ふるさとダービー福井 決勝共同インタビュー
 
配信日:8月25日

8月26日(火) 11R (発走予定:16時30分)


 【1】稲垣 裕之(京都・86期)
稲垣 裕之
 初日は僕の競輪人生の中でもすごく大きな失敗だったと思います。地元の(渡辺)十夢君に悪かったですし、いい競走をしても取り返しはつかないですけど、気を引き締めて2走目、3走目を走りました。(準決勝は)金澤君の出方次第だったんですけど、後ろは信頼できる村上(博幸)君やったし、積極的に仕掛けようと思っていました。バックで離れていたのは見えたんですが、目一杯踏んでいただけで、ああいうことになっているとは分からなかったです。あのブロックがなければ荒井に行かれていたと思いますし、村上君のおかげでここに来れたと思います。ちょっと初日から練習疲れが残っていて身体もだるかったし、ギアが踏みこなせていなかったので、1枚落としました。疲れも3日間で一番抜けていましたし、身体とギアがマッチして良かったです。(決勝も)64でいきます。地元地区のビッグということで、恥ずかしくないレースをしたいと思いますし、全力を出し切れるようにがんばります。前回の(優勝した昨年のふるさとダービー)松阪の時もそうでしたが、あまり優勝は意識せず自力で力を出し切ることに集中したいと思います。
 【2】岡部 芳幸(福島・66期)
岡部 芳幸
 日に日に感触は良くなっています。自分の中では多少、いつもより早めに仕掛けられているし、それで展開が向いているかなと思います。何とか勝ち上がれて良かったです。(決勝は)いつも通り自力でがんばります。
 【3】飯嶋 則之(栃木・81期)
飯嶋 則之
 日に日に良くなっている感じがします。(準決勝は)金澤(竜二)君のがんばりに尽きます。正直、脚が軽いとか重いとか分からなかったので、レースに集中できていたんだと思います。(決勝は)初日特選と同様、平原君の番手でがんばります。
 【4】武井 大介(千葉・86期)
武井 大介
 初日、昨日と脚を使って勝ち残れたし、今日はもう脚を溜めて一発という感じだったので、ギリギリのラインで勝ち上がれました。(準決勝は)小嶋さんの四番手から勝負しようと思ったんですけど、ホームでいけないと思い、(佐藤)友和の方に切り替えました。友和がまくるのを待って、そこからコースを見極めて踏みました。サラ脚だったので、いいところまでいけると思っていました。1着はないですが、自分の中では最高のデキだと思います。(競輪祭の決勝は)ホーム線でレースが終わってしまった。それからトレーニングして強くなっているので、今回は4コーナーまで勝負捨てないでがんばりたいです。稲垣さんの三番手が空いているみたいなので、そこから組み立てます。稲垣さんはデキいいし、徹底先行という感じなので、最初は信頼してそこから競走したいです。
 【5】山口 貴弘(栃木・84期)
山口 貴弘
 (準決勝は)相手が小嶋さんと友和君だったので、後手を踏んだら勝ち目ないし、松岡君が先行してくれると思っていました。松岡君のおかげです。けっこう早めに(小嶋が)来てくれたので、ホームで離れ気味だったんですけど、止めれば何とかなると思いました。(ビッグレースの決勝は)初めてです。いつもFIだけ勝って、記念とかは全然勝てなかったんですけど、ようやくGIIの決勝に乗れて良かったです。(決勝は)初日と同じで、平原君、飯嶋君の三番手です。
 【6】丸山 啓一(静岡・74期)
丸山 啓一
 初日は自分が自力の競走でなかなかいいスピードでまくっていけると思ったんですけど、中団の三番手を見てしまって、流れを自分で止めてしまった。でも、その結果が2日目、3日目と三番手という位置が来て、ここまで勝ち上がれたし、やっぱり流れかなと思っています。前が(渡邉)晴智さんというのは、僕の中で安心感というか、リラックスして臨めたのが良かったと思います。(GIIの決勝は)初めてです。初日の4着でちょっと満足感があったんですが、それがここまで来れたのは本当に出来過ぎです。身体は徐々に良くなっています。(決勝は)武井の後ろ。武井が中近の三番手というので、僕もそこの後ろからがんばります。
 【7】平原 康多(埼玉・87期)
平原 康多
 今回は新しいフレームとギアで来たんですけど、ちゃんと3日間しっかり走れているので、何とかなると思います。今日は早めに叩かれてしまって、すかさず行こうと思ったんですが、車間がちょっと空きすぎてしまいましたね。空けたんじゃなく、空いたという感じで、そのまま追っかけました。ちょっと余裕がなかったですね。明日はギアとか何も変えず、後ろ2人に付いてもらえるので、自力で行けるところから踏んでいこうと思います。
 【8】坂本 英一(栃木・59期)
坂本 英一
 自転車のセッティングがここ3場所ぐらい出ていなくて、不安だらけだったんですが、直前の練習では踏み応えがありました。身体の状態はいいんですけど、自転車と自分の身体のマッチングが今ひとつだったんですが、それが直前の練習で良くなり、その通りレースに出てくれました。周回中からけっこう楽に踏めている。今日はもう恵まれですけど、それも競輪なので。自分のできる走りをやり抜いての4着で、結果的に繰り上がりで決勝戦に乗れました。次に広島で最後のふるさとがありますが、僕は呼ばれていないので、僕自身はこれが最後のふるさと。そこで決勝に乗れて最高です。今回は自分もそこそこ仕上がっていますが、やっぱり関東だと四番手になってしまう。でも、岡部がいて二次予選で連係して決まっているし、康多と飯嶋と山口は初日特選で連係している。そんな感じの流れもあるので、自分は岡部にいきます。もちろん岡部とも話しましたし、関東勢とも話をして、みんなが納得してくれました。自分もそれで納得しています。だから明日は岡部の後ろで走ります。
 【9】濱口 高彰(岐阜・59期)
濱口 高彰
 初日、2日目は言うことないですし、今日もホームで小嶋(敬二)君を何とか拾いたかったんですが…。
(一緒に乗れなかったのが)残念です。でも、その後もコースは見えていたし悪くないです。(決勝は)稲垣君に任せます。記念も獲らしてもらっているし、数多く連係しているんですけど、1着、2着で良く決まっていますね。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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