『第64回日本選手権競輪(GI)』 ゴールデンレーサー賞共同インタビュー
 
配信日:3月3日
 

3月4日(金) 11R (発走予定16時30分)


 【1】村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  (1走目は)流れに乗りながらと思ってましたけど、そのように走れました。車の出はあまり良くなかったですけど、修正をしていかなあかんなという感じです。(微熱が続いて体調的には)不安というよりも年齢的にそういうこともあるのかなとしか思ってなかったですけど。市田(佳寿浩)が前で頑張ると言うので、市田に頑張ってもらいます。2人とも出来るレースが同じようなもんなんで、どっちが前でも今はいいかなと思うんですけど。持ち味を生かすレースをしてくれればいいかなと思います。
 【2】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手  特選は仕掛けたかったですし、仕掛けなければいけなかったという風に思います。後ろから小嶋(敬二)さんに行かれたら、すんなり東北のラインが出ますから。脚を使ってどういう風にするかっていう組み立てだったと思うんですけど。風のことを考えると、やっぱり(前との)車間を空けなかったら仕掛けられたんじゃないかと。反省のあるレースだったと思う。初日は(レースを)走ってないんで、それで少しは重くは感じましたけど。(2日目に)一走したんで大丈夫だと思います。(ゴールデンレーサー賞は)頑張りたい。準決につながる走りをしていかないといけないですね。流れを作って、確定板にしっかり載るように走りたい。
 【3】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手  負傷明けでちょっと不安だったんですけど、特選は思ったより動けたかなという感じですね。夢中でやったらああいう風になった感じです。特選の一戦から(いい戦いが)できるかなという感じを受けた。2日間空いてリラックスできたんで、また気分新たに挑めそうですね。深谷の後ろでたまにはというか、今度は1着を取りたいです。
 【4】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手  調子も良かったし、特選は落ち着いて走れたと思います。武田の仕掛けがちょっと遅めだったので、ああなったらすぐ(コースを探して)どこか行くしかないなと。武田が離れていたんで前(鈴木謙太郎)も掛かっていたんじゃないですかね。コンディション的には問題ないです。最初のは(想定番組は)初日だったんで、2日目になって。ちょっと調整が一日ずれたと思ったんですけど、何とか大丈夫です。(ゴールデンレーサー賞も)武田君に任せて、後ろにしっかり付いていきます。
 【5】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手  (1走目は)付いていっただけなんですけど、バックでもすごい良い形だった。2センターくらいまでは後ろをみる余裕もなかったんですけど、見たときにだいぶ空いてたのであとは抜くだけと。さすがに海老根君までは分からなかった。ただ抜くかどうかというきつい勝負だと思った。今年に入って落車もあったんですけど、バンクの感触、踏み込み、悪くないかなと。手応え的にも違和感なく行けたので、これもスピードに乗ってるかなと。心配してるような違和感は無かったです。今後の2人の近畿地区の回り方もあるし、とにかく2人で好位狙っていこうかなと。去年(ゴールデンレーサー賞の並び)は場所的な部分(松戸333バンク)もあったのかなと思うけど、ほんとに好位狙って、自分の脚質考えて、2人に勝負権があるようにしていこうかと。自分の出来ることを精一杯やろうと思ってます。
 【6】深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手  初戦はいつもより仕掛けやタイミングが遅かったですね。いつもなら行ってるところで踏めていない。やはり久しぶりの実戦で多少は不安があったんだと思います。状態は悪くはないと思うんですけど、それをしっかりと把握できていなかった。でも、勝負だと思っていた初日特選をしっかりクリアできたので、それは良かったと思います。2日間空くのはいい休みだと思って、明日のアップでしっかり調整していきたいですね。走ってみないと分からないし、その場の展開次第の部分はありますが、ゴールデンレーサー賞は試していきたいこともあります。今回は先行できていないので、駆けたいという気持ちはあります。出られるタイミングがあればしっかり踏んで、調子を見られる走りができれば。期待に応えられるよう頑張るだけです。
 【7】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手  1走目は(鈴木)謙太郎君が強かったので、僕は付いていただけなので。彼の持ち味もカマシ、まくりなので。風を考えれば、話した結果前が良いと言うことだったので、ああいう形になった。ちょっとモガく距離は長かった感じですね。本当に一番の理想は2センターくらいから仕掛けるのがいいと思うんですけど、武田(豊樹)さんが小嶋(敬二)さんを突っ張った時点で、あそこ仕掛けないと武田さんが駆けちゃうので、なかなか難しかったと思う。残せる感じはあったけど、謙太郎君も結構一杯だったと言ってたので、4コーナー回ってからいつもよりは早く駆けた分、失速したかなという感じでした。あれを残せるようになれば僕も満足なんですが。道中もそんなに流れる感じがなかったので、どうなのかなって感じはありました。ちょっと考えたんですけど、海老根(恵太)君にいつもお世話になってますし、海老根君に付こうかなと。3番手ですけど松阪記念の準決勝で付きました。南関勢の2段駆けに持っていってくれて、結局僕だけって感じだったんですけど。ジカはだいぶ久しぶりだと思います。去年のダービーの初日以来かもしれないです。
 【8】松岡貴久(熊本・90期)
松岡貴久選手  (初日は)展開とはいえ叩けたし、3着まで残れたんで悪くはないと思います。いつも通り流れで、緩んでたんでとりあえず前に行っただけで。前の状況も分からなかったですけど。本調子には遠い気がします。(ゴールデンレーサー賞は)切れ目からか、良いところを取って一発狙っていくしかないですね。単騎戦はほとんど(経験が)ないし、何回かしかないですね。でも、確定板には載っていると思います。
 【9】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手  (2日目の特選は)ちょっと立ち遅れてしまったんで、その辺はダメだったですけど、(サドルに)座ってからはまあ良かったと思います。(落車を)見てしまって(加藤)慎平君も乗り上げてしまうのかなと構えてしまったけど、そんなに影響はなかったです。追い掛けていく展開だったんで、それなりに(スピードが)出たと思います。名古屋は走りやすいですね。(ゴールデンレーサー賞は)伏見さんに「付かせてもらう」と言ってもらったんで、準決勝につながるように、ちょっと気持ち早めに仕掛けたいですね。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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