平原君の後ろですね。別線になるのは結束力の裏返しみたいなものでもあるので、お互いにしっかり力を出して戦っていければいいかなと思います」
 【2】新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
「オリオン賞は先行の組み立てではいたし、ある程度作戦通りのレースになったんですけど、(加藤)慎平さんが下がってくる時に内に切れ込みながらっていう感じで、それが引っかかる形になってしまって、引くタイミングがだいぶ遅くなってしまったんですよね。それがちょっと計算違いだったというか。僕は無風でゴールまで行った状態なので、神山(雄一郎)さんの牽制がなければもうちょっと上までいけたかも知れないですけど、それでもバックの時点では長塚(智広)さんのヨコにいるくらいじゃないと、ラインで決まることはないとは思っていたんです。だけど、長塚さんの動きを見てしまったのが、ラインで決められなかった原因かなと。
 シャイニングスター賞では何回も連係させてもらっている山崎さんと伏見さんに任せてもらえるということなんですけど、今までは自分が先行するだけして後ろの2人が1・2着っていうケースが多かったんですけど、明日は自分の力をしっかり出し切って上位独占できる様に。自分が1着を取るつもりで組み立てていけば、後ろの2人にもチャンスが出てくると思うので、勝ち上がりに関係ないシャイニングスター賞ですけど、内容と結果の両方を求めていきたいですね」
 【3】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
「ドリームレースに関しては人の後ろでのレースな分、色々と考えることがあったし、精神的にすごく疲れました(苦笑)。武田さんの後ろは自力みたいなもんなんで。
 走ってみた感触としては富山記念に比べれば全然いいと思います。シャイニングスター賞はその武田さんと分かれて戦うことになりましたけど、そうなった以上はライバルですし、ドリームレースがマーク戦だったので、シャイニングは準決勝に向けて自分から仕掛けて感触を確かめられる様に頑張りたいと思います」
 【4】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
「ドリームレースは深谷(知広)君が先行すると思って、その3番手からと思ったんですけど、不発になっちゃって。それでも外併走から行っちゃうのかなと思って準備していたんですけど、その分脚に来ちゃいましたね。自分から仕掛けていないので、感触的なものは分からないですね。シャイニングスター賞は関東や北日本がどう並ぶとしても、いつも通り単騎でいけるところからという感じです。準決勝へ向けて弾みをつける意味でも、ここはしっかり仕掛けて感触を掴めればいいかなとは思いますね」
 【5】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
ドリームレースを走った感じとしては悪くないですね。
 4コーナーから直線では武田さんよりも(村上)博幸の方が気になって、牽制が来るとしたら僕のところなのかなっていう感じでした。結果的にその博幸を乗り越えられたので、それは良かったかなと思います。
 シャイニングスター賞は僕は新田君の番手で頑張ります。連係は5~6回くらいはあると思うんですけど、寛仁親王牌も優勝しているし、相性はいいと思います」
 【6】小野俊之(大分 ・77期)
小野俊之選手
「今日は(松岡)貴久が頑張ってくれたんで、僕は彼の力をもらいつつ、その気持ちに応えることができたかなと。浅井(康太)が直線で踏んでくるのは分かっていました。その外を行かれるのは仕方ないと思ってたんで。
 1着が取れているので、調子はすこぶる良いですよ。ただ、シャイニングスター賞は僕にとって難しいレースですよね。西日本が1人だし…。関東が分かれてくれたらどっちかの番手勝負にいけばいいだけなので、僕としては楽なんですけどね。(関東が武田─長塚、平原─神山で別線となり)じゃあ、僕は1人で好きに走ります(笑)」
 【7】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
「ドリームレースでは3番手で村上(義弘)君の後ろ姿を見て、やっぱり僕もまだまだ頑張らないといけないなと思ったレースでしたね。苦労せずに3番手が取れたし、自分の中で考えていた通りの並びになったし、レースの流れもそうなって、1着を取れて、前検日にもレースで戦える脚はあるっていうことを言ったと思うんですけど、その点については大丈夫です。
 シャイニングスター賞は関東4人ですけど、僕と長塚君、平原君に神山さんという形で分かれて戦うことになりました。これがファンが望んでいるレースだと思うんですよね。この4人は力のある選手で、お互いの力とか技っていうのを認め合っていて、並べば新田君との2分戦になってしまうと思うんですけど、そういうレースをファンは見たくないんじゃないかなって思いました。
 僕もここはやっぱり力でぶつかり合うレースをしたいですしね。別れるっていうことになった以上は、神山さんの牽制に気をつけて、そこをしっかり凌ぎたいですね」
 【8】長塚智広(茨城・81期)
長塚智広選手
「オリオン賞は神山さんに後ろに付いて頂いて、自分としても上手く流れをみながら仕掛けられたんじゃないかなと思います。ただ、やっぱり、ピークの頃に比べれば状態としてはそこまで良くはないかなっていう感じですね。それでも、十分に戦えるレベルではありますけど。シャイニングスター賞は武田さんと平原君が分かれることになりましたけど、僕がどちらかのマークっていうことになった時、平原君は埼玉ですけど、武田さんは同県なので、武田さんの後ろを回るのが1番自然なんじゃないかなということです。番手を回るとなった以上は、自分の仕事をしっかりしていくだけですね」
 【9】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手
「ドリームレースに関しては武田(豊樹)さんの4番手からの流れ込みっていう感じでしたね。僕も全然脚を使っていなかったんで、感触的には分からなかったのですけど、可も無く不可も無くという感じです。
 シャイニングスター賞は北日本が3人揃ったので、もちろん上手く連係して頑張りたいですね。僕は新田─山崎の3番手でしっかりと仕事をしたいと思います。関東4車揃って厳しい戦いになるのかなとは思いますけど、何とかラインで決められる様に頑張ります」
 
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