『第75回日本選手権競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:5月8日
5月9日(日) 11R(発走予定16時40分)
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
(準決勝は)眞杉のいつも通りのペース配分で駆けられるポイントって言う感じですか。何度も眞杉とは連係してますし、強さも知ってるし今回もすごく強くなっていたんで何とかしたいなって思っていました。清水が大体2車身くらい後ろからずっと来てたのは分かったんですけど、それを何とかすれば(眞杉が)残るなって感じで踏んだ感じです。(初戦のゴール後落車の影響は)外傷はほぼ治ってきてるんですけど、内臓がやられてて、体調は特に一番昨日(GR賞)が良くなかったんで。明日(決勝)にはベストに持っていけるように最善を尽くしたいと思ってます。(準決勝を勝ち上がれたのは)ラインのお陰というしかないですし、(決勝も)ラインの力を全部合わせて、相手が強いんで何とか一泡吹かせられるように。自分は自分でやれることを精一杯やります。(関東は眞杉、平原、武藤の並び?)はい、そうなります。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (準決勝は)中団取れて後は流れでした。赤板で動かずに一回動いてから考えようと。うまく位置を取れたのが勝因。出てからふかしても脚はたまらないし、回しながらで竹内(雄作)さんも先行態勢に入ると思ったから出させた。飛び付いて余裕がなくて、休んでから行きたかったけど、浅井さんのけん制が見えたからその隙にと。浅井さんさえ乗り越えれば力勝負できると思って、浅井さんにもらわないようにと。今日(準決勝)も自力を出せて、初日(2日目の特選)も長い距離踏めて、昨日(GR賞)は外踏めて良い流れ、調子で決勝に上がれたと思う。(決勝メンバーを見て)強いメンバーなんで、負けないようにしっかり頑張ります。慎太郎さんが付いてくれるという感じだったので、しっかり自力を出してラインで決まるように頑張ります。(GIの3連覇がかかっているが)3連覇というよりか、しっかり優勝だけ目指しで頑張ります。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
(準決勝は)中団からが理想かなって思っていました。ちょっと北津留(翼)さんが切ったのが予想外で、(単騎の)北津留さんが駆けて(古性)優作君が番手まくりの形になるとヤバいと思って仕掛けましたけど、すごい勢いで来たので。(古性の)番手には入れたけど、右に左にかなり酔わされましたね。でも慎太郎さんが後ろの後ろにいるってわかったので、早めに仕掛けないとなって思って優作君のけん制は怖かったけど早めに踏みました。(決勝は)僕が(清水の)番手で。(GR賞は)どうしようかなって感じでしたけど、決勝戦は後ろに付かせてくれって言いました。皆がいいレースをすると思うので、その中で自分が優勝できればいいなと思っています。
武藤龍生(埼玉・98期)
武藤龍生選手
(準決勝の)作戦は前々って感じです。鈴木ノブ(庸之)さんはレースセンスあるので鈴木ノブさんの流れに任せてました。竹内(雄作)さんが来るのが遅くて、どうかなと。鈴木ノブさんが前に踏んでくれてチャンスができた。余裕はなかった。鈴木ノブさんが外で(鈴木)竜士君が内だろうと思ったから後輪だけをみて内に入った。落車はスレスレでよけて後は踏むだけと。まさか3着に入れるとは。ダービー初出場で、優出は嬉しい。夢の舞台なので。いままでやってきたことが間違いじゃなかったなと。師匠や家族も喜んでいると思う(決勝は)自分は眞杉君、平原さんの番手で頑張りたいと思っています。(最終11レースは関東勢が)3人とも気合が入ったレースをしてたんでみんな(決勝に)乗ってくれって形だったんですけど、諸橋(愛)さんは落車してしまったので…。(GIの決勝で平原の後ろを回れるのは)すごく嬉しいですね。自分がアマチュアの時から平原さんは活躍されてたので。アマチュアの時もそうですけど、デビューしてからもずっと平原さんと一緒にって気持ちはあったので。まさかGIの決勝で一緒に乗れるとは思ってなかったですけど、乗れてすごく嬉しいです。緊張はしますけど、(平原と一緒のレースは)これからもっと増やしていきたいんで。そこはもっと自分が努力していかないとなって思います。
浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
(準決勝は渡邉)一成さんが前は予想通り。中団からスタートなら周りが動いた所で自分たちに流れになるかなと。南関が中団を主張したので、後ろから。後ろからなら(竹内)雄作のタイミングでと。相手を考えての先行だった。郡司君が3番手に入ったのを確認して、雄作の踏み上げに対して郡司をどう止めようかと。1コーナーから車間を切って、郡司君が出てくると思ったからずらそうと思ったけど、しっかりと踏まれた。内藤(秀久)さんがいて、半端にいくと負けるのでしっかりと当たって受けれた。最後は郡司を差せれば良かったけど、連日に比べて重たかった。中部で先行選手がいない中で、準決で雄作と連係できて大きかったけど、2人で決勝に乗るのが、タイトルに一番近づく。(決勝は)単騎で、狙えるところをしっかり狙いたいと思いますけど、はい。ゴールデンレーサー賞と同じような感覚かなと思っているのですけど、関東の二段駆けもあるだろうし、あとは清水君の先行もね、あるだろうしというところで、郡司君もしっかり自力強いので、何かできればとは思っています。運とタイミングで力を出し切りたい。 
松岡健介(兵庫・87期)
松岡健介選手
(準決勝は)古性(優作)君はいつも出たとこ勝負なので任せていました。正直ホームでどうなっているのか分からなくなってしまって、岩本(俊介)君に内へ来られて慎太郎さんに降りられてきつかったですけど、岩本君だけには入られないようにと思って。千切れるようなスピードではなかったので混戦になるだろうと思っていました。ここ最近は、引っかかりと自転車の進みがマッチしてきた感じです。(決勝の戦い方は)1人でやります。付いてみたい選手はたくさんいるんですけど、特に悩むことなく1人でやります。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
(準決勝は)細切れなんで取れた位置からって感じで、初手は関東の後ろが一番理想かなって思ってて。ちょっと後ろ攻めは嫌だったんですけど、スタートで失敗して後ろ攻めになったんで。(眞杉が先行すると思ってた?)そうですね。そうなんですけど、自分がそこの先行に対してどういうレース運びをしようかなっていうところで、ちょっと腹をくくり切れない部分が今日(準決勝)はありました。安パイの方を選んでしまいましたね。4番手取ったところでまくりに行けるかって言うと今日は微妙なところがありましたね。前が強かったですね。掛かってましたね。(自分のコンディション的には)脚自体は軽いんですけど、今イチ何か力が伝わってない感じがあるっていうか。ちょっとバタバタしてますね、連日。明日(決勝)までに修正してって感じになると思います。(決勝は)頑張ります。あまり口数は多くない方がええかなって思って(笑)。しっかり松浦さんの前で力を出し惜しむことなく頑張ります。
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
(準決勝は)根田(空史)さんが前を取ってくれたらいいなって。根田さんの後ろと思って。前中団を取ってくれたんで。切られた上を切って。(平原、諸橋愛が後ろで)メチャクチャ緊張しました(笑)。しっかり主導権取ることだけ考えて走りました。モニター見て、後ろが来てないのが分かってたんで、ホームはペースで行って、2角からいつも通り踏み直しました。ジャンで切ったところだけ(別線が)来れないペースで踏んで。そしたら来てなかったのでそこは良かったです。後ろがどうなってるかは分からなかったんですけど、平原さんが付いてるのは分かったんでしっかり一生懸命踏めてました。(ゴールした時は)あれ?これ何着だろうって思って(笑)。(初の正規でのGI参戦で決勝に乗れたのは)メチャクチャ嬉しいです。(ここまで振り返って)体の感じはいつもより全然いいです。フレーム換えてそれがマッチして。(決勝は)3人で頑張ります。いつも通り主導権を取れるように頑張ります。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
(準決勝は)稲川(翔)君に思いっ切りいいのを肩に貰ってしまって飛ばされたので、追い込みとしていいレースじゃなかった。でもそのあとは冷静さを欠くことなくリカバリーできましたね。最近はS班の中で僕だけ活躍できていなかった感じなので、気持ち的に楽になりましたね。(決勝のメンバーを見て迷いましたか?)いや、もう郡司の後ろにいきます。前回の武雄記念もお世話になってますし、はい。(意気込みをお願いします)応援してくれている人はたくさんいると思いますから、オールスターのファン投票もありますし、存在感をアピールしたいです。グランプリを目指して頑張っていきたいです。