SSシリーズ風光る09 決勝共同インタビュー
 
配信日:5月4日
 

5月5日(火) 12R (発走予定16時40分)

 【1】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手  (薫風賞は)タイミングをうかがっていた感じで、すかさず(小嶋に)スイッチできたんで脚の方は問題ないと思います。今日休めたし、疲れも心配ないと思います。まだ並びは決まってないんですが、連係はしっかりしようと思ってます。これから話し合って、相手の出方とかを考えて(武田との前後を)決めたいと思います。
 【2】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手
 初日は風が強かったですね。山口(幸二)さんには「ホームで行けただろ」と言われたんですけど、冷静に考えたらああいうタイミングで良かったのかなと。僕が考えている中では海老根君が先行しやすいので先行するのかなと思ってたら展開通りになって、岡部君がまくる前に、新田君が番手まくりに行く前に(仕掛けよう)と思ってたんで、落ち着いて対応できました。西武園で二日間先行して感じが良かったんで、今回はやれるなとは思っていた。今日は普通に朝の指定練習をこなして、自転車取りをしてました。気持ち的にもピリピリせず、ゆっくり過ごせたので昨日の1着はすごく良かったですね。僕はやることは決まっているので、自力でやるだけですね。ギアは今晩考えて3.85でいくか微妙なところなんですけど、上げても85でも勝負できると思うけど考えてみます。
 【3】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手
 山崎君に任せたんですけど、石丸さんが前を取るだろうということで、スタートでけん制するようだったらその後ろから行こうと。あとは全面的に任せてました。石丸さんと併走になったんですけどそこは引けないので、石丸さんが行ってくれるのを期待してました。そこで永井君ともがき合いになってくれれば面白かったんですけど、永井君は最近出させるレースが多いので、そこは山崎君がすかさず仕掛けてくれたんで良かったですね。伸さんの後ろに永井がいると思ったんで、内から上がってくる感じではなかったんで、外の井上君だけを気にしていた。(井上が)来たら合わせながら踏み込んで、山ちゃんを残す形かなと思ってたんですけど、全然内はノーマークだったからいきなり神山さんが現れたときはビックリしました。でも、バックくらいからニュートラルに入ってたんで、ある程度の展開に対応できる感じだったので。一発もらった割にはゴール前で伸びたので調子は悪くないと思います。明日も今日と同じ並びで、山崎君の後ろをしっかりと付いていくだけです。
 【4】佐藤友和(岩手・88期)
佐藤友和選手
 今日は慣れない三番手だったんですけど、前の先輩二人を信頼してるんで何も考えずに付いていきました。あまり考えたくなったんですけど5着の話もしていて、まさかその着になるとは思っていなかった。フレームを戻したんですけどそれが良くて、体の方の山崎さんに見てもらったら真っ直ぐになって、調子も良いですね。ダービーのときに良くないと言ったフレームを一回修正に出して直したら、また去年の良いときのようになりました。明日は今日もお世話になった先輩二人の後ろを回ります。
 【5】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
 今日は前で永井(清史)が赤板から頑張ってくれたおかげでそれに尽きます。レースは見えていたので、あとはギリギリの所から仕掛けるために待ったんですけど。1着にいけたと思ったんですけど、伏見が異常に強かったですね。顔見せはあまり感じが良くなかったけど、本番になったら気持ちも入って非常に良い感じで走れました。決勝は関東三人乗ったんで、誰かが優勝できるように並びたいと思います。僕が前になることはないので、平原と武田の前後は分からないけど、僕は三番手で。今日みたいにゴチャ付いてチャンスがあれば頭を目指して頑張りたいと思います」
 【6】合志正臣(熊本・81期)
合志正臣選手
 今日は自分が思っているよりもデキが良かったので安心しました。もっと早くコースに入れたけど、(井上)昌己が先に入るかなと思って待った。それを見る余裕があったので良かったと思います。決勝は小嶋さんの後ろをしっかり付いていこうと思います。小嶋さんの番手は一昨年の富山記念の決勝以来かな。そのときはちょっと離れましたけど。
 【7】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 (薫風賞は)平原の後ろで余裕ではなかったけど、しっかりと勝ち上がろうという意識はありました。先行、まくりをした訳ではないので(調子は)何とも言えないですけど、しっかりと勝負に徹した走りができていたと思います。(岸和田でG1連覇という)気持ちはありますけど、一年間を通してまだG1はたくさんあるので。でも、決勝は関東のラインがしっかりできるんで、ラインを大切にしたいなと。決勝は(平原との)前後は微妙ですけど、関東でしっかり連係します。選手紹介までには決めます。後ろばかり付いていても自力がなくなりますから、前を走りたい気持ちもあります。バック本数は減っているけど先行選手なんで。前で走りたくないっていう気持ちは一つもないですね。関東から優勝者を出したいので、今晩ゆっくりと考えたいと思います。
 【8】新田康仁(静岡・74期)
新田康仁選手
 調子は悪くなかったけど、(薫風賞は)小嶋さんが強かったですね。止められたら止めたかったけど、全然そんな感じではなかったので。今日は皆の自転車取りに専念してました(笑)。決勝は位置を決めずにいきます。
 【9】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 今日は後ろから攻めたかったんですけど、出なかったんで(中団3番手からで)仕方なかった。蓋をされたらホームガマシになってしまうので、一回自分から先に動こうと。あそこ(中団の内)にいれば(外の)石丸さんは叩くだろう思った。永井君が斜めに踏んできたから一回押し込んで、すぐに(三宅)伸さんのブロックがきたから、結構良いタイミングで張られましたね。何とかバックでケツを上げて凌げました。調子自体は悪くないので、あとは自分のタイミング次第だと。決勝は今日と一緒で僕が前で、伏見さん友和の並びで。ギアはちょっと考えます。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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