『第48回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(GI)』 決勝戦共同インタビュー
 
配信日:1月27日
 

11R (発走予定:16:25)


 【1】有坂直樹(秋田・64期)
有坂選手
 グランプリユニフォームのプレッシャーでちょっと痩せちゃったんですけど、踏み出しが戻ってきたので調子は良いと思います。今年一発目の特別競輪で、決勝に乗らないと恥ずかしいような車番だったんで、本当にほっとしています。初日は山崎君と失敗したんですけど、昨日、今日は作戦通りの走りができていますね。調子も悪くないです。準決勝は踏み出しのタイミングが少しずれて車間が空いてしまったんですけど、ホームで追い付くことができたし、何とか飛びつかれずにすみましたね。明日は北の三番手です。いつも伏見君にはお世話になっているし、三番手でチャンスを狙いたいと思います。山崎君、伏見君の三番手ならチャンスはあると思うし、三番手は連に絡める可能性はあると思うんで、十分狙えると思います。
 【2】山田裕仁(岐阜・61期)
山田選手
 今日は恵まれです(笑)。3日間走って、調子は変わらず来ていると思うんですけど、流れが良いですね。もし明日勝ったら3回目の競輪祭優勝で、S1にいればずっと(競輪祭に)出られるんで勝ちたいんですけどね。でも正直、そこまでのデキじゃないなっていうのが自分で思っているんで、明日はうまく流れを引き寄せて、優勝できるような流れを作りたいですね。明日は先行選手の2、3番手を取れればチャンスはあると思います。
 【3】手島慶介(群馬・75期)
手島選手
 準決勝は、東北ラインに任せていたので、そこに賭けていました。直線であれだけ車が出てくれると気持ち良いですね。いつも必死なので1着は嬉しいです。初めてグランプリユニフォームを着て走った特別競輪ですが、プレッシャーがない訳じゃないんですけど、逆に自分はすごい選手になったんだなと思って、それを追い風に頑張っていきたいですね。今年に入って調子が悪かったんですが、この結果を期にどんどん活躍できるようになればと思います。昨年の親王牌から連続で決勝戦に乗っていますが、一戦一戦集中して走ってる結果ですね。乗って当たり前だという気持ちで走れれば、そのうちG1も獲れるんじゃないかと思っているので、その第一歩だと思って頑張りたいです。明日は単騎で。一番やりやすいんで、先行以外なんでもやっていきたいと思います。チャンスが一杯あるわけじゃないんで、ここで獲りにいきたいですね。
 【4】新田康仁(静岡・74期)
新田選手
 フレームを新しくして感じは良かったんですけど、着になかなか繋がってなかったんで。今回は良い流れで感じよく調子も良いと思います。準決勝はタイミング取れていたし、最終ホームでも脚に余裕がありました。去年悪かった分、何とか今年は決勝まで行けてよかったです。明日はまた単騎みたいなんで、気楽に一発狙っていきたいと思います。
 【5】山崎芳仁(福島・88期)
山崎選手
 去年は準決勝で負けてしまいましたが、今年は決勝に乗るつもりで来ていたので、結果乗れてほっとしています。今回はモガキで仕上げてきたので、ある程度、ダッシュも効いていますね。初日は展開でおかしくなっちゃいましたが、二日目はしっかりまくり切れたし、今日もまあ良い感じでは踏めていたんで脚的には問題ないですね。一番調子いいフレームを持ってきました。ラインがしっかりしているのが一番良いんで、明日は安心して後ろを任せられますね。北日本3人で上位を独占して、結果的に自分が一番上に立っていれば最高ですね。
 【6】三ツ石康洋(徳島・86期)
三ツ石選手
 G1初優出ですが、今開催は番組的にも、展開的にも恵まれてますね。正直、今日の準決勝はすんなり中団は取れないなっていうメンバーだったんで、どうにか小倉さんを3着までにっていう気持ちだったんですけど、なんか恵まれてしまいました。正直、あんまり実感はないですね。ここまでは、正直言うと初日、二日目はあまりガツンと踏めていなかったんですよ。でも今日はすごい力が入りましたね。今日とか出切らないと話にならないんで、思い切り踏みました。105点で(決勝に)乗ってしまいましたが、いつもテレビで見ている皆さんと仲良く走りたいなという感じですかね。でも、もしかしたら、もしかするかもしれませんね。明日は先行も考えないといけないのかなと思うんですが、位置取り厳しい手島さんや山田さんもいるわけですし、自分のレースをしているとどうしても8番手になってしまいますね。最後はまくれたら良いんじゃないですかね。
 【7】濱口高彰(岐阜・59期)
濱口選手
 山田と一緒で17年の高松宮記念杯以来のG1決勝ですね。記念競輪では結果を残せていたんですけど、特別でなかなか結果を残せていなかったんで。今回は調整してきているので、それなりの結果は出ていると思います。脚の感じは問題ないと思います。明日も山田君に任せます。何も考えなくて後輪だけ見ていれば良いから気楽ですね。
 【8】大塚健一郎(大分・82期)
大塚選手
 16年の寛仁親王牌以来のG1決勝ですが、その時は吉岡稔真さん(引退)と一緒に乗ったんですが、今日は引退セレモニーがあるということで、(渡部)哲男と頑張ろうと話はしていました。どんな形でも結果というか、恥ずかしいレースはしないように頑張ろうと思っていました。ここまでの感触は、前検日に話したとおり今までの中では一番良い状態できていると思います。絶好調ではないですけどね。今日は一人なんで、北日本は金成君が前ということで、かなりハイスピードになるなと思っていたんで、位置の見極めと、どれだけ脚を溜められるか、自分の中で落ち着いていこうと思っていました。やっと自分の持ち味を生かしたレースができたと思います。明日はラインの三ツ石に頑張ってもらいます。決勝戦ですが、いつも一緒に走っている相手ですし、三ツ石も佐世保で連係していますから、いつも通り頑張りたいですね。競輪祭は九州地区の特別ですが、ここに向けて合宿もありましたし、役員の皆さんにはお世話になっているので、その中で頑張ろうという気持ちは人一倍ありました。
 【9】伏見俊昭(福島・75期)
伏見選手
 年初めから感触も良くて、成績もまとまっているんで、それがG1という舞台で結果が出てくれたんで、今年は一年間頑張れそうな感じはします。決勝に乗れて良かったです。昨日、今日と脚の感じは良いんで、体調的には問題ないですね。まだ本当にもっと良くなる余地があるんで、順調にケアと練習ができれば2、3ヶ月後にはもっと良くなると思います。明日は北日本が3人勝ち上がりましたが、有坂さんが前を回らせてくれましたので、山崎君の番手へ行ってしっかり付いていきたいと思います。チャンスはあるけど危険な位置でもありますね。全日本選抜の準決勝で失敗しているので、きちんと気持ちを引き締めて走りたいと思っています。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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