『第67回日本選手権競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:3月22日
3月23日(日) 11R (発走予定16時30分)
深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手 (準決勝は)力を出し切ったので良かったですね。(戦い方は)流れのなかで決めようと思ってたんですけど、あそこで待って井上(昌己)さんに(番手から)出て行かれるとマズいなと思ったんで早めに決着を付けようと思っていきました。(ダッシュは良かったが)ちょっと末が甘かったのでそこだけが反省点ですね。(後ろの状況は)全く分からなかったけど、もう残り1周だったので自分のペースで踏んでました。勝ち上がりのなかでしっかり主導権を取ってきたっていうのは大きいと思うので、決勝に繋がると思います。(決勝は)成田さんと走るのは今年2回目なんで。前回は決められなかったので、付いてくれるということなんでしっかり決めたいと思います。(地元地区の中部が)一人しか残らなかったので、地元の最終レースなんで、しっかりと最後に締めて終わりたいと思います。
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手 (準決勝は)メンバーが、先行争いになったら新田(祐大)君のひとまくりだし、でも今日は前の牛山(貴広)君と脇本(雄太)君も先行とほぼ9割決まっている状態だったのですが、なるべくお互いのラインが暴走にならないようにと思いながら僕は戦ってたんですけど。無駄な動きがあったですね。2周半から動きがあったので、勝つには稲垣君の仕掛けに合わせて、最後に山おろしを掛けたかったですね。バックが追い風だったんで、少しバンクを利用した先行とは思ったんですけど、内をすくわれたんで厳しかったですね。自分の中で戦う闘争心を持ってきているんですけど、今日は番組が牛山君(の番手)だったり、明日も平原君だったりってことですから、少し気持ちの切り替えが難しいかもしれないですね。(決勝は)話はしたんですけど、僕の方が年齢が上ですし、平原君が(前で)頑張りたいと言ったらもう信用して任せられる選手ですから。しっかりマークして優勝目指したいですね。(このあと5月から自粛期間になるが)今回も(追走義務違反で)G1は8か月空いてましたから。9か月ですか、空いてのレースでこうしてまた決勝戦で(復帰)1回目で乗れたんで、自分としては(今回決勝に乗れたのは)努力した結果かなと思うんですけど。走ってる最中はそんなことは考えてないので。お客さんの声援が大きいですから、何とか良いレースを見せたい気持ちで今日も走りましたけど。決勝戦まで来ましたから。6日間制の決勝戦は長いので。レース以外でもコンディション作りも大変ですから。やっと明日終わりだなという気持ちでいますし、ここまで来たら優勝という気持ちでいないといけないと思うので。良いメンバーがそろいましたし、関東は平原君と2人で頑張って、前で先頭で頑張ってきましたから、何とか平原君と良いレースをして。内藤君も後ろを選択してくれて3車そろったので頑張りたいと思います。
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手 (準決勝)中部が前になるとは思ってなかったんで、結果的に早く動かなければいけない展開になって、川村(晃司)も苦しかったと思うんですけど、ジャン過ぎて強引に仕掛けてくれたんで、そこで何とかできれば川村と決勝戦に乗りたいなと思って最終バックで横に動いたんですけど、止められる感じではなかったので(番手から出ました)。必死でしたけど、根田(空史)が横にいたときはちょっと苦しいかと思ったんですけど、色んな思いが頭の中を一瞬駆け巡って、思い切り踏んだら自分が思っていた以上に車が出た感じです。連日前が頑張ってくれたので展開に恵まれている感じなんですけど、気持ちの方が、恐らくこれが最後の日本選手権になると思うので、しっかり力を出し切ろうと、そういう気持ちがうまく伝わってるのかと思いますけど。(決勝は)博幸が僕の後ろでいいと言ってくれたので、稲垣の後ろで頑張りたいと思います。(稲川)翔もラインを固めてくれると言うんで、その責任ある位置だと思うのでしっかり頑張りたいと思います。(このあと、5月から自粛期間に入るが、そのことについて)今は何と言葉に上手くできない思いがありますけど、とにかくレースで全力を出し切りたい。日本選手権が日本一を決めるのだと思ってずっと自分も取り組んできたので、最後に悔いが残らないように、ファンの皆さんに喜んでもらえるように、しっかり力を出し切りたいと思います。
稲垣裕之(京都・86期)
稲垣裕之選手 (準決勝は)厳しいレースになると思ってたんですけど、それ以上に厳しかったです。考えるよりも身体が先に動いてますし、調子は良いと思います。体調は良いんですけど、それ以上に気持ちがすごく入ってるんで、それが一番大きいと思います。(決勝は)近畿の先頭で、いつも通り自力で良いレースをしたいと思います。連日、お客さんには納得をしてもらうレースができていると思います。決勝戦も気持ちがこもったレースで、良いレースだったと言ってもらえるような走りをしたいと思います。
成田和也(福島・88期)
成田和也選手 (準決勝の)レースは思ったよりも早めに踏み合ってましたし、メンバーも凄く厳しいメンバーで、その中で3着に何とか入れたので自分としてはよかったと思います。新田(祐大)もああなるとは思ってなかったと思うんですけど、下がらずに頑張ってくれましたね。身体も気持ちも良い状態で走れてます。(決勝は)強い深谷君がいるので、その後ろで頑張ります。明日は集中して、気持ちの入ったレースができるように頑張りたいと思います。
内藤秀久(神奈川・89期)
内藤秀久選手 (準決勝は)余裕はちょっとありましたね。根田(空史)君の後ろについていけば間違いないと思ってたんで、根田君の後ろだけ見て走りました。(村上義弘が番手から出たあと)あの辺も落ち着いていたと思います。ちょっとデキが良過ぎて自分でもちょっと怖いです。初日の走りが自分でも自信になりました。そうやって(周りから調子が良いと)評価してもらった通りだと(自分でも)思います。(決勝は)平原君と武田さんの後ろに付かせてもらうんですけど、どっちが前でも3番手に付かせてもらいますと言いました。練習はしっかりやってきてるし、チャンスをつかめるようにやってきてるので、明日もビッグチャンスなので勝負権があったら頑張りたいですね。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手 (準決勝は)自分でも(深谷に付いて行く)自信はあったんですけど、思った以上に強烈でしたね。深谷の掛かりがどんどん加速していく状態だったので、追い掛けても追い付かないと思ったので、次のことを考えました。脚力は消耗したんですけど、何とか気持ちで頑張りました。脚は特別良い訳ではないんですけど、普通という感じですね。(決勝は)兄の後ろで頑張りたいと思います。最近はなかなか一緒に入れることが少なかったんですけど、こうやってダービーの決勝で走れるってのは自分でもすごいことだと思います。良いメンバーになったんですけど、気合を入れて優勝目指して頑張りたいと思います。
稲川翔(大阪・90期)
稲川翔選手 (準決勝は)激しいレース展開になって、今日はちょっと連係が外れてしまったので反省しなければいけないところがありました。自分の気持ちに身体が付いてきているかなとは思います。(決勝戦は)色々と考えさせてもらったんですけど、考えた結果、近畿で結束させてもらうことにしました。自分にもチャンスは来ると思うので、チャンスがきたらしっかりモノにできるように頑張りたいです。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手 (準決勝は)一番今日が良かったです。1走目、2走目とちょっと、前回落車してセッティングがズレとかもあって自転車が進まない感じがあったので、全日本選抜の位置に準決勝で戻したら今日が一番良かったです。満足とは分からないですけど、戦えるだけの状態には戻ったと思います。日に日に良くなっているのは間違いないと思います。(決勝戦は)自分が前で頑張りたいと思ってます。皆が勝ちたいと思ってるので、自分も気持ちで負けないようにしっかり走りたいと思います。(次に)大舞台で走るのはだいぶ先になってしまうと思うので、今回これだけのメンバーで決勝戦を走れるのは喜ばしいことですので、お客さんに良いレースを見せられるように頑張りたいと思ってます。
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