『第51回朝日新聞社杯競輪祭(GI)』 決勝共同インタビュー
 
配信日:11月22日

11月23日(日) 11R (発走予定 16時25分)


 【1】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 (準決勝は)中団か後ろで佐藤(友和)君を1回切ってから永井君を出させようかなと思ってたんですけど、スタートで誰も出なかったんで、仕方なく前にいって、佐藤君をアンコにして引かせようと思ったんですけど、イン切りがすごく早くて全く対応できなかったですね。それであの位置になってしまったんですけど、ああなったら落ち着いて行くって武井に言ってあったんで(まくりに構えました)。絶望的に無理だと思ったんですけど、だんだん車間が詰まってきてもしかしたら行けるんじゃないかと思って一生懸命踏みました。2日目までは全然力を出し切れなかったのでちょっと(調子が)分からなかったんですけど、今日の展開で届いているんで良いと思います。脚の方は大丈夫なんで、(仕掛けを)気を付けて走りたいですね。決勝は優勝できるようにこれからゆっくり作戦を考えたいです。でも、決勝になると多分うまくいかないと思うので、そのときの判断でいきます。
 【2】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決勝は)突っ張る作戦だったんですけど、結果出られてしまったんでうまく対処もできなかったんですけど、最後4コーナーでは余裕がありました。体調は大丈夫だと思うので(決勝も)勝負できると思います。簡単に(中部勢に)発進されてしまったら前で決まってしまうと思うので、有坂さんと巧く考えて走りたいと思います。(ダイヤモンドレースで中部に勝ち)あれで多少自信が付いたので、何とか頑張れそうです。簡単に出させてしまうとつまらない競走になってしまうので、最悪(横も)考えていきたいと思います。でも、そればっかり考えてしまうと競走が小さくなってしまうので、そういうことも頭に入れておく程度にします。(G1の決勝に)乗ってきて9着とかが多いんで頑張りたいです。
 【3】加藤慎平(岐阜・81期)
加藤慎平選手
 (GPが)確定なんですかね? グランプリが云々とかではなくて、ずっと一緒にやってきている永井清史と初めてG1の決勝でラインを組めるので、やっぱり気持ちの方が大きいですね。初日は1着だったんですけど、2日間使った3.86というギアがあんまり脚には合ってなくて、いつも使っていた79に戻したんですけど、良い感じだったんで、永井が大ギアを使おうが自分はまた3.79で行きたいと思います。決勝は歳の順というか、浅井康太が先頭で、永井、そして自分が3番手を回らせてもらって、山田先輩が4番手。(並びに関しては)とてもすんなり決まりました。
 【4】坂本亮馬(福岡・90期)
坂本亮馬選手
 (決勝に乗れて)素直に嬉しいです。お客さんの声援に応えないといけないと思ったので、決勝ではないんですけどガッツポーズを出してしまいました。前検日から優勝を目標に置いてるんで、(準決勝を)クリアしたと浮かれないで明日も走ります。最初からの目標なんで、(優勝を)狙っていきます。調子は悪くもないんですけど、特別良いって訳でもなく、昨日もすんなり中団だし、今日も落車があって良い位置から(のまくり)だったんで、あの辺でサラ脚なら獲れる自信があるので、明日も展開さえ向けば(優勝が)獲れると思います。明日は単騎だからってまくり追い込み1本と考えず、隙があれば分断も考えて、あとは(井上)昌己さんがオールスターで1周逃げて決めたみたいな感じで隙があれば逃げる作戦も考えて、何でもありでいきます。単騎なんで好きな位置に行けると思うし、自分が取りたい位置にこだわって勝負します。
 【5】浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
 体が動いているんで何とか決勝に乗れました。感触は前回から良いので明日も頑張れると思います。良いメンバーで走れるんで、先行基本に頑張りたいと思います。自分が1番前で頑張ります。(前で走ることは)自分から言わせてもらいました。岐阜勢3人付いていただけるんで頑張りたいと思います。(対戦相手を)特に何も気にせず自分のレースをするだけです。
 【6】斉藤正剛(北海道・66期)
斉藤正剛選手
 本当に(決勝に)来れて嬉しいです。まだ信じられないです。ここに来る前、前回富山が終わって2週間くらい山田さんのところで練習させてもらってたんで、良い感じだったので悔いのないように行って(まくって)みたんですけど。練習したんだから行ってみようと思ったら出ちゃいました(笑)。6番車が来ちゃって迷惑かけているのに、(お客さんが声援をくれて)嬉しいです。ここまで来れたんで、有坂君は平原君に付けるというんで、僕は海老根君の番手に行きたいと思います。(過去に)連係は記憶にないですね。テレビで観ていると強い人なんで、離れないようにガッチリ付いていきます。
 【7】永井清史(岐阜・88期)
永井清史選手
 自分の力を出し切って決勝に乗れたんで良かったですね。初日は冷静に駆けられたんですけど、昨日は先輩が別線でちょっとフカしすぎてしまいました。フカしすぎと言われたんで、準決勝は自分のペースで駆けることができました。上がりタイムはそんなに良くなかった(11秒8)んですけど、最後まで踏み切れていたんでよかったと思います。(決勝は)練習仲間の浅井君の後ろを回るんで狙われるかもしれないですけど、一生懸命頑張りたいと思います。チャンスですけど、狙われる位置でもあるので、うまく作戦を立てたいと思います。
 【8】有坂直樹(秋田・64期)
有坂直樹選手
 (準決勝は)ジャンで伏見君の落車があったんですけど、ちょっと乗り上げそうになったけど、外に退避できて、それが1番ツイていた部分ですね。そのあと三宅伸に付いてたんですけど、伸がまくってくれれば3(着)に入れるという感じだったんですけど、みんなペース的に(ペダルを)回している感じだったし、僕も回しに入ってしまったんでヤバイと思ったんですけど、坂本君のまくりのおかげで2センターがもつれて良いコースが踏めたし、自転車も出たんで調子は良いんだろなって感じがしました。去年のオールスター以来の決勝で久々なんですけど、前のレースで(斉藤)正剛が1着を取って一緒に決勝に乗りたいなと正直思いましたね。明日は正剛と話をしたんですけど、海老根君と平原君がいるけど、今回の動きを見て平原君に行きたいと思います。平原君は先行力があるし、昨日のレースからしてまくりも強烈だし、付いていければ何とか連にからめるかなと。過去に1度だけ番手を回らせてもらったことがあるんですけど、そのときは京王閣のF1で優勝させてもらったことがあります。最低でも連にからみたいなと思います。
 【9】山田裕仁(岐阜・61期)
山田裕仁選手
 (準決勝は)永井が強かったですね。初日の感じなら交わせると思ってたので、自信を持って走りました。(決勝は)周りの3人は何て言ってました? 昨日(のダイヤモンドレースで)失敗してるんで、(決勝は)中部のなかから優勝者が出るように。それが僕なら1番いいかなと。(今のできから、4番手から優勝は)無理ですね(笑)。乗れただけでも喜んでます。気を引き締めて頑張ります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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