『第62回日本選手権競輪(GI)レポート』 初日編
配信日:3月3日
凍てつくような空の下、第62回日本選手権競輪が開幕した。午後に入ると氷雨も降り出し、バンクのコンディションが急激に悪化。この状況をいかに克服するか、トップ選手たちのパワーとテクニックが試される一日となった。
明日も先着入場1008名に3連単車券プレゼントや岸和田特産品物産展、縁日屋台などを引き続き開催。BBイベントステージでは森下千里さん、中野浩一氏、伊藤克信氏によるステージ(7R発売中)が、児島一彌氏、井上薫氏による予想トークショー(5、9R発売中)などが開催されます。ぜひ明日も岸和田競輪場へお越しください。
<1R>
新田祐大選手
オープニングレースは
新田祐大(写真)
がバックからの鮮やかなまくりで制した。
「中団の長塚(智広)さんが後ろを見てたので、なるべく長塚さんのところで止まらないようにと思ってました。風もなかったし、思った以上に流れましたね。ただ先行での1着じゃないので、そこは納得がいかないです。最近はGIでもけっこう準優にいけてるので、今回もそこまでいきたい。ちょっと重いけど、今日走って刺激が入ったし、明日しっかり調整します」
松尾淳の先行に乗った
山内卓也
が、斎藤登志信をドカして2着に流れ込んだ。
「松尾さんもそんなに悪くなかったけど、新田が強かった。ブロックのしようがなくて、斎藤さんのとこに何とか飛びついた感じ。本当は松尾さんと二人で勝ち上がりたかったけど、しょうがないですね」
3着にはまくった新田ライン三番手から
岩津裕介
が食い込んだ。
「山内さんが後ろを見てたので、けん制するのを見てから踏んだ。まだ体は良くないけど、今日はその辺の判断が良かったですね。そこは大事だと思うし、今日は上出来ですね」
<2R>
菅原晃選手
菅原晃(写真)
が迫力満点のまくりで快勝。1カ月以上のブランクを感じさせないシャープな走りを見せた。
「好きなパターンの競走になったし、良いタイミングでいけたと思います。セッティングもばっちり決まりましたね。久しぶりに感じよく踏めた。ただ、全周向かい風に感じて重かったですけどね」
人気の近畿ラインだったが
伊藤保文
は無念の落車。「5番のまくりに合わせて飛び付けばいいと思ってたんだけど…」と天を仰いだ。
<3R>
岩見潤選手
後ろ攻めから押さえ先行した
吉田敏洋
が、追走する岩見潤を振り切って堂々の逃げ切り勝ちを収めた。
「初手で後ろになったし、自分のタイミングで行こうと思った。駆けてからは小林(大介)さんも石毛(克幸)さんも見えていたし、落ち着いていけました。顔見せのとき、バック向かい風が強いなと思ったけど、実際走ったら感じなかったから、それだけ自分の状態が良いのかなと思う。予選回りだから初日が一番大事でしょう。ゴールしてから思わず『やった!』と言ってしまいました」
岩見潤(写真)
はゴール前で詰め寄るも交わせず。検車場に引き上げてくるなり「カッコわるいわ」と思わず漏らす。
「凄く掛かっているという訳ではなかったけど、巧く駆けていたからまくられないと思った。俺が抜きに行ったときに(吉田は)思いっきり踏み直していたよ。後ろの萩原(操)さんは外を来るかと思ったから内を締めたけど、コースをふさぐ形になってしまった」
石毛克幸
は中団からまくり出たものの、伸びを欠いて5着に終わる。
「出たときは行けるかなと思ったけど、吉田君は徐々に掛かっていく感じで巧く駆けられてしまった。脚は使っていなかったど、前が詰まった感じがしたから無理に出たのがいけなかったね。自分のタイミングでバックから行けばよかった」
石毛追走から
中村浩士
が伸びて3着に入り、二次予選進出を決めた。
「もうちょっと伸びると思ったんですけどね。1着には届かなかったけど、あそこから3着に入れたんで状態は悪くないと思います。今日は石毛さんが前に踏んでくれたおかげ」
<4R>
室井健一選手
4レースは三宅達也が後ろ攻めから打鐘先行。番手の
室井健一(写真)
がきっちり抜け出し、前回落車の不安を一掃した。
「今日は展開、前におれたからね。昨日は新車で走ろうと思ったけど、全然ダメだったので前のヤツに戻した。換えたままでハコ3とかだったら後悔してただろうし、戻して正解だったね」
三番手から外を踏んだ
西村正彦
は勝った室井に1/8輪まで迫る伸びを見せた。
「あんな展開はないよね。練習で打鐘から達也が駆けてるような感じだった。僕は最初から外を踏むつもりだったけど、あそこまで伸びるとは思わなかった。腰の痛みもないし、明日休めるのが大きいね」
逃げた
三宅達也
は3着敗れたが、ラインで上位を独占する結果に満足げな表情を見せる。
「栗田(雅也)が来るのをけん制して、落ち着いて駆けられたと思う。バックの風が強くてまくられるなと思ったけど、ラインでワンツースリーなら言うことないです」
<5R>
白戸淳太郎選手
伏兵の
白戸淳太郎(写真)
が自力まくりを決めて快勝した。レースは金山栄治が先行。矢口啓一郎と萩原孝之で中団争いとなると南関ライン三番手の白戸が自力まくりを敢行し、一瞬で前団を飲み込んだ。
「中団争いが長引いたんで、行ける所まで行こうと思っていたけど、まさかまくれるとは。ローラーに乗っているときは調子が良くなかったんですけど、体は動いてくれました。でも、村上(博幸)君も警戒していなかったし、ホントたまたまですよ。人気がなかったし、プレッシャーもなかったんでね」
村上博幸
は白戸を止められなかったが、2着を確保し初日を突破した。
「来るなら矢口君だと思って警戒していたけど…。知らん間に白戸さんが来ていた。レース前、急に雨が降ってきて重たかった。金山さんも重たかったようで、内帯線をはずしていたから風を受けてしまって。1着取りたかったのに悔しいですね」
<6R>
山田敦也選手
カマシ合戦となったスピード満点の展開。最終主導権を握ったのは北日本勢だ。中団のもつれを尻目に、
山田敦也(写真)
が有利に抜け出し快勝した。
「ようやくこの舞台に帰ってこられましたね。今日は『自分の一番得意な戦法で勝負しろ』と話してました。彼が強いのは地区プロなんかで知っていたので、踏み出しには特に気を付けてましたよ。3着までに残したかったけど、あそこまでいってくれている以上、僕が1着を取らないと申し訳ないと思い前に踏みました」
3着に潜り込んだ
武井大介
はヒヤヒヤものの勝ち上がりに「何とか残れましたね。2ラインでやり合う形になってくれたのはありがたかったです。バックで中に入っていったけど、ちょっと危ない場面もあったので、正直ラッキーって感じですよ。感じは変わらずですが、久しぶりに自分が前の番組だったので、良くしのげたなと思います。決勝でまた海老根さんと連係できるよう頑張ります」
<7R>
稲村成浩選手
藤田竜矢が4回転の威力を発揮。後ろ攻めからマイペースに持ち込むと、同じ大ギアの濱田浩司、舘泰守の別線を完封した。番手の
稲村成浩(写真)
がゴール寸前で交わして1着。
「4回転の藤田が巧くマイペースで駆けてくれたね。何とか3着以内と思って付いていたけど、藤田は一列棒状で4コーナーまで行ってくれたし、4コーナーから踏み直していたんで強かったね。普段はグリーンドームの暖かい室内で練習しているから、今日のこの寒さは厳しかったよ」
藤田竜矢
は2着に逃げ粘った。
「後ろ攻めは予定どおり。後ろに二人付いているから、今日はしっかりと自分の仕事をしようと思っていました。前のレースで(新井)秀明が勝ち上がったし気合が入りました。前の舘さんに突っ張られなかったし、すんなり出させてくれたから脚を使わずに前に出られたね。出切ってからは踏んだり止めたり、いつも通りのレースができた。G1で勝ち上がれて嬉しいですね」
三番手の木村貴宏は伸びを欠き、バックドン尻の
井上剛
が強襲し3着に食い込んだ。
「9番手になったから、とにかくワンチャンスを逃さないように脚を溜めました。濱田君は止まったけど豊田(知之)さんが強引に前に踏んでくれたんで、スピードを貰うことができた。バック9番手は慣れているし、逆にすんなりハコ回りの方が緊張しますよ。G1で9番手から3着に入れたから調子は悪くないでしょう」
<8R>
加藤慎平選手
中川誠一郎が押さえて流した所を、柴崎淳がスーパーダッシュで叩いて先行。山口貴弘が好スピードで迫ったが、番手の
加藤慎平(写真)
が有利に追い込んだ。
「淳は腰痛で手負いの状態のなか100%の力を出してくれたけど、後半の失速が今のデキなんだろうね。山口さんのまくりは強いと分かってはいるんだけど、スピードが凄いしありえない角度で飛んできた。計算が狂って止め切れなかった。自分もこの時期は腰痛が出るんで、二人でワンツーは難しいね。でも、淳は良いタイミングで行ってくれたし頑張ってくれた。あのダッシュ力は良い武器だね」
山口貴弘
はコーナーで併走を堪え2着に入る。
「中川君はすんなり押さえたから、ホームで逃げてくれると思った。そうしたら前が詰まって、その瞬間に柴崎に行かれてしまった。最終ホームまでは中団の作戦が巧くいってたんですけどね。もうああなったら行かないとダメだし、3着までと必死だった。笠松(信幸)君は車間を空けてたし、加藤君も余裕があったから行けるかわからなかった。とりあえず、笠松の横まで行ければ加藤も前に踏んでくれるだろうから、そこまでは我慢して踏みました。長い距離を踏んで2着に入れたんで状態は良いと思う」
<9R>
加藤圭一選手
神奈川コンビが軽快なレースで魅せた。逃げる松崎貴久を2コーナーから仕掛けてあっという間にまくり、ゴール前は五十嵐力と加藤圭一の一騎打ち。僅かな差で
五十嵐力
が追撃をしのいで初日白星を挙げた。
「G1の1着は何より嬉しいですね。実質的には渡邉くんだけを見るようなレースだったし、松崎さんが駆ける展開になったけど、落ち着いて仕掛けられましたね。合宿の成果も出たし、良い感じで踏めました」
加藤圭一(写真)
も最高の笑顔でレースをふり返る。
「抜きにいったけどムリでしたね(苦笑)。今日の五十嵐くんは強かった。タレる感じが全くなかった。最近、ビッグレースで初日を突破できていなかったので、気持ちが乗ってきますよ。やっぱり競輪は展開! 2コーナーから行ってくれた気持ちが嬉しいですね」
一方、
渡邉一成
は「力不足です。今日は体が重かった」と力なく引き上げていく。
<10R>
大井啓世選手
10レースは
村上義弘
がファンの人気に見事応えた。逃げる福田知也ラインの三番手を奪うと、バックから力強いまくりを決めた。
「流れの中で巻き返せるかどうかを判断して、あれで後ろまで引いたらリスクが高くなる。ラインから一人でも多く(二次予選に)乗るためのレースがしたかった。ファンの期待にしっかり応えたかったし、ここで僕がコケるのと進むのとでは違う。緊張しましたね。次から相手が強くなるので自分の力を信じて走りたい」
バックで村上の仕掛けに口が開いた
大井啓世(写真)
だったが、村本大輔のブロックで空いたコースを上手く突いて2着を死守した。
「バックで平沼に締められたし、ああなるかなとは思ってました。ヤバイと思ったけど、村本は張るだろうし、体が(コースは)あそこしかないって。イチかバチかでしたね。でも村上が強いです。自信持ってるような感じだったし、僕は付いていければ絶対2着はあるなと思ってた。心強かったです」
苦しい展開をしのいで3着に入った
平沼由充
の動きも光った。
「ほんとは村上さんの後ろを決めたかったけど、その後ろに入れた。もう外を行っても遅いし、内が空くことを祈ったら全部空いた。一次予選突破は去年の競輪祭以来だから純粋に嬉しい」
<11R>
平原康多選手
最終11レースは特選競走。細切れのレースで主導権を握ったのは
平原康多(写真)
だった。自らが「納得のレース」と話す満点のレース内容で渡邉晴智の追撃を振り切った。
「久しぶりにゴール後、うなずくくらいのレースができました。こんなレースはここ半年なかったですね。前回(東王座)の大敗もあったし、セッティングを見直して昔のモノに戻した。今回は自信を持ってレースができたし、すげえ感じが良かったです」
渡邉晴智
も平原の強さに脱帽した。
「今日は平原君が”行く”とだけ言ってくれてたので、どう仕事するかを考えてたんですが、何かする必要もないぐらいのスピードでしたね。とにかく強かった。今日の2着はでかいですよ。平原君が強かったっていうのもあるけど、その後ろを回ることが出来た自分の運もあると思います。デキに関しては見てもらったとおりですよ」
打鐘で一度動いて上手く三番手を確保した
渡部哲男
が3着をキープした。
「スタートの位置が全てでしたね。一度叩いてから、後ろがどう出るかって感じでした。平原が駆けたのは2コーナーだったし、かかってましたね。これで気持ちに余裕は出るけど、(三宅)伸さんには悪いことをしてしまった」
後ろ攻めから組み立てた
山崎芳仁
だったが、渡部、平原に叩かれ、前受けの荒井崇博に突っ張られて最終ホームでも七番手。巻き返しも不発に終わった。
「叩くなら(最終)ホームだけど、脚を使ってたし叩けなかったですね。作戦としては一度押さえてから、来るのが遅ければ先行と思ってたけど、そうはさせてもらえませんね。一人で脚を使った感じでした」
なお、二日目残りの一次予選と特選シードのメンバーも発表になりました。本日休養日となった選手の様子を交えてレポートいたします。
<2日目:5R>
菊地圭尚選手
菊地圭尚(写真)
は今年初戦の久留米を優勝した後は精彩を欠いたが、前回の武雄で優参し復調の兆しを見せている。
「武雄の前に北海道の後輩達と一緒に練習したし、前回は三日間バックを取る競走ができた。脚の状態が良くなってきたし、光が見えてきた。今回も良い状態で練習ができた。気持ちよく、力を出し切れれば結果は付いてくるでしょう」
1月名古屋Sに続き、地元の豊橋記念でも優参と気を吐いた
富永益生
だが、「体調はそれほど良くないまま、勢いで走った感じですね。地元記念では若い子に助けてもらった感じだしね。そのツケは前回の平Sで一気に出てしまった」と語る。だが「今回は直前に合宿してきたので楽しみですよ。ここまで追加が3本来たけど、全部断って準備にあてた。ビッグレースで頑張らないと存在感がなくなっちゃうから気合入れて走りますよ」とダービーに向けて全力投球を誓う。
<2日目:6R>
松岡健介選手
松岡健介(写真)
は前回の前橋を優勝。ここ3場所で2Vと絶好調だ。
「練習方法を変えたりとか、脚が付いたという実感はないんですけどね。一旦は前に出ることを心掛けているし、力を出し切れているのが結果につながっているのかも。今回は追い込んだ練習をしたけど、早めに疲れが取れたから初日に走りたかったけどね」と、万全の仕上がりに気持ちがはやる。
<2日目:7R>
飯野祐太選手
このところ本来の動きが見られない
金子貴志。
「前回の奈良記念では完全に集中力を欠いていたし、状態的にもヤバかった(苦笑)。夏場の反動がこの時期に出るのはいつものことだけど、もう少し、この波を小さくしたいですね。今回は直前に島野浩司さんと三ヶ日の山の中で乗り込んでました。状態は上向いていると思うんで、何とか頑張りたい」
一方の
飯野祐太(写真)
は前回松阪を優勝。YGP優勝後も好調を維持している。
「調子が良いというよりは流れに乗れている感じですね。今回は雨が降って練習ができなかった日もあったけど、合間を縫っていつも通り調整してきました」
竹内智彦
が番手回り。前回からフレームを替えて感触が良化している。
「硬いフレームがいまひとつ重いし踏み切れなくて、前回からはメーカーも変えて軟らかくしました。直前は天気は良かったし、しっかりと練習できました。飯野君は強いし、しっかり付いていってビッグレースで結果を出したいですね」
<2日目:8R>
浅井康太選手
急成長を遂げている
浅井康太(写真)
は余裕の表情で自転車整備に専念する。
「明日は後ろが競りなんですか? でも僕は後ろの山口さんを信じて自分のレースをするだけです。G1ではだいたい初日をクリアできているので、しっかり相手を警戒して先行したいですね」
<2日目:9R>
稲垣裕之選手
9Rは稲垣裕之―前田拓也の地元ラインに注目が集まる。ダービー出走組で合宿を組み、万全の状態に仕上がった。
稲垣裕之(写真)
は「地元の前田さん達とここ(岸和田)で近畿合宿をしました。みっちりと乗り込んできたし、良い感触がつかめました。疲れがあるけど、それは気持ちでカバーします。気合も十分です」。
地元の
前田拓也
は自然体を心掛けてレースに挑む。
「前回の落車は軽傷だったから大丈夫ですよ。2、3日の合宿をこなしてしっかりと練習したし、気持ちを高めることができた。気負いすぎても失敗するし、最近は落車や怪我が続いているんで逆に開き直るくらいの気持ちでいきます」
<2日目:10R>
伏見俊昭選手
伏見俊昭(写真)
は東王座戦以来の実戦となる。決勝戦は久しぶりの9着と最悪の結果に終わってしまったが、「ギアをかけていた分、踏み遅れてしまった(苦笑)」と敗因を冷静に分析している。
「3.77は実戦で初めてだったので、思ったよりも引っかかりがある感じで、ここと思ったときに自転車が反応してくれませんでしたね。しばらくこのギアは使わないと思います。それにしても久しぶりに情けないレースでした。明日は初めて連係する海老根くんだけど、あの調子の良さは魅力ですね。しっかり付いていきますよ」
石丸寛之
も今年はSSの名に恥じない走りを見せている。
「まだ今年は3場所しか走ってないけど、苦手な時期なのに成績がまとまっている。(SSの)赤パン効果かな? 東西王座のあともしっかり体作りはしてきたし、(三宅)達也の奈良記念優勝も刺激になった。来る前に一緒に練習したけど、彼は強かったですね」
<2日目:11R>
佐藤友和選手
前回、自転車が真っ二つに折れる落車を経験した
佐藤友和(写真)
だが、思いの外ダメージも残っていたよう。
「転んですぐは特に異常はなかったんですが、二日ぐらいしたら股関節が腫れ上がってしまった。普通に座るのもシンドいぐらいでしたね。結局、地元に帰って1週間ほど何もせずに寝てました。それでも、王座戦の前にダービーに向けた練習はしてあるので、かえって疲れが抜けて良い状態になってくれると思う。前検、初日の指定練習で身体と自転車のセッティングを煮詰める予定です」
井上昌己
にとって岸和田は思い出深い競輪場だ。
「アテネ五輪で腰を痛めてから初めて優勝したのが岸和田でした。直前は(坂本)健太郎に誘われて沖縄で合宿をしてきました。まあ地元は雨だったので丁度よかったですね」
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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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