『第76回日本選手権競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:5月7日
5月8日(日) 11R(発走予定16時40分)
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (準決は)何も決めてなかったですね。スタートもどこ取るか分からない状態やったんで。本当に今回、脇本さんは作戦を決めるときも前と違って調子がいいときの脇本さんの感じだったんで安心して付いていきました。(自分の状態は)初日、2走目とちょっとどうなるかなって思ったんですけど、本当に昨日(6日)の休みもいい感じで過ごせましたし、調整がここにきてやっとハマってきたかなって感じがしますね。(前2走は)疲労が乗っている感じでよくなかったんですけど、今日は本当に日本選手権にふさわしいような体調でしたし、明日も楽しみやなって思います。ちょっと遅いですけど、ギリギリ間に合ったかなという感じです。(バンクとの相性も)抜群じゃないですかね。でも、相性というより脇本さんが本当に頑張ってくれましたし、東口さんもすごい内を閉めてくれてましたし、自分は安心して走れたかなと思います。(決勝も)脇本さんの後輪に集中して近畿の3人で上位を決められたらなと思います。(全日本選抜からの、平でのGIの連覇もかかるが)日本選手権は本当に優勝したいレースですし、しっかり気を引き締めて頑張りたいなと思います。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決は初手で)後ろになってしまった。周回中は厳しい展開になると思っていましたね。押さえに行く時にペースを上げないで行けば、深谷(知広)が引き切るのが遅くなって、(自分が)前々にいられると思った。ああなったら開き直ってやるしかないので、その結果ですね。(佐藤)慎太郎さんの目標の番組だったので、何としても地元選手を乗せないといけないなって。コンディションが悪いわけではないけど、バンクコンディションが独特ですね。風がずっと追っていない感じ。(決勝は)眞杉君を目標に。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (準決は)初手が難しかったですね。眞杉君ラインの後ろが取れたらよかったんですけど、取り合いみたいなってしまったので。前になってしまったのでどうしようかなって感じでした。渡邉(雄太)君に切られる分には良かったんですけど、山口君に切られると後方になってしまうので。最悪でも山口君には切られないように。難しくはなりましたけど落ち着いてはいました。脚を使っていなかったですけど伸びて確定板に入れたので良かったです。(決勝は)自力でやります。
東口善朋(和歌山・85期)
東口善朋選手
 (準決は)脇本、古性は強いし、後ろを走るために練習をやってきましたし、こうしてワンツースリーできて、決勝を走れてうれしいです。(レースが動き始めてからは)1着とか2着というよりも、しっかり3までに入って権利を取るという意識だけして走っていたので、しっかり3番手の仕事ができたのかなと思います。(ここまで3走したが)気持ちも入ってますし、前はなかなか抜けていないですけど、気持ち的にも脚的にも入っていると思います。(決勝は)また(脇本、古性と)一緒に走れることは光栄ですし、チャンスをものにできるようにしっかり走りたいと思います。GIの決勝を走れることはあまりないですし、楽しむというか、しっかり走りたいと思います。近畿の3番手で頑張ります。
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
 (準決は)4着だなって思ったんですけど、1センターで接触があった音は聞こえていたので。前か後ろからだったので。先に切ってくれればって思っていたら切ってくれたのでそれが良かったですね。今日(7日)は落ち着いて引っ張って引っ張ってって感じで駆けました。去年よりも成長できているのかなって。嬉しいですね。デカいです。前回から練習を減らして調整気味に仕上げてこれたのがよかったです。(決勝は)自力で戦います。
荒井崇博(佐賀・82期)
荒井崇博選手
 (嘉永)泰斗に億万長者になるチャンスをもらった。(準決は嘉永が頑張ってくれた?)それ以外ないですね。(組み立ては)後ろの方からで最悪の展開を考えながら走った。あの展開になったら(決勝に)乗らないと失礼なので精一杯でした。チャンスがきたら、乗れる準備をしてきたので良かった。(脚は)問題ない。(決勝は)清水君に付ける。
守澤太志(秋田・96期)
守澤太志選手
 (準決は)ゴールした瞬間は眞杉君が4着で申し訳ない気持ちでしたけどよかったです。前でも後ろでも先手を取るっていう感じだったので信頼していました。イン切りが入ると思っていたので、そこを眞杉君が駆けてくれればって。山口(拳矢)君が叩きにきたと思ったんですけど止まったので。後ろを確認しながら冷静に走れました。SSの二人が凄い勢いできていたので踏んでしまったんですけど、(眞杉が繰り上がりで)結果3着で良かったです。自分の感覚というよりも連れて行ってもらっている感じなので、調子はわからないですけど、昨日(6日)よりも良くなっていると思います。(決勝は)単騎で走ります。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (準決の組み立ては)後ろ受けにすんなりなると思っていなかったので、そのあたりは意外だったんですけど、やっぱりすんなりは出させてくれないなという展開になったので、それを力でねじ伏せる形を取れたので良かったのかなと思います。(レースが動き始めて別線からの警戒は)新山(響平)君は同じナショナルチームで活動している仲間ですし、より一層警戒してくるなとは思っていたので、それが形になったのだと思います。(踏み勝ってからの感触は)ジャンのところで新山君の番手にはまろうかなという思考回路になったんですけど、ラインで決めるためには前にしっかり踏まないとという気持ちもあったので、精神的な部分ではより良くなっているとは思うんですけど。脚の状態的にはまだまだ満足いくところではないのかなと思います。(ここまで3走したが)予選からのスタートで、徐々に緊張感が高まっていくレースだったので、尻上がりに上がっているようには見えると思うんですけど、自分自身のプレッシャーに打ち勝ってこそのレースだったと思うので、決勝はもう一段階、しっかり緊張感を持って戦いたいと思います。精神的な部分ではかなり良くなっていると思うので、あと一戦しっかり頑張りたいと思います。(決勝は)僕たち近畿は3人しっかり固めて戦いたいと思います。僕自身はいつも通りのレースをするだけなのでしっかり頑張ります。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (準決は)どういう結果であれ(平原に)全面的に任せていた。イナショー(稲川)が入ってきたのがわかって、コースを殺しにいくときに自分の勢いも殺しながらだったので伸びなかった。(前回落車の影響は)まったくない。地元の日本選手権の決勝に乗れて本当にうれしい。ここまでくれば、いろいろな要素が勝ちにつながる。(地元で)佐藤慎太郎グッズを持って、応援してくれているし、それがモチベーションにつながっている。地元の決勝は自然と気合いが入るので、できるだけリラックスしたい。(決勝も)平原君の後ろ。