『第60回日本選手権競輪（GI）』 決勝戦共同インタビュー
配信日：3月24日
3月25日（日） 11R （発走予定16時30分）
【1】有坂直樹(秋田・64期)
脚に関しては問題ないですね。伏見君には申し訳なかったけど、準決勝はああいう形で切り替えるしかなかった。でも、体は反応しているので状態は悪くないと思います。決勝に乗ることを目標にしてきたので、（決勝進出は）良かった。今回の走りを見る限りでは、逃げるのは村上君だと思うので、明日は４，５番手になっても西ラインから組み立てたい。逃げるラインに付いていれば、併走になっても内から対処できるでしょう。
【2】小倉竜二(徳島・77期)
デキの方はまあ普通ぐらいで、内容としても今いちですけど、展開の方が向いている感じです。それでも今年の中では一番ですね。絶好調ではないですけど。明日は同期の小野君に任せていって、そこから脚を溜めて一発狙いたいと思います。
【3】平原康多(埼玉・87期)
３日間、レースの内容は違いますけど、それなりに脚は仕上がっていると思います。感じは良いですよ。自分のラインから優勝が出るように、明日は積極的に行きます。二分戦ですし、先行かまくりかは展開にもよるので決めずに走りますよ。
【4】加藤慎平(岐阜・81期)
正直言って、今回は良い状態ではなかったんですけど、そういう時に「村上義弘」という先行屋を付けてもらって嬉しいですね。信じられない。今までＧ１の決勝には何度も乗ってきてますけど、今回は何だか違う気持ちです。今回決勝に乗れたのはすべて村上さんのおかげ。だから、今日は自分が１着取れましたけど、村上さんが３着に残ってくれて良かった。前へ前へ踏んでくれる気持ちが嬉しいですね。３日間お世話になりますけど、明日も村上さんの番手に行きます。決勝だけは別物なので、村上さんに優勝を狙ってもらって、自分はそこからチャンスを狙いたいと思います。ところで、明日は４番車なんですね（笑）。
【5】兵藤一也(群馬・82期)
初日は最後中を割って踏んだだけで、ゴールデンレーサー賞は後方になってしまったから仕方ないかなと思います。準決勝は踏み出しで離れてしまって武田さんに迷惑をかけてしまったので、申し訳ないですね。でも、明日はそんなことを言っていられないので、気持ちを入れ替えていきます。脚は大丈夫ですよ。明日は平原の番手で。すんなり回れるとは思っていないので、その辺よく考えて気持ちを入れて走ります。
【6】村上義弘(京都・73期)
何回も言っているように、今回は練習から感じも良くて、デキも良かったし、このダービーに向けて専属契約している松本整さんと計画的にやってきたので、その成果でこうやって決勝に乗れて嬉しいですね。デキの方はここ数ヶ月の中で一番良いです。Ｇ１の決勝は松戸ダービー以来になりますね。決勝のメンバーを見ても（自分が）力が劣ると思いますし、自分の力を１２０％出さないと良いレースはできないと思いますので、とにかく、ただ自分は行くだけです。
【7】小野俊之(大分・77期)
初日と今日に限っては、前の井上君と荒井君が頑張ってくれたおかげで連に絡めたし、昨日も福島勢が行ってくれた。恵まれてますね。昨日と今日は重いんですけど、重いなりにもまたちょっと力が上がってるのかなってかんじで、伸びているので問題はないですね。明日なんですが、小倉と話したら僕に任せようかなって言ってくれたんですが、決勝戦なのでどうなるか分からないし、好きにしていいよとは伝えたんです。並び的に村上さんの後ろも良いんですけど、加藤君は頑張っているし僕も認めているんで、初手はその後ろの三番手から組み立てようと思っています。二分戦なんで絞りづらいんですが、ラインが長くなって村上さんが先行になれば、三番手からのレースをしようかなと思っていますけど、平原君の動きが良いので、平原君が先手ならハコに行きますね。
【8】稲村成浩(群馬・69期)
初日はコース取りに失敗してしまいましたけど、それなりに良い感じはあります。二次予選はタイムも出ているし、良かったと思います。今は気分も乗ってますし、平塚は相性が良くて好きなバンクなんです。明日は関東ラインの三番手になりますね。
【9】渡辺晴智(静岡・73期)
初日、二日目はラインのおかげですし、今日（準決勝）はタマタマですよ。脚の感じですが、今日で出し切っちゃった感じなので、また明日頑張らないと。明日は位置を決めないで勝つレースをします。
情報提供：日刊プロスポーツ新聞社
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