『KEIRINグランプリ2020シリーズレポート』 KEIRINグランプリ2020【GP】 前検日共同インタビュー

配信日:12月27日
12月30日(水) 11R(発走予定16時30分)
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (今年1年を振り返って)落車とか失格とかケガもありましたけど、1年間通して見たら自分なりには安定した成績を残せたかなと思います。(11月競輪祭を)獲れたことによって、しっかりグランプリに向けて、そのままの流れで来れて、いい流れだと思います。いろいろイベントじゃないですけど、取材とかもいっぱい頂いたんですけど、その中で練習だったり休養だったりもしっかりできたので、あっという間に1カ月過ぎた感じです。気持ち的にもそうですし、去年と違って準備できたんで、本当に万全の状態ですね。もうラインがある以上は、その前で戦うと決めた以上はしっかりと自力を出して和田さんと最後ゴール前、勝機ある位置にいたいなと思います。やっぱり見せ場を作って、レースを作って、その中で最後の最後にいい着を取れるようなレースをやっていきたいなと思います。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (競輪祭の落車は)小指の骨折と肩の脱臼だったんですけど、今はもう普通の練習に戻っているので、大丈夫だと思います。前夜祭の後に練習をやったんですが、落車する前と変化がないくらいのタイムが出せているので、問題はないかなと思っています。ギリギリかなと思っていますが、何とか戦える状態には持ってきたかなと思っています。(今年1年を振り返って)オリンピックが延期になって、モチベーションが下がったという感じになったんですけど、その悔しい気持ちを日本の競輪にぶつけて、それがしっかり成績として残っているので、色々な意味で、自分の中では経験になったかなと思っています。(グランプリへの想いは)最初のグランプリは雰囲気を楽しむような感じで走っていたんですけど、今度は勝ちにこだわりが強くなって、違った意味で緊張感があるグランプリかなと思っています。(平塚バンクの印象は)ここのダービーの時は体調がよくて、相性がいいなと思っていたので、今回も相性がいい走りができるかなと思っています。ここは1着率が高いし、逃げ切りも自分の中では多いと思っています。(4分戦だがレースのイメージは)今年活躍したメンバーがしっかりグランプリに乗ってきて、何回も戦っている選手との対戦なので、しっかり対策を練って走りたいと思っています。平原さんとの連係は光栄だと思っているので、初めての連係ですけどワンツーを決めたいと思っています。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
 競輪祭以外はいい1年だったかなと思います。自分のやりたいレースをしっかりできてきていますし、昨年も記念競輪の決勝を外していなかったので、そういうレースが特別競輪でもしっかりできたかなという風には思っています。(グランプリに向けては)いつも通りにやってきました。(前走の)別府が終わってから、一旦ちょっと調子良くないかな、どうかなって時期があったんですけど、調子も戻って。本当にいつも通りって感じです。今年1年やってきたことをしっかりグランプリでもやりたいなと思っています。(平塚は)記憶に残るレースは何個かあったりするんですけど。走りやすいバンクだなとは思っています。メンバー的には僕が結構レースを動かすことになるのかなという風に思うので、しっかりレースを動かしていいレースをしたいなっていうのと、当日の風とかコンディションを見て作戦は決めたいなと思っています。(ファンには)そこって思ったところで行くところとか、発走前の緊張感とか、走っているときのドキドキ感というのを味わって欲しいなと思っています。
和田健太郎(千葉・87期)
和田健太郎選手
 (今年1年を振り返って)かなり歴史的な1年だったと思います。僕自身と言うより今回一緒に走る郡司だったり、南関の自力選手の層の厚さが流れとしてあるのかなって思います。(状態は)いたって普通ですね。(平塚は)南関地区のバンクでスピードバンクっていうのは分かってるんですけど、なかなか開催を走ることがあまりなかったので。でも悪いイメージはないです。(郡司の番手)もちろん。(グランプリ初出場は)楽しめているって言っていいのか分からないですけど、楽しめてると思います。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (1年を振り返って)最初の方は自分自身調子も良くて、満足する成績だったんですけど。GI獲ってから、グランプリが決まってちょっと。後半ずっと不甲斐なかったですかね。そっちの方が印象に残る1年でした。地元(記念)は何とか気持ちだけで走ることができたんですが、やっぱり競輪祭では力不足を実感してって感じで。逆にここまで落ちたかって開き直ってはできましたけど。(競輪祭の後は)一から練習できて、コンディションもうまい具合に持ってこれたんじゃないかなと自分では思っています。練習の感じが悪い方がレースの成績はいいんですけど、今年は練習のタイムとかずっと出てて。それもあった分、レースの成績がもどかしかったところはありますね。(平塚は)これと言った印象もなく。ただ華やかな感じなんで、なんかワクワクはしますね。(松浦との前後は)色々話をしてから決めましたけど。いつもはすんなり決まるんですけど、今回は色々話をしてって感じでした。僕に限らず、みんなこの一走を目指して1年間やってきていると思うので、一人一人の意地というものを見せて、いいレースができたらなと思います。
守澤太志(秋田・96期)
守澤太志選手
 (今年1年を振り返って)最初から結構高い位置をキープできて(年間を通して)しっかり走れた1年だったと思います。(競輪祭では)今までに体験したことのないような緊張感で。あれを体験できたのはすごい貴重だったと思います。(グランプリが決まって)今まで連絡を取ってなかった人とか久しぶりに連絡を取ったり。(この1カ月は)とにかくグランプリに向けてしっかり仕上げていけるよう練習してきました。まだそこまで(気持ちが)たかぶってはいないんですけど、グランプリに向けてワクワクした気持ちがあるので楽しんで過ごします。(平塚は)久しぶりに来てあんまり覚えていないんですけど、A級のときとかも逃げ切って優勝してるはずなんで。(グランプリは)北日本3番手で。4コーナーからの勝負と思っているので、最後の突っ込みを見てもらいたいと思います。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (今年1年を振り返って)前半は去年やったいろいろと試行錯誤してきて、その結果、わりと自分の思うような走りができたと思います。コロナで走れない時期があり、明けて落車も続いてしまって、結果練習中の落車もあわせて5回落車したんですよ。それが立て続けて来たので、それを持ち直すのが後半はけっこう大変だったです。(競輪祭の後はどのように過ごした?)いつもよりケアの数を増やして、練習もしっかり考えながらやる時と休養するときと、しっかり体作りは出来たと思います。どういう風に乗ろうというビジョンはあったので、しっかりリズムを上げてこれたと思います。(平塚バンクの印象は)くせがないバンクなので、どんな展開になってもどこにでもチャンスはあると思います。(脇本に付けるのは)理由はいろいろあるんですけど、1番の決め手はオリンピックを目指していて、世界で1、2を争うというタイミングの脇本雄太という選手についてみたいというような気持ち、単騎、単騎で余って、ちょうどその後ろの椅子が空いていたというのが、きっかけなのかなという気はしていたんです。ファンの人の声とかも客観的に聞いていて、付いてもらいたいという意見がすごい多いんだなと感じて背中を押されたような感じですね。結果はどうあれ後悔はありません。2人でワンツーを決められるように頑張ります。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (今年1年を振り返って)競輪の参加は5月の高松宮記念杯からだったんですけど、世界情勢の変化に伴い、競輪に早い段階で参加する形になりまして、目指すところが東京オリンピックだったのが、グランプリという形になり、それが徐々に明確になってきて、自分の中に見えてきたグランプリ出場というものが最後の競輪祭で確定して、今ここにたどり着いたという感じです。(気持ちの切り替えは)日ごろの練習の内容とかは特に変わったことはやっていなくて、オリンピックが延期になったから変えたトレーニングということはなくて、非常に集中した環境の中で、質の高いトレーニングを常に行うことができたのは良かったと思います。(グランプリに対しての緊張感はあったか)グランプリに出場したいという気持ち、あとは責任ですね、S級S班として絶対に勝たなくてはいけない、出場しなければならないという気持ちはもちろんありましたし、9月くらいからですかね、レースでも積極的に動きのあるレースを組み立てられていたのも、自分自身がなっていたS級S班が自分を奮い立たせてくれたと思っているので、後半に向けてすごく緊張感があったかと言えばそうではなくて、落ち着いて自分のやるべきことをしっかり見定めて、それをしっかり実行した形だったと思います。(ここ1カ月はどのように過ごしたか)競輪祭までつらいトレーニングをずっとしていたので、少し休んでからいつも通りの練習に入っていきました。(体調は)悪い方向には全くなっていないですね。いい方向も、突然とてつもなくよくなったということもなくて、じわーっといい状態が続いている感じです。(新田選手にとってグランプリとは)その年、その年で色々な考えがあるんですけど、今年に関しては、延期になってしまったオリンピック、代替となる、そしてコロナという影響下の中で開催をできた喜びはもちろんありますし、ここにたどり着くまでにいろいろと尽力していただいた関係者の皆様に、新しいグランプリものを、レースの内容としてはいつもと変わらないかもしれないけど、環境ということでは非常に変わった新しい競輪というスタイルを作り出してくれると思っているので、その一部として、選手として全力で頑張りたいと思っています。(平塚バンクの印象は)しっかり仕掛けるポイント、逃さなければ、自分らしい走りができればいい着が取れると思っています。展開としてどうなるかはまだ分からないですけど、自分の力を発揮した時、他を圧倒するようなレースが出切れば皆さんに喜んでもらえると思うので、そういうレースができるように頑張ります。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (1番車としての1年はどうだったか)変なプレッシャーは感じずに走れました。周りの選手の頑張りだけと言っていいくらい周りは頑張ってくれました。安定した成績は残せたので、責任は果たせたと思っています。(今年1年を振り返って)GI欲しいとかも言ってましたけど、グランプリには最低でも出たいと思っていたので良かったです。(競輪祭の後はどのように過ごしたか)ここに向けて計画通りにトレーニングができました。(平塚バンクの印象は)走った回数は他の競輪場と比べて少ないですけど、スピードが出るバンクだとは感じています。(どのようなレースを見せたい?)自分の仕事は新田にしっかり付いていくことだと去年も言いましたけど、ただそれだけですね。(連覇できるのは佐藤選手だけだが)もちろんそれを目指してここまでトレーニングをしてきましたので。トレーニングの段階ではそういう風に強く思っていましたが、ここに入った時点では、楽しむぐらいの感じでいければいいかなと思っています。