『第64回日本選手権競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー
 
配信日:3月5日
 

3月6日(日) 11R (発走予定16時30分)


 【1】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手  準決勝は村上が強かったということで、僕は初日が全てだったかなっていう感じです。ケガ明けでいまいちなんじゃないかという周りの目を覆せたんで、それで流れを引き寄せれたような感じですね。(準決勝は)2(着)は欲しいですよね。落車でケガが続いてたんで、その中ではよくやったんじゃないかと思います。ここまで戦えるとは思ってなかったんで、初日がすごく自信になりましたね。(決勝は)僕は今までの流れを大事にして、市田が前か村上が前か分からないですけど、3番手ということで、そこからチャンスをうかがおうかなって感じです。力まずに頑張ります。G1の決勝も久しぶりなんで、そろそろ優勝は狙いたいと思うんですけど、こればっかりは運もいるし、脚もいりますからね。最年長として恥ずかしくない走りをします。
 【2】兵藤一也(群馬・82期)
兵藤一也選手  前回の大宮でオーバーワークというか、そんな感じだったので、それから疲れを抜く練習をしてきて、脚もだいぶ仕上がったというか、思うように来ていると思います。(準決勝は)長塚があの辺でいくと思ってたんですけど、やっぱりダッシュが強烈なんで、少し口が空いて深谷に入られそうになったんですけど、上手く深谷に首ひっかかったんで、しのげた感じです。明日は長塚の後ろにいかせてもらうんですけど、大きいところでいつも目立たず終わってしまうんで、目立てるように一生懸命頑張ります。
 【3】村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  (今シリーズは)流れの中でしっかり判断して前に踏めたなぁと思います。調子はそんなに分かんないですけど。一戦一戦、流れに応じてしっかり組み立てていこうと思っています。歳も歳なんで絶好調もないし、絶不調もそんなにないです。(決勝は)僕は昨日も市田に任してるんで、市田に任して頑張りたいと思います。どれだけチャンスがあるかは分からないですけど、悔いのないように一生懸命頑張って優勝を狙っていきたいと思います。
 【4】長塚智広(茨城・81期)
長塚智広選手  ギアを4.08に上げてから成績も良くなってますので、あとセッティングとあとはタイミングが少し緩んだところからいこうと思ってましたので、それが全て当たったかなと思います。予選から全く自信はないんですけど、大ギアでいけるところからいくという気持ちだけを持ってやっています。みんなG1の決勝で勝ちたいと思います。今日同様、兵藤君が自分の後ろに付いてくれるし、太田さんも3番手を固めると言ってくれたんで、いつもお世話になっている(鈴木)謙太郎君には悪いんですけど、関東3人で結束していきます。去年は色々ありまして、心機一転、頑張ってるんですけど、やっと結果が出てきましたし、いつもお世話になっている先輩方も応援してくれているので、一発を狙っていきたいと思います。
 【5】鈴木謙太郎(福島・90期)
鈴木謙太郎選手  (G1初の決勝進出は)嬉しいです。脚を使わないで先行できれば面白いかなっと思っていた。結果、それが上手くいったと思います。日に日に77の回転もちょっと分かってきて、上手く回せるようになってきたんで、けっこう戦えるなっていう感じはありますね。(決勝は)みんな自力で強いんで、準決勝と同様、自分の力を出し切るレースをします。挑戦者の気持ちで走れば、けっこう面白い勝負ができるんじゃないかと思います。やっぱり先行で勝負したいですね。3日間、先行でバックも取れているし、明日も積極的なレースで先行基本に考えていれば展開も向くと思う。優勝目指して頑張ります。
 【6】山内卓也(愛知・77期)
山内卓也選手  体調面は全く問題ないですね。3走とも前の選手が先行してくれているので、そこを1走目、2走目は1着が取れて、今日も深谷君が頑張ってくれたので、何とか3着に入れて、本当に前の選手に助けられていますね。(深谷は)ホームのかかりがちょっと悪くて、長塚君が来ちゃいました。明日は鈴木謙太郎君の番手で頑張ります。先行屋の番手が一番優勝に近いと思います。ここまで来たらあと1走、思い切って走るしかないので、優勝狙って頑張ります。
 【7】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手  (準決勝は)稲垣君に任せて走ったんですけど、僕自身の感じは綺麗に回せました。追走技術の若干の修正点はあったと思うんですけど、調子自体は本当に上向いているし、よくここまで立て直したなと思います。気持ちが入ってきたと実感しています。
2日目は(村上と)2人でどうするっていう話だったんですけど、今日は自分から志願して明日、前でやらしてくれと。相手はものすごく強いんですけど、その辺はもう本当に総力戦でいこうと思っています。ダービーの決勝戦なんで躊躇は許されないと思うし、その辺はもう総力戦でとしか言えないですね。ここを目標にやっているんで、いいレースができればと思っています。
 【8】太田真一(埼玉・75期)
太田真一選手  (G1決勝は)久しぶりです。良かったです。デキはいいんですけど、冷静にレースが見えているんで、位置が悪くてもそこそこは着にからんでいるのかなって思います。準決勝は前が武田さんと飯嶋君だったんで、僕は何も考えずに付いていっただけで、最後、飯嶋君がいかない方にいこうと。それだけでした。飯嶋君が真ん中のコースにいったんで、自然とその内にいったら、タマタマ綺麗に空いたんでラッキーでした。(決勝は)関東で長塚君と兵藤君がいるんですけど、色んな選択肢もあったと思うんですが、今の長塚の勢いは止められないと思うので、長塚君のラインの3番手で様子を見ます。レースがぐちゃぐちゃになれば、決勝戦だし、どこかで勝機を見出すレースはしたいと思いますけど、やっぱり関東ラインは大事なので、平原がいないのは残念なんですけど、3番手で付いていきます。
 【9】松岡貴久(熊本・90期)
松岡貴久選手  (G1初の決勝進出は)嬉しいです。今開催は流れが良かったんで、どうにかなるかなって思ってました。昨日、きつかった分、今日は楽でした。昨日は本当に早い段階から一杯一杯で動けなかったです。デキ自体は良くないと思いますけど、逆にリラックスできて良かったのかな。(決勝は)単騎でも自力で勝負します。流れがいいので流れに逆らわず、1着を目指して頑張ります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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