『KEIRINグランプリ2017シリーズレポート』 初日編

配信日:12月28日

 湘南バンク平塚競輪場で輪界最大のイベント「KEIRINグランプリ2017シリーズ」が、28日に幕を開けた。初日は「第10回寺内大吉記念杯(FI)」の予選から白熱のバトルが展開され、スタンドは沸いた。メインの「オッズパーク杯ガールズグランプリ2017(FII)」では、逃げ切りを図る奥井迪を2番手から追い込んだ石井寛子がタイヤ差交わしてV。優勝賞金1000万円(副賞含む)を手にして、初の賞金女王に輝いた。29日の2日目は、「ヤンググランプリ2017(GII)」をメインに行われる。
 本場では開催中の毎日、地元選手ウェルカムサービス(2日目はチャリロトボールペンを配布)、お菓子すくい(未確定車券1000円で1回1~7R)、グランプリの賞金ボードで撮影会ができる(ユニフォームを貸出)「賞金ボード撮影ブース」など、様々なファンサービスとイベントでお客様をお待ちしています。また、29日の2日目には、「東京03」のお笑いライブ、「KEIRINグランプリ2017(GP)」出場選手による公開練習なども予定されています。ぜひ、平塚競輪場へ足をお運び、見応えのあるトップレーサーたちのスピードバトルと、イベントをお楽しみください。

トンツカタンお笑いライブ
トンツカタンお笑いライブ
ガールズグランプリ2017特別紹介
ガールズグランプリ2017特別紹介
篠原信一&泉ひかり トークショー
篠原信一&泉ひかり トークショー
ヤンググランプリ公開練習1
ヤンググランプリ公開練習1
ヤンググランプリ公開練習2
ヤンググランプリ公開練習2
夜間練習1
夜間練習1
夜間練習2
夜間練習2

ガールズグランプリ2017 レース経過

 号砲で各車いっせいに飛び出すが、梶田舞が正攻法に構え、大外から早いスタートを見せた石井寛子が2番手を確保。以下、高木真備、尾崎睦、奥井迪、長澤彩、児玉碧衣の並びで周回を重ねる。
 打鐘前1センターから奥井が上昇をはじめると、中団から石井が合わせて踏んで誘導退避に合わせて先頭に。一度は石井の後ろに入った奥井だったが、スタイルを貫き4コーナーから踏み上げて主導権。奥井後位は内に石井、外に長澤で併走になる。2コーナーから長澤が遅れはじめ、石井が単独で番手回り。1センターからは高木がまくって出るが、奥井のかかりが良く、石井に並びかけることもできない。逃げる奥井も懸命に踏み直したが、4コーナーから外に持ち出した石井がゴール寸前で逆転。5度目の挑戦でガールズグランプリ初制覇を飾り、初の賞金女王に輝いた。逃げた奥井は2年連続の2着。最終ホームから石井に続いた梶田が3着に流れ込んだ。





<1R>

山形一気選手
山形一気選手
 久米康平が、岸川哲也を打鐘で押さえて前に出る。すると、すぐに巻き返してきた泉文人に合わせてペースアップ。番手の山形一気(写真)は、4番手からまくってきた岸川を阻んで追い込んだ。
 「(久米)康平のおかげ。自分はなにもしていないです。ホームで車間を空ける余裕があったら、もっとよかったんだけどね。自分としてはゴール前でチョイ差しのイメージでした。ワンツースリーで本当なら喜べるけど、勝ち上がりが2着権利なので…」
 久米ラインの3番手を固めた柳谷崇が、山形に続いて2着に入った。
 「恵まれ一本です。最後は山形君がコースを空けてくれました。優しい後輩ですね。落車して成績を落としたが、セッティングを戻したら道中も楽でしたね」
 久米康平は3着に粘るも予選敗退。
 「いい形でいけたので、抜かれたのは仕方ないです。あの駆け方は得意ではないので…。でも、踏んでいる感触は悪くなかったと思います。風もとくに気にならなかったです」

<2R>

伊早坂駿一選手
伊早坂駿一選手
 高久保雄介が押さえて出ると、前受けの田中孝彦が番手で粘って隊列が短くなる。すかさず仕掛けた伊早坂駿一(写真)に展開が向いて、打鐘で主導権を奪って逃げる。中団はもつれて田中は、関東ライン3番手まで押し上げて星野辰也を弾くがそこでいっぱい。茨城両者の勝負は、番手絶好の芦澤大輔を二の足で振り切った伊早坂の逃げ切り勝ち。
 「出てからは落ち着いて、見ながら駆けられた。しっかり最後まで踏めたし良かったです。(約2週間空いて)しっかり練習できたんで、脚も問題ないです」
 後続との間合いを計りながら直線で追い込んだ芦澤大輔は、伊早坂をとらえ切れず半車輪差の2着に肩を落す。
 「すべてに余裕があったんですけど…。申し訳ない。自分が加速していかなくて、踏んだんですけど出てない。自分自身がショックです」

<3R>

吉本卓仁選手
吉本卓仁選手
 伊原克彦、巴直也の順で前に出る。すると、重倉高史が巻き返して最終ホームで主導権を奪取。吉本卓仁(写真)は重倉を目掛けて仕掛けると、バックで前団をとらえる。そのまま小川勇介の追撃も振り切った。
 「(小川)勇介には悪いけど、構えようかと思った。そうしたら、重倉君が仕掛けていったので。追いかける形で、脚を使わないでいけました。出切ってからは、キツかったですね。まくり切るのに時間がかかっているし、これが現状なんでしょうね。2人で勝ち上がれて良かったです」
 目標が不発となった江守昇は、最終2センターからコースを縫うように踏んで3着に食い込んだ。
 「ジャンで巴が出る並びになっちゃいましたね。最後に(先頭に)出た人が飛び付くので、脚を使ってたと思う。3コーナーくらいからは、(吉本、小川の)2人が相当前にいっちゃってた…」

<4R>

佐藤和也選手
佐藤和也選手
 打鐘の2センターで坂本修一を叩いた天田裕輝が、そのまま先行態勢に入る。前受けの佐藤和也(写真)は5番手を確保。態勢を整えて最終2コーナーから踏み上げる。坂本後位から前に踏んだ藤田昌宏の上をいくと、直線半ばで前団をとらえた。
 「最近は内に潜ってばかりだったので、外に行けてよかったです。詰める勢いで仕掛けました。1番(藤田)に合わせて踏まれたし、前に追いつく場所も悪かったけど、なんとか届いてよかったです。ジワジワいきましたね。最近はダッシュだけではなくて、地脚の練習もしています。まくった感じはよくないけど、1着を取れているってことは(調子が)良いんでしょうね」
 岡光良が天田の番手から追い込んで2着に入る。
 「天田が先行してくれて。バックくらいで誰かきてくれたら仕事ができたんですけどね。誰もこなかったし、最後に来てしまうとどうしようもない…。必死で踏んでしまいました。自分もギリギリで2着でしたね」

<5R>

海老根恵太選手
海老根恵太選手
 前受けから後方まで下げて早めに順番が巡ってきた日野博幸が、打鐘で主導権。愛媛コンビを受けて地元の吉川誠が、好ポジションを確保する。6番手で佐藤朋也と八谷誠賢がからんで、吉川は最終1センターからまくり上げる。吉川が逃げる日野をとらえて、追走した海老根恵太(写真)が追い込み人気に応えた。
 「(吉川は最終)2コーナーから行くのかなと思ったけど、すぐに行ったんでビックリした。強かったですね、でも車券に貢献しているのに(吉川は)勝ち上がれないんで…。自分は2センターくらいでようやく余裕が出てきたし、あの形になったら1着を取らないと」
 吉川と海老根の間をこじ開けるように踏んだ高橋雅之が2着。
 「恵まれました。海老根さんは楽そうだったし、自分はちょっと無理に入った。(コースは)あそこしかないと思っていた。でも、ダメな時はあそこに入っても進まないので、いいと思います」
 早めにのまくりでラインを上位独占に導いた吉川誠が、汗をぬぐいこう振り返る。
 「地元だからお客さんも見に来てくれているし、変なレースはできない。後ろに海老根さんが付いてくれて、責任のあるポジションでもあった。南関で決まって良かったけど、最後はもういっぱいだった」

<6R>

伊藤裕貴選手
伊藤裕貴選手
 伊藤裕貴(写真)が別線を粉砕して白星を手にした。正攻法に構えた伊藤は打鐘で7番手に下げると、4コーナーから一気のスパート。新井秀明のブロックを乗り越え、逃げる森山智徳を2コーナーでのみ込んだ。
 「本当だったら、(打鐘で飛び出した森山に)付いていってカマすのが普通ですけど。2着上がりを考えてしまって。ちょっと距離が長いかなと。バンクは軽かったけど、(新井の)ブロックがキツかったですね。でも、北野(武史)さんに抜かれていないので。(ウィナーズカップが)また一歩近づきました」 
 北野武史は、新井のけん制で伊藤と口が空く。それでも、バックで付け直して2着を確保した。
 「悪くはないけど、(前回の)広島に比べたら、調子が落ちる。あの(新井の)ブロックに当たられたらヤバいと思って。避けたから、キツかったですね。2着を確保できて良かった」

<7R>

佐藤友和選手
佐藤友和選手
 後ろ攻めの工藤文彦が打鐘で前に出る。すると、岡山勢を追った佐藤友和(写真)が、その上を押さえて先行策。そのまま絶妙なペースで駆けると、後続の追撃も振り切った。
 「作戦を考えている以上は、勝つイメージがある。工藤の押さえ先行はないと思ったので、僕は出させてくれると思っていました。あれが出させない相手なら、力を出し切れない。落ち着いてペースを刻めましたね。(新車は)バッチリです。(踏んだ感じは)軽いですね。踏みごたえは足りないけど、それが結果的によかったです」
 最終ホームを8番手で通過した小笹隼人は、2コーナーから踏み上げて前団に迫る。このだ性をもらった渡邊健が、直線で中のコースを伸びて2着に食い込んだ。
 「小笹君が仕掛けてくれてよかった。いいスピードでいってくれたし、あとはコースだけ。最後は内しかないと思っていました。外は絶対いけないので。入った時のスピードも、踏んだ感触もよかったです」

<8R>

石塚輪太郎選手
石塚輪太郎選手
 佐藤佑一が打鐘で飛び出すが、3番手の根本雄紀が立ち遅れる。小川賢人と追い上げた根本で3番手がもつれると、この隙を石塚輪太郎(写真)は見逃さなかった。2センターから踏み込んで、最終ホームで佐藤から主導権を奪取。そのままラインで出切ると、別線を大きく引き離して押し切り。
 「予選はしっかり勝ち上がろうと。タイミング良く仕掛けられたし、脚も軽かった。前回から日にちがない中での参戦だったけど、体調も大丈夫。長い距離を踏めたので、準決に繋がると思います」
 澤田義和が石塚にピタリと続いて2着に入った。
 「初めて付いたけど、石塚君は強かった。ケツを上げずに仕掛けていくからタイミングが取りづらかった。最後も(石塚が)しっかり踏み直していたよ」

<9R>

桐山敬太郎選手
桐山敬太郎選手
 打鐘手前から出た馬場和広の先行策。一本棒の7番手に置かれた伊藤成紀が、4コーナーから巻き返して前団をのみ込む。しかしながら、桐山敬太郎(写真)
も素早く反応。伊藤ラインを追いかけると最終バックでその上をまくって白星を奪取した。
 「レースは見えてました。(伊藤ラインの)番手に飛び付くことも考えながら踏んでたけど、(宝満大作が遅れた)3番手になっちゃった。冷静に見られているし、自転車も出ている。(中3日で連戦の)疲れだけが心配だったけど、なんとなく疲れを取る方法もわかってきた。それまでは1着は取れていたけど、自分のなかでは納得できてなかった。それが(前々回の)佐世保記念から急に自分の感じと合ってきた」
 単騎の新山将史が神奈川コンビ追走から外を踏み込むが、近藤俊明が凌いで2着をキープした。
 「(ブロックを)もらわないように外々を踏んでました。桐山君が落ち着いていたし、僕は追走していただけです。(中2日でも)今回の方がいいと思う。余裕もありました」

<10R>

吉田敏洋選手
吉田敏洋選手
 スローペースで打鐘を迎えると、脇本雄太を警戒していた早坂秀悟が一気に踏み上げて先行策に出た。先に出た吉田敏洋(写真)は、北日本勢を受けて3番手を確保。まくってきた山田英明に合わせて踏み上げる。後方から迫る脇本とのまくり合戦を制して、1着を手にした。
 「早坂と脇本が見合っていたし、泳がされるんじゃないかってことはありましたよ。みんなダッシュがすごいから必死でしたね。全力で踏んで、入れるところに入ろうと。(合わせ切れたのは)タイミングが良かっただけです。これが決勝なら良かったけど、初日ですからね」
 吉田に合わせられた山田英明は、吉田の仕掛けを追う形で2着に入線。
 「後ろにいた脇本君もそうですけど、前にいる吉田さんも強いので。2人よりも先に仕掛けないといけないと思ってました。吉田さんに一歩目で合わされました。あの(中部ラインの)山は乗り越えたかったですね。調整をしていない分、体は重いけど、日に日に軽くなってくるはずなので」
 最終ホームを7番手で通過した脇本雄太は、1センターから踏み上げる。しかし、大外を踏まされて3着まで。
 「ジャンのところは、早坂さんのダッシュが良くて付いていけなかったですね。でも、付いていったらあおりりを受けて終わっていたと思う。ホームまで待ってしまったけど、行くならジャンの4コーナーでしたね。遅くなってしまった」

<11R>

奥井迪選手
奥井迪選手
 「ガールズケイリンができる前から応援してくれている人たちもいた。長年のファンの方、お待たせしました」
 13年にプロデビューも「ガールズケイリン」として産声をあげる前のエキシビションの09年から、石井寛子はその名を歴史に刻んでいた。「ガールズグランプリ」は5年連続5回目の出場。デビューから一度たりとも、ベスト7の座から陥落することはなかったが、一昨年の準V止まりだった。
 「それまでの4年間は出られてうれしいっていう感じだったけど、今年はどうしても優勝って、この一年間を考えてやってきた」
 大外枠の7番車はガールズケイリンにとっては大きなハンディ。そのハンディを抜群のスタート力ではねのけて周回中は2番手を確保。後続の動きを待つことなく自らを信じて赤板の2コーナーから動いた。
 「実は後ろは見ていなくて、チャンスは1回だと思ったので、あそこで行くって決めてて。自分を信じて練習の成果を出そうと思いました。(奥井迪が仕掛けてきたところも)後ろは見ていなくて、突き進んで自分を信じて行った。そしたら奥井さんが来て飛び付けたので、これはチャンスあるなって思ってました」
 半周近く風を切ってから、最終ホームで主導権を奪った奥井迪後位に飛び付く。長澤彩に踏み勝つと、奥井の掛かりが良く高木真備らは不発。優勝は奥井と石井寛子の2人に絞られた。
 「奥井さんはすごいスピードでした。まず落ち着いてと思って、回して、回してって唱えながら、最後、踏んだんですけど、差せたかどうかは定かではなかったです。1周してきたバックのファンの方が、“寛子やったよ”って言ってくれたので(優勝が)わかりました」
 実戦では初めての3.79のギアに上げて一撃にかけた石井が、5度目のグランプリで女王の座をつかんだ。
 「グランプリの優勝は夢でもあったので、本当にうれしいです。来年はトライアルが始まるので、気を引き締めて明後日から練習します」
 初の賞金女王にも輝いた石井は、今年からの練習再開を約束して来年を見据える。
 昨年に続く先行策からの2年連続の準Vに、奥井迪(写真)は何度も天を仰ぐ。
 「なかなか先行の神様が…。ジャンから行くって決めていた。無欲というか勝ちにこだわるよりも走りで魅せたいって思っていた。この舞台で先行をするっていうことは勇気がいるし、ひとりではできない。お客さんが本当に後押しをしてくれた。だからこそ、お客さんのためには勝ちたかった」
 石井の後ろで脚を溜めた梶田舞だったが、最終バックではかぶって3着が精いっぱい。
 「奥井さんの先行に乗っていこうと思っていました。被ってしまったのが残念です。4コーナー過ぎしか、踏むところがなかったですね。でも、やりたい競走はできました。悔いはないです」

<2日目11R「ヤンググランプリ2017(GII)」>

吉田拓矢選手
吉田拓矢選手
 今年は高松宮記念杯でGI初優出を飾るなど、大きく成長して戻ってきた吉田拓矢(写真)。最後の大一番で、その真価を発揮し若手の頂点に立つか。
 「去年のヤンググランプリは、レースができなかった。悔しい気持ちもあるので、良いレースをしたいですね。去年よりは脚力も精神的にも成長したと思う。ここまでいい成績を残せなかったけど、最後に勝ち切りたい。成績には結びつかなかったけど、状態はかなり良いです。このメンバーで勝てれば、自分の中で自信を持って(今後を)走れると思うので」
 109期のホープ太田竜馬は、記念を3場所連続で優出とグレードレースでも大暴れしている。
 「もともと緊張しいなので、今は(本番のことを)考えないようにしています。デビューしてから、(ヤンググランプリが)一番身近で大きい大会ですし、いい成績を残したい気持ちがあります。楽しみですね。出し切れれば、結果は出ると思う」
 山岸佳太は悩んだ末に、同県の吉田、鈴木竜士とは別線勝負を選択。己の力を信じて優勝を狙う。
 「吉田の3番手も魅力的ですけど、負けた時に納得できないので。どこかで狙っていかないと。自分のため、家族のために走れれば。しっかりレースを動かさないと後方に置かれるし。落ち着いて考えます」

<最終日11R「KEIRINグランプリ2017(GP)」>

三谷竜生
三谷竜生選手
 夕方の指定練習でグランプリムードを体感した三谷竜生(写真)が、引き揚げて来ると高ぶることなく口を開く。
 「この時間に指定練習をすることがないですから、それで乗ってみた。村上(義弘)さんにも言われたんですけど、この指定練習でグランプリの空気を味わった方がいいって。いまのところリラックスできています」
 7年連続7度目のグランプリに浅井康太は、慣れたもの。マイペースでじっくりと大一番のその時が来るのを待っている。
 「競輪祭からここまでの間にまた(自分に必要な)ピースも見つかったんで、競輪祭の時よりもいいと思う。この一年間は足りないものがなにかを考えながらずっとやってきた」
 「この程度なら新潟より寒くないから大丈夫でしょ」とは、諸橋愛。本番へのイメージを膨らませながらリラックスムード。
 「(夕方の指定練習で)気温とか感覚をつかみたかっただけ。悪くないと思います。最初はお祭り気分だったけど、出るからには勝ちたい。いつも通りですね。怪我もないし、風邪も引いてない。順調です。まだ(スイッチは)入ってませんよ(笑)」