『第56回オールスター競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:9月15日
9月16日(月) 11R (発走予定16時30分)
成田和也(福島・88期)
成田和也選手  ある程度自分では納得する走りができていると思いますけど、まあそのなかでも3日目は徐々に軽くなってきていると思います。新田と走るときはまずは追走をしっかりしたいと思うんで、今日もまずは付いていくことを。新田が徐々にっていうか、レベルアップしてるんで、そういうのを感じるので、そのなかで自分の役割を果たせるように。タイトルを目標に。新田の番手に行きたいと思います。
藤木裕(京都・89期)
藤木裕選手  あまり状態は良くないんですけど。オリオン賞はとくに絶望な感じがして、それで2次予選は先行意欲も出て、それしかないと思って駆けたのが今日(準決)につながったと思います。(準決は)自信にもなりました。(前回の落車で)左肩も上がらないんですけど、ここまで来たら。(決勝は)自力でしっかりタイトルを獲れるように頑張ります。
金子貴志(愛知・75期)
金子貴志選手  日に日に軽くなっているんで、すごく体調は良いと思います。流れも良く見えていると思うんで、感じは良いと思います。前検日はちょっと重たかったんですけど、1日休みがあってすごく楽になりました。(優勝した親王牌に続いて決勝に乗れたのは)すごく嬉しいのとホッとしています。本当に嬉しいです。(決勝は吉田)敏洋が乗ってきたんで、前で頑張ってくれるみたいなんで、しっかり付いて行きたいと思います。敏洋が優勝を狙ってくれれば、僕にもチャンスがあると思います。2人で決めたいと思います。
後閑信一(東京・65期)
後閑信一選手  埼玉の平原(康多)君と池田(勇人)君のおかげですね。(今シリーズは)そこに尽きます。(ここに向けて)新しいことに取り組んで、いろいろしてきたんですけど。一回見失うこともあったんですけどねぇ…、信じて頑張ってきてよかったと思います。(体の)痛みもまだあるんですけど、そういうことを乗り越えたんで気持ち的には楽ですね。自分は走る以上は、タイトル目指して走っているんで。明日(決勝)は見せ場を作って、悔いのないレースをしたいと思います。(決勝は)最近使ってきている自力を多用して、何でも(やって)走りたいと思います。前々に踏んで。自分としては考えやすい(メンバー)というか、前々に行けば何とかなりそうな。位置は取れそうな感じはするんですけど。勇気を持って積極的に、頑張りたいと思います。しっかり頑張って優勝を獲りたいです。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手  今回はうまく仕上がってきたんで、それがレースに出ていると思います。(1走目から)変わらず脚も精神的にも、いい感じだと思います。(G1の決勝は)はい、久し振りです。明日(決勝)は藤木の後ろに行かせてもらいます。
勝瀬卓也(神奈川・84期)
勝瀬卓也選手  (G1の決勝に乗れて)宝くじに当たった感じです。初日は五十嵐君がいて、新田(康仁)さんがいて僕だったんですけど、2人が行ってくれたんで2着に入れました。2日目も松谷(秀幸)がカマしてくれたんで、今日もキリ(桐山敬太郎)が頑張ってくれたんで全て後輩のおかげなんですけど。(感触は)ここ2カ月で一番良いと思います。一番良く(前検日に)入って、フレームとかも悩んだんですけど、今回この前の立川を走りまして、自分のなかではすごい感触が良かったんで、良い状態で入ってるなってのは初日からあったんで。踏んだ分だけ(車が)出ていると思います。(決勝は)地元の後閑さんの後ろで頑張りたいと思います。豊橋記念の初日特選で僕は後ろに付いてるんですけど、すごい強いんで。敵として戦ったときもすごい強いんで、信頼して後ろに付いてます。
稲川翔(大阪・90期)
稲川翔選手  (今シリーズは)自分らしくしっかり力を出し切れているかなと思います。今日(準決)はもう(村上)博幸さんが付いてくれているんで、気持ちだけをしっかり入れて。消極的にならずに自分らしくしっかり力を出し切って走ろうと思ってました。地元でG1(高松宮記念杯)の決勝に乗れて、そのときは浮き足立っていたけど。次に乗ったらしっかり優勝を狙おうと思って頑張っているんで、(今は)そういう気持ちです。(決勝は)僕は藤木君と博幸さんの3番手で、しっかり優勝を狙いたいと思います。必ずチャンスはあると思うんで、チャンスを逃さないようにしっかり走りたい。
吉田敏洋(愛知・85期)
吉田敏洋選手  準決勝に関しては深谷(知広)の頑張りに尽きると思います。昨日は自分が思ってたように調子が良かったんで、自分の力を信じて走れた結果と、後輩の深谷の頑張りに助けられた結果で決勝に来れたと思います。直前の練習で良い感触をつかめたんでここに来れてると思います。(3年前のいわき平オールスター以来、当大会は2回目の優出となるが)あのときと今では中部地区の自分の立ち位置というか、置かれている状況が変わってるし、ましてや金子さんが前回の寬仁親王牌でタイトルを獲ったということで、中部地区が頑張らなきゃって盛り上がっているところなんでね、そういうなかでこういう風に愛知県で金子さんと2人で(決勝に)乗れるってことはすごく良い刺激になります。(決勝は)金子さんにはわがままを言う形になったかも知れないですけど、『前でやらせてください』ってお願いしたので。具体的なことは何もまだ考えてないですけど、とにかく自分の持ち味を最大限出せるように、いつも通り積極的なレースを心掛けていきたいと思います。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手  初日は自分の力を出し切るような、展開も自分に恵まれるようなレースになりまして、1着が取れてよかったと思います。2日目は力を出せない、レースの作り方がずごい下手でして、結果的着も3着までに届かない残念なレースになってしまったと思います。今日は、ラインでワンツーは決まったんですけど、3番目の合志(正臣)さんまで3着に入れなかったのは残念なんですけど、レースの内容は咄嗟の判断で藤木(裕)さんの番手にっていう形になってしまって、結果的には藤木さんが先行ですごい掛かってたんで(敵の)まくりも来れなくて、あのような展開になったと思うんですけど。まあ、しょうがなかったのかなと思います。力的にはレースのなかで出し切って終わってるっていうレースは初日だけですので、今日のレースも一応力を出したんですけど、風を斬って走った訳ではないので、悪く言えばちょっとレースを上手く組み立てていない部分があると思うんですけど、良く言えば力が温存されている部分があると思いますので、決勝戦がすごい楽しみです。(決勝については)成田さんにはすごいお世話になってますし、ガードしてくれる先輩ですので、信頼して僕は僕の力を出し切るように、ゴール前で力勝負できるように、ということだけを考えて走りたいと思います。今年がはじまってからこのオールスターに向けて何としてでもタイトルを獲りたいという気持ちで挑んできているんですけど、G1では高松宮記念杯で何とか2着に逃げ残るという結果しか残せてなかったんで、やっと目標にしていたこのオールスターでの決勝で力勝負ができるなという楽しみな気持ちで一杯です。
↑ページTOPへ