『第69回日本選手権競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:3月12日
3月13日(日) 11R (発走予定16時35分)
金子貴志(愛知・75期)
金子貴志選手  (3走を振り返って)日に日に体も軽くなって、脚の状態もいいと思います。(準決の深谷の掛かり具合は)落ち着いて駆けてくれて。ホームで(渡邉)一成を合わせてくれて。バックからもすごい踏み直していたので、すごく付いてて安心して付けていけました。(山田英明のまくりは)センターくらいで止まったのが見えたので、2人で何とか決めようと思いました。(昨年の寬仁親王牌以来のG1決勝で)やっぱり決勝はいい緊張感で走れるので楽しみです。(それが地元で)走れることは、なかなかないので楽しみです。(決勝は竹内)雄作、深谷の3番手で頑張ります。
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  脚の感触自体は悪くないと思います。今日(準決)川村を抜けなかったのは気迫の差ですかね。藤木があれだけのレースして、川村もそれに応えようっていう気持ちも強かったでしょうし。本当に最後は良く踏み直していたんで、2人で(決勝に)乗れて藤木の気持ちに応えられてよかったです。結構早い段階で川村が踏み出していたんで、新田が来た時にはちょっとスピードが違いましたね。うまく新田を追いかける形になった。
 自分にとっては、日本選手権にかける気持ちっていうのも強いですし。またこうやって近畿の後輩たちと一緒に走れるのも楽しみです。前検日にも言ったように、前回の名古屋(ダービー)の時のその時のファンのみなさんに対する感謝の気持ちっていうのもずっとより強いものになりましたし。それに応えるために一走、一走しっかり頑張りたいと思います。僕は川村の後ろで頑張りたいと思います。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手  (3走を振り返って)1走目が1着だったんですけど、レースの内容として、自分の持ち味のレースがちょっと組み立てられなかったので。そこのミスというか、失敗というかですね。そこの部分を何とか準決ではうまくレースにしっかり出せるように走りたいなという気持ちで準決までもってきました。(近畿ラインは2段駆けの可能性もあったが)近畿ラインの2段駆け、3段駆けっていう部分は、考えてもいましたし。他のラインの部分でも、郡司(浩平)君の好調ぶりと、近藤(隆司)さんの好調ぶりとかもみていたので。そこら辺のラインを警戒しないといけない部分でレースを組んでいって。そのなかでああいう位置取りになったので、勝負どころで。あとは力を出すだけだなと、いう形で冷静に立ち回りました。
 調子はいつも通りなんですけども。レースの内容としてダメな部分とかも自分の中であったのかなと思うので。そこら辺をしっかり修正して走りたいなという気持ちでやってきたのが、この決勝につながっていったと思うので。仲間を連れて決勝に進めなかったのが、ちょっと残念ではあったんですけど。前回の全日本選抜で(渡邉)一成さん、(佐藤)慎太郎さんとワンツースリーを決められたような感じで。今回も北日本勢が1人しかいないんで、優勝目指してしっかりいいレースをしたいと思います。(ダービー連覇なら7人目だが)連覇はあまり、連覇というか。優勝したら連覇になるみたいな感じで。連覇をしたいという気持ちでずっとやってきてはいないので。自分の中でこのレース、このレースっていうのを決めて走っているので。その中で今年の一発目のレースって気持ちで走っているので。今回、優勝だけを目指して、明日も走りたいと思います。(決勝は)単騎だったら、いいレースができるように組み立てていかないといけないですけど。どっちかというと僕というよりは他のラインの動きを、クリアしていくというか。他のラインの選手たちに組み立てていくことが勝利につながっていくと思うので。僕は自分の力を出すタイミングでしっかり出せるようなレースを組み立てて。あとは出せるところで惜しみなく力を出し切りたいです。(岩津がマークしても)来ても一緒です。
三谷竜生(奈良・101期)
三谷竜生選手  調子はいいんで、感触もいいです。(準決は村上)博幸さんと作戦を立てて、2車なんでそんな無理すんなって言われたんで。しっかり最低限、3番手はと思ってました。
 (G1の)準決5回目なんで、(決勝は)やっとかなって。名古屋のバンクは走りやすいんで好きですね。  近畿の一番前でしっかり自分の役割を果たしたいと思います。
岩津裕介(岡山・87期)
岩津裕介選手  レースで余裕があんまりないんですけど、相手が強いっていうのもあるのかなと。決勝に乗れているんで、(調子は)そんなに悪くないかなと思います。余裕はないんですけど…、そこは不安ですね。レベルが高いんで、なかなか。絶好調ではないかなって感じです。全日本選抜の時の方がちょっと仕上がっている感じがあったんで、リベンジしたんですけど。それよりも明日、新田君の後ろに行くんで、しっかり付け切れるかってどうかっていう。しっかりそこの連係を決めたいっていう気持ちです。(新田は)強いし連係もしているんで。
野田源一(福岡・81期)
野田源一選手  レース内容的には、単騎なので。自分で展開を作る訳ではないので、展開待ちの部分はありますけど。しっかりレースは見えているかなと思います。体調自体もいつも通り徐々に調子が上がってきているとは思います。(2走目は)自分でもスピードに乗っているっていう感じもありましたし、ゴールに進むに連れていい感じで伸びていたんじゃないかと思います。
 (全日本選抜では一次予選を勝ち上がれず)単騎っていうのもありましたし、ちょっと自分がいる位置を間違えてしまったかなと。タイム的には結構出せてはいたんで。そのあとの3日間も連(3着以内)に入っているんで、状態的には悪くなかったんじゃないかと思っています。(地元の全日本選抜もここも)どっちも決勝に乗りたかったです。
 (決勝は)自分が何をできるかっていうと。位置取ってそこからのまくりになると思うんで、結局は展開待ちの部分が大きいのかなって思います。どっち(のライン)が先行するか、はっきりわかりませんし。展開に応じて自分の取れた位置から、脚溜めて一発狙う。このスタイルしかないかなと思います。どっちかに粘っても、どっちかが行ってしまうっていうのもあるし。自分としては取った位置からっていう形しかないかなと。(道中で)どこにいるかっていうのが重要ですけど、それも今晩考えて。初手の位置からじっくり考えてから臨みたいと思います。
深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手  (3走を振り返って)今日はしっかり先行できたので、脚の感じもいいですね。(全日本選抜と比べても)しっかり脚にも力が入ってますし、体が動いている感じはあります。(掛かり具合は)バックからはキツかったんですけど、しっかりなんとか残れたんでよかったと思います。(渡邉一成との踏み合いは)外で併走しているのはわかっていたので、自分なりにしっかり合わせて踏み返していけたんで。(踏み直しは)ゴール前は全然だったんですけど、残せてもらえたんで。(中部地区のG1で)愛知県から2人乗って、中部で3人乗ってるんで。(久しぶりの大舞台での決勝)久しぶりにまたこういう舞台で走れる喜びが大きいので、すごく楽しみですね。(決勝は)自分は竹内さんの番手で頑張りたいと思います。ちょっといろいろパターンを考えて、一番自然な形にはなるかなと思うので、3人で結束して頑張りたいと思います。
川村晃司(京都・85期)
川村晃司選手  前回まではすごく調子も、成績も悪かったんですけど。ここ来る直前、3日前くらいに練習の手応えを感じたんで、その成果が出てよかったと思います。セッティングを変えたというのと、あとシューズのサンの位置を変えてガラッと変わりました。いい感じで走れていると思います。  (決勝は)僕は三谷君の後ろで頑張ります。(G1の決勝は)今回で3回目です。番手なんですけど、優勝目指して頑張りたいと思います。(名古屋は)走りやすいイメージがあります。
竹内雄作(岐阜・99期)
竹内雄作選手  (3走を振り返って)今日は逃げられたんで、体の調子は確認できたかなと思います。最後まで一応踏み切れてはいたので、大丈夫かなと思います。(赤板から平原康多と上がっていったが)できればラインでパッと出て押さえたかったんですけど。もう出た時には後ろに見えたんで。ちょっとそこは予想外だったですね。(平原が)中団かなと思ってたら自分が踏み込んでもずっといたんで。そこはちょっともう浅井(康太)さんと(山内)卓也さんを信頼してと思って。流し過ぎても吉本(卓仁)さんがくると思ったんで。(打鐘)4コーナーでは踏もうとは思っていたので。自分が思ってた通りの踏み直しではいったんですけど。ペースというか、自分が駆ければあとは浅井さんが何とかしてくれると思ってたので、思いっ切りいきました。(後ろの動きは)見えてたんで、自分も駆けるところ一応考えて駆けたつもりだったんですけど。(落車のときは)それも聞こえたんですけど、逆に自分は踏み切るしかないと思ったんで。誰が飛んでくるかもわからないんで。(気持ちを)緩めずに走れたので、そこは集中していたかなと思います。
 (過去のG1決勝は大きい着)でも、自分はやっぱり先行しないと、と思っているので、先行できるように頑張りたいと思います。(決勝は)深谷君に任せてもらったんで、それなりのレースができるように頑張ります。積極的に自力で頑張ります。
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