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『第49回競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦（GI）』　決勝戦共同インタビュー

配信日：1月26日

11R　（発走予定：16：25）

【1】山崎芳仁(福島・88期)
	準決勝は前を取って、押さえに来たラインを全部入れて引く作戦だったんですけど、中団だけは取りたくなかったんです。押さえられてふたされるのは見えていたので、さっと引いてワンポイント行けるところからという走りに切り替えました。コーナーでも自転車が寝ていたので、タイムは出ているなという感触はありました。まくりは元々得意な方だし、まだ先行していないから自分の調子は分かりません。連覇に対するプレッシャーはありますね。明日も色々な作戦を考えながら、後ろに（佐藤）慎太郎さんもいますし、ワンツーを決めたいですね。決勝に乗った以上は、勝ちに行きたいような気もしますけど、落ち着いて仕掛けます。
【2】小嶋敬二(石川・74期)
	優秀競走でギヤを下げて平原（康多）君と走れたっていうのが、今日へのいい自信になりました。同じギヤなら勝てるんじゃないかという自信はあったので、準決勝という緊張はありませんでした。佐藤友和君がどういう動きをするのかが今日のレースのポイントだったと思います。ようやく1着が取れましたね。先行しての勝ち星ですが、決勝に乗るには逃げた方が固いと思っていましたが、まさか逃げ切れるとは思いませんでした。また、40勝を目指して頑張りたいですね。明日は勝てるチャンスは十分にあるし、山崎君もデキが良いみたいなので挑戦しがいはある。また今年も山崎君と盛り上げていきたいですね。
【3】加倉正義(福岡・68期)
	非常に嬉しいです。腐らず、地道にやってきたことが9年ぶりの決勝という結果に出たので、嬉しいです。ここまで3日間、九州の先行屋と渡部哲男君が全て先行してくれたので、本当に助けられてここに来られたんだと思います。もうG1の決勝には乗れないのかなと思っていたので、本当に嬉しいし、またもう一度頑張ろうかなという気持ちに慣れました。タイトルを獲っているといいながら、自分の中では繰り上がりだったということがどうしても引っかかっていたので、またチャンスが巡ってきた今回はしっかりとした形で結果が出れば最高かなと思います。明日は、いつも頑張ってくれる井上君と力を合わせて、どちらかが優勝できるように頑張ります。
【4】山口幸二(岐阜・62期)
	今シリーズは流れが良いですね。踏んだ感触は悪くないと思うんですけど、今日は小嶋が強すぎました。ここに来る前はちょっと忙しかったのでまさか（決勝に）乗れるとは思いませんでした。嬉しいです。明日も小嶋を目標に、抜けるよう頑張ります。
【5】兵藤一也(群馬・82期)
	まずは決勝に乗らないと優勝もないので、今日の結果は良かったと思います。昨日はすごく踏まされた分、展開が向いたのもあるけど、今日は足が軽かったです。武井君がいつも前々に踏んでいくレースをしているのは見ているので、明日は武井君の後ろに行きます。
【6】武井大介(千葉・86期)
	G1の決勝戦は初めて。準決勝は3着なので嬉しくないっていう感じですが、決勝戦に乗れたっていうことは素直に喜びたいと思います。今シリーズは初日に先行できたのが一番大きかったんじゃないでしょうか。去年の暮れに体調を崩しましたけど、練習はやっていたので着ほど脚は落ちていないはずだと思ってました。今回は成績に表れて良かったですね。僕は軽いバンクが得意なので、ドームや333バンクは大好きなんです。今日、昨日と動いて勝ち上がっているので、明日もそのスタイルを崩さず前々に攻めていきたいですね。位置を決めちゃうと固くなるし、切れ目からというコメントを出しちゃうと切れ目なんかできずに終わってしまうと思うので、来たところで前々に攻めます。
【7】井上昌己(長崎・86期)
	年明けからずっと調子が良かったので、決勝に乗れて嬉しいです。自分の練習がいい感じでできています。地元の九州地区なので、特別な思いがあります。今日は後ろが荒井（崇博）さんだったのでプレッシャーはありました。ワンツーできなかったのが悔しいですね。脚の感触は問題ないと思うので、明日も十分戦えるでしょう。力の出し惜しみがないよう、思い切っていきます。
【8】香川雄介(香川・76期)
	平成16年の競輪祭で決勝に乗って以来です。もう二度と（G1の決勝に）乗れないと思っていたので嬉しいですね。今日は自分の着よりも大井（啓世）さんを内から抜いた部分が気になって、赤旗が揚がるんじゃないかと思ったんですが、審議が僕じゃなくてホッとしました。ゴール直後は自分の着も分かりませんでした。僕は近道しかしていないんですが、ここ最近の中では出来が良いと思います。今日は2コーナーでバックを踏んでもう終わったと思ったんですが、そこからもう一発踏めたので調子は悪くないですね。明日は小嶋さんラインに行こうかと思ったんですが、武井君と兵藤君が連係するようなので、僕は先手ラインから攻めていきたい。もともと、僕には自力がないので良いところに潜り込みたいですね。
【9】佐藤慎太郎(福島・78期)
	今日は恵まれました。付いていくのがやっとだという感じではないんですけど、差は詰められないですね。（昨日）1着を取って気合いが入ってきた感じ。まあ、今日のレースの中では抜ける感じはありませんでしたけど。明日も山崎がしっかり1着を取りに行ってくれれば、交わせば優勝なので抜くつもりで頑張ります。

情報提供：日刊プロスポーツ新聞社

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