『KEIRINグランプリ2017シリーズレポート』 前検日編

配信日:12月27日

 輪界最大のイベント「KEIRINグランプリ2017シリーズ」が、28日に3日間開催の熱戦の火ぶたを切って落とす。今年は6年ぶりに湘南バンク平塚競輪場を舞台に、頂上バトルが繰り広げられる。シリーズ最終日の30日に行われる優勝賞金1億円超をかけた一発勝負「KEIRINグランプリ2017(GP)」に出場する9選手が、早くも27日に顔をそろえた。17年後半のビッグ戦線を一色に染めた新田祐大、渡邉一成の福島コンビ。100期代としては初のダービー王に輝いた三谷竜生らの激突は今から待ち遠しい。さらに、初日メインを彩る「ガールズグランプリ2017(FII)」、2日目メインの「ヤンググランプリ2017(GII)」、「第10回寺内大吉記念杯(FI)」に出場する全選手が平塚に集まり、検車場は熱気で包まれた。多くの報道陣でごった返すなかで、フラッシュを浴びるスター選手たちは、来るそれぞれの決戦に備えて入念な調整を行い、集中力を高めた。
 本場では開催中の毎日、地元選手ウェルカムサービス(初日はオッズパークグッズを配布)、お菓子すくい(未確定車券1000円で1回1~7R)、グランプリの賞金ボードで撮影会ができる(ユニフォームを貸出)「賞金ボード撮影ブース」など、様々なファンサービスとイベントでお客様をお待ちしています。また、28日の初日には、「篠原信一&泉ひかり」のトークショー、「トンツカタン」のお笑いライブ、加瀬加奈子選手、佐藤亜貴子選手の「ガールズケイリンカフェ」、「ヤンググランプリ」出場選手による公開練習なども予定されています。ぜひ、平塚競輪場へ足をお運び、見応えのあるトップレーサーたちのスピードバトルと、イベントをお楽しみください。

KEIRINグランプリ2017出場選手
KEIRINグランプリ2017出場選手
ヤンググランプリ2017出場選手
ヤンググランプリ2017出場選手
ガールズグランプリ2017出場選手
ガールズグランプリ2017出場選手

<1R>

久米康平選手
久米康平選手
 久米康平(写真)はここまでレース間隔が空いて準備万端。持てる力を出し切って、オープニングレースでグランプリシリーズを盛り上げる。
 「2レース、3レースよりも、むしろ1レースでよかったですね。指定練習のあとに準備ができるので。やりたい練習のイメージがあったんですけど、やっとレース間隔が空いて、それができました。新しいパワー系のトレーニングです。体はパンパンになりましたけどね(笑)。あとはそれがレースで出るかどうか」
 山形一気は、11月岸和田FIで今年2度目をV奪取。しかし、その後は思ったような成績を残せず、表情は硬い。
 「岸和田は、探り探りだったし、たまたまです。最近は微妙ですね。体に問題はないんですけど…。自転車なのかな。今回は優勝したときのフレームに戻します。優勝した時もしっくりはこなかったんですけど、ある程度セッティングは煮詰まっていたので」
 近況は優出のない志村龍己。悪い流れを断ち切るため、まずは初日の勝ち上がりに闘志を燃やす。
 「(前回の広島記念でも)体の感じは悪くないのにダメでしたね。新しいフレームにしてから良くないです。今回は新車で走ります。練習ではちょこっと使っているけど、レースでやってみないと。初日は位置取りが重要になると思う。意地でも(勝ち上がり権利の)2着までに入ります」

<2R>

芦澤大輔選手
芦澤大輔選手
 前回の前橋FIで落車した芦澤大輔(写真)だが、「怪我の影響はない」と幸い大事に至らず。今年最終戦をいい形で締めくくり、来年につなげる。
 「物足りない年だったし、ガッカリで反省の多い一年でした。周りの期待も感じるので、なんとかまたはい上がれるように。最高の舞台(グランプリ)を目の前で見られるし、モチベーションにもなりますね。来年につながる走りができるように頑張ります」
 芦澤に前を任されたのは伊早坂駿一。12月取手FIの準決では近藤隆司を破って優出を決めた。大きい着こそ目立つものの、点数以上の脚はある。
 「前に比べたら調子が落ちていたと思うけど、ここまでにしっかり練習をしてきました。平塚は走りにくいとかもないし、あとは競走で力を出し切れるかどうか。こういう舞台で決勝に乗れれば自信にもなる。積極的にいきます」
 11月防府記念で落車した高久保雄介は、ここが復帰2場所目。今シリーズは上積みがあるのかどうか注目される。
 「落車して、鎖骨とろっ骨を6本折りました。初めての骨折で、こんなになるとは。前回(宇都宮FI258着)が復帰戦だったんですけど、思ったより走れましたね。いまは練習もできているし、自転車に乗ってしまえば違和感はないです。レースを走るのがいいと思いますね」

<3R>

小川勇介選手
小川勇介選手
 小川勇介(写真)は近況は人の後ろを回るレースが増加。初日も吉本卓仁の番手から勝ち上がりを狙う。
 「調子は普通です。なかなか自力では厳しいし、数字にも出ている。(人の後ろが)自分には合っているし、なんでもできた方がいい。それが強みですし。(吉本とは)相性いいですよ。(12月)伊東記念の3日目にもワンツーを決めています。自分より自力があるし、好きに走ってくれれば」
 重倉高史は、残念ながら来期A級に降級。それでも、先を見据えて全力投球を誓った。
 「中途半端なレースで、中途半端な点数で。出し切れていないですね。来期は落ちちゃうけど、腐らずにやるしかないですね。今シリーズは来期に向けて積極的に走りたい。なにも考えずに仕掛けたいですね」

<4R>

天田裕輝選手
天田裕輝選手
 天田裕輝(写真)は、リズムをつかめていない近況。さらに、直前の広島FIを欠場するなど、状態面が心配される。
 「(広島は)疲れと、腰痛が出たので。大事を取って欠場しました。でも、練習も調整もできたし、調子は大丈夫です。平塚は久しぶりですね。バンクを改修してから走っていないけど、大丈夫だと思います。勝ち上がりが厳しいので、集中して頑張ります」
 佐藤和也は11月伊東記念で2勝を挙げると、前回の久留米FIでも173着。状態を上げてきている。
 「もう、小田原に冬期移動しています。直前は平塚に入って練習もしました。平塚は走りやすいですね。(内容は)いつも通りです。自転車をいろいろ換えて。そこはまだかみ合っていないですけど、調子は最高です」

<5R>

海老根恵太選手
海老根恵太選手
 海老根恵太(写真)は12月千葉FIを無傷で制し、地元として500バンク最後の開催に花を添えた。前回の西武園FIは624着でVこそならずも、好感触を得ていた。
 「千葉は展開が良かったですね。渡邉(雄太)が行ってくれたおかげです。(千葉から)中2日で西武園を走って、ここも中3日で疲れはありますね。でも、千葉から感じがいいです。西武園も着はあれですけど、感覚は良かったです。いまは誰もいなければ自力でやろうと思っているんですけど、(初日は)吉川(誠)に任せます。立ち遅れることもあるし、迷ったんですけどね。南関で連係したいし、頑張るというので」
 佐藤朋也は、最終日ながら2場所連続で白星。一年を振り返って、来年の奮闘を誓った。
 「今年は無難に。良くもなく、悪くもない一年でした。来年はもうちょっと頑張りたいですね。状態は変わらずです。平塚はあんまり覚えてないし、イメージも特にないですね。(勝ち上がりは)あんまり気にしても。いつも通り走るだけです」

<6R>

北野武史選手
北野武史選手
 北野武史(写真)は前回の広島記念を4133着。決勝はあわや優勝のシーンもあり、ソツのなさを発揮した。
 「(決勝は直線で)外に行くと間に合わないから、内に行くと決めていました。ゴール後は獲ったと思ったけど、待っていた仲間に3着と言われて。最初はからかっているのかと思いましたよ(笑)。夢をみましたね。獲りたかった。ここまでは中2日だったので、ゆっくり体を動かしてマッサージを受けてきました。(状態は)前回と大差ないと思いますよ」
 伊藤裕貴は11月奈良FIを118着から高確率で連対。さらに、今年最終戦の当所に向けて仕上げてきた。
 「ここに向けてやってきたつもりです。優勝したい気持ちはあるけど、言うほど甘くはない。力を出して、やれることをやりたいです。(初日は)3対3対3の3分戦ですし、やりやすいですね。しっかり勝ち上がれるように」

<7R>

友定祐己選手
友定祐己選手
 佐藤友和は、競輪祭の落車でフレームが破損。試行錯誤を重ねながら、今年ラストに臨む。
 「競輪祭の落車はたいしたことはなかったけど(フレームがダメになった)。そのあとの別府記念でフレームを換えて、次の前橋も走ったけど。悪くはなかったけど、かみ合わなかったですね。今回は新車で走ります。いい開催にしたいです」
 9月岐阜記念、12月伊東記念を優出している友定祐己(写真)。しかし、今期はFI戦の優出がなく「なんでだろう」と、首をかしげる。
 「記念の決勝には乗れるのに、FIの決勝に乗れない。(11月)防府記念の落車でしっくりこないところはあったけど、それでもちょっと…。俺にはなぜかわからん。流れに乗れていないんですね。状態は悪くないのに。初日は(目標の)工藤(文彦)に神頼み。連係は1回あると思うけど、付いたのはだいぶ前ですね」

<8R>

石塚輪太郎選手
石塚輪太郎選手
 今年S級に初めて上がった石塚輪太郎(写真)は、11月大垣記念を優出するなど大きく飛躍。前回の広島記念でも、1911着で力強い走りを見せた。
 「広島は二次予選がもったいなかったけど、あとはまとめられているし。調子はいいと思います。中2日は初めてなので、疲れさえでなければ大丈夫です。(来年の)ダービーの権利もかかっているので、ひとつでも上の着を目指したい。いい選手ばかりですけど、相手は気にせずに走ります」
 石塚という絶好の目標を得たのは澤田義和。番手から援護して、得点最上位の意地を見せるか。
 「石塚君とは初めてです。レースを見てて、強いのは知っています。最近はフレームをいろいろ試していて。前回の静岡(FI542着)の初日に使ったフレームが一番良かった。今回はそれを使います」

<9R>

桐山敬太郎選手
桐山敬太郎選手
 ここは地元の桐山敬太郎(写真)が人気を集めそう。11月伊東FIから調子を上げると、12月佐世保記念では1512着と3連対。さらに、前回の西武園FIでも今年2度目のVで弾みをつけてのホームシリーズ。
 「西武園は今年2回目の優勝でしたけど。1回目の(6月)立川(FI)はちゃんと獲れていないと言うか、攻めた結果で獲れただけ。でも、西武園は番手でしたけど、ちゃんとした形で獲れた。その違いはだいぶある。(中3日だが)その覚悟はあったし、問題ない。初日は自分でやります。いまは調子がいいので、自分でやっても問題ないです」
 新山将史は、昨年と同様グランプリシリーズに参戦。10月当所記念は決勝で落車も、相性は悪くない。
 「いつも良くなってくると落車している。でも、体は大丈夫だし、気持ちを新たに頑張るだけです。いまは冬期移動をしないで、室内を中心に練習をしています。(冬期移動をしている弟の)響平とは別ですね。ここまでは中2日で調整程度です」

<10R>

脇本雄太選手
脇本雄太選手
 脇本雄太(写真)は、10日にチリのサンティアゴで行われたワールドカップのケイリンで完全V。03年の矢口啓一郎以来、ワールドカップのケイリン種目で金メダルを獲得した。本業では競輪祭以来、およそ1カ月ぶりの実戦を迎える。
 「帰国してからは休みなく練習をしているし、充実している。忙しいなかでも、自分は楽しんでる。ブノワ(ヘッドコーチ)体制で結果が出たんで、ナショナルチームは盛り上がってくると思います。自分のなかでも成長しているんで、これを弾みにしたい。ただ、競技とは別なんで、(競輪で)そんなに期待をされてもっていうのはある」
 6月高松宮記念杯の落車で鎖骨骨折に見舞われた吉田敏洋だが、10月の寬仁親王牌では決勝に進出。復帰後はFIで3度の優勝と順調に調子を戻してきている。
 「どんな形であれ早い段階で勝ち星を挙げられたのは、前を任せた子たちが頑張ってくれたおかげ。先行き不安ななかで勝ち星を挙げられて光がみえた。勝つことがなによりの薬だっていうことを痛感しました。そこから(自力でも)にっちもさっちもいかない状態ではないし、来年につながるように。自分でも(怪我の影響が)もっと長引くかと思った。あとは現状がベストなのか、まだまだ上積みがあるのかは、これから次第だと思う」
 11月の防府で記念初Vを飾った和田真久留は、ホームバンクの平塚で17年を締める。
 「地元なんでやっぱり譲れない気持ちがあります。前回の広島は不完全燃焼だったけど、(脚の感じは)悪くなかった。終わり良ければすべて良しの気持ちでやりますよ」

<11R>

奥井迪選手
奥井迪選手
 14年、昨年と2度のガールズグランプリ制覇を遂げている梶田舞だが、今年は苦しみながらもなんとかグランプリの出場権を獲得。連覇に静かに闘志を燃やす。
 「いままでいいと思っていたことをやってないので、自分に対して疑問はあります。結果は出てないんで、これ(グランプリ)で結果が出れば、こういうのもいいのかなっていうのがある。年齢的にも30歳になったし、体の変わり目っていうのもあったと思う。まだまだ自分のことがわかってないですね。それでも連覇に限っては自分だけなんで頑張りたい」
 「デビューして以来、先行に迷いも感じました」と、一年を振り返った、奥井迪(写真)。それでもこの舞台にたどり着き、もう自分のスタイルに迷いはない。
 「練習はしっかりできました。やることをやって来られたんで、それで自分の走りをして、結果は受け入れるしかないです。勝ち負けっていうより、この舞台でそれ(先行)をするためにやってきた。苦しい時期もあったけど、ここで走れることは幸せです。とり年の年女なんで、最後に羽ばたけるように。(有馬記念の)キタサンブラックみたいに逃げ切りたい」
 3.77にギアを上げて一発勝負に挑む児玉碧衣が、ビッグタイトル獲得に気持ちを込める。
 「(前回の)取手が終わってから、3.77にしたり、後ろを10枚のギアにしたりして練習をしていた。いままで(ガールズ)コレクションだったりは、3.71のギアを踏んでいたけど、3.77でやります。筋肉痛になるくらい発走機の練習をしてきた。自信をもってやる」
 前回の平決勝で落車に巻き込まれた高木真備だが、コンディションに不安はなさそうだ。
 「(昨年のグランプリの悔しさは)グランプリでしか晴らせないと思っている。落車があったけど、全然怪我もなく問題なく練習ができている。一年間、誰にも負けないっていうくらいにやってきたつもりです」

<2日目11R「ヤンググランプリ2017(GII)」>

新山響平選手
新山響平選手
 GI優出者や記念覇者など、ハイレベルな選手が顔をそろえた今年のヤンググランプリ。
 新山響平(写真)はグレードレースでもコンスタントに優出するなど、いまや輪界を代表する機動型の一人。12月伊東記念の決勝でも風を切り、早坂秀悟の記念初Vに大きく貢献した。落車に終わった昨年のヤンググランプリの無念を晴らしたい。
 「(前回の静岡FIは優勝できて)走ってよかったですね。静岡を走ってからはマッサージの人に見てもらって。体の使い方がダメになっていました。そこから急激にいい感じになって。いい感じに仕上がっていると思います。(本番は)単騎で獲りにいけるように。いい位置を取れれば、いいところまでいけると思う。(昨年のヤンググランプリは落車しているので)力まずにですね。悪い雰囲気にしたくないし、あとの人(グランプリを走る新田祐大、渡邉一成)に迷惑を掛けたくない」
 小川真太郎は前回の佐世保記念で3勝を挙げるなど、いい流れで大一番を迎えた。「チャンスしかない」と、太田竜馬の番手から優勝を狙う。
 「太田の後ろに付いてしっかり離れないように、一緒に練習もしてきました。太田は出足が強いので、10割で行かれるとわからないですけどね。付いていければ、あとは抜けるか抜けないか。理想はワンツーですけど、徳島のどっちかが獲れれば」
 地元の堀内俊介は、悩んだ末に自力を選択。強力メンバーを相手に、地の利を生かした走りで一発を狙う。
 「単騎で自分で走ります。新山の後ろは付いていって終わってしまう。地元なんで、自分でやってみようかなと。なにかやりたいですね。アピールの場でもあると思うので。(状態は)以前より良くなってきました」
 昨年のヤンググランプでは吉田拓矢と別線勝負を選択した鈴木竜士。今年は力を合わせてレースを進める。
 「前回(久留米FI)が終わってからは、街道には行かずに(吉田)拓矢と一緒に練習をしてきました。あいつが強すぎて、イメージが良くないですね。疲れはちょっとあるけど、前検日、初日とゆっくりして。体の感じはいいし、あとは展開ですね。(徳島勢以外は)ラインができなくてやりやすい。(番手だが)自力が出せるセッティング。もちろん、内も外も見て仕事をしますよ。番手ですけど、見せ場を作って」

<最終日11R「KEIRINグランプリ2017(GP)」>

深谷知広選手
深谷知広選手
 20日に都内で行われた前夜祭をウエートトレーニング中のアクシデントで欠席した深谷知広(写真)。そこから1週間が経過して、状態はどうか。
 「(腰を痛めたのが)前夜祭の前日だった。しっかり治してから練習をはじめました。タイムも出ているし、感じは悪くない。あとは本番まで調整をして出し切るだけです。(グランプリは)やっぱり気合が入る。ただ、ナショナルチームの練習が入っているから、(グランプリを)意識せずにできている。慎重にならずにガッツリ練習ができている。その面では不安はないんで、楽しみですね。(30日のグランプリまで)あとは自転車に慣らすのと、しっかりコンディショニングをしてですね」
 2月の全日本選抜を制してグランプリ一番乗りを決めた平原康多だったが、後半戦は思うような走りができず、理由をこう打ち明ける。
 「(前回まで)シューズと自転車の方を競技に近づけてやったら、結果がついてこなかった。かみ合ってなくて、思った走りもできなくて、落車も誘発してしまった。競輪祭が終わってからすべてそれを戻したら、しっくりくる感じがあった。ここまでもいろいろできたんで不安はない」
 長きにわたる獲得賞金争いを凌いで、最後のグランプリのイスを勝ち取った桑原大志が初めて年末の大一番を迎える。
 「どうしても気持ちが入りすぎるから、平常通りにと思っている。練習もあんまりやりすぎると、今度は疲労との戦いになる。まずはしっかりコンディションを整えて、いいパフォーマンスを見せられればっていうのがある。勝ち負けを考え過ぎず、まずはしっかり(三谷に)付いていけるように」