『第52回朝日新聞社杯競輪祭(GI)』 決勝共同インタビュー
 
配信日:12月4日

12月5日(日) 11R (発走予定 16時25分)


 【1】海老根恵太(千葉・86期)
海老根恵太選手
 (決勝は目標だったが)負けてもともとみたいな感じでやってました。深谷には(2次予選、準決勝と)やられっぱなしで情けないですね。脚は思ったよりは良かったですね、悪いなりに決勝まで来れたんで。9分の1まで来たんで、決勝は1着目指して頑張ります。(南関1人になったのは)自分が連れて来れない責任もあるんですけど、気楽にいつもどおり1人で何でもやって優勝を目指したいです。初手の位置取りはこれから考えますけど、今のところはまだ考えてないです。まだグランプリに乗るチャンスはあるので、優勝目指して。(競輪祭の決勝は)2回、2着をやってるので、決勝は1着取れるように頑張ります。
 【2】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手
 準決勝は川村(晃司)君と村上さん、そして自分も含めてレースにすごい集中して走れたなって感じがします。村上さんの今シリーズのデキと、これからのことも考えて走ってると思うので、僕も色々考えながら対応しつつこういう風になったんで。また次からもしっかり頑張ってやりたいと思います。脚は若干やっぱりまだ引きずるかなっていう感じがします。だけど、今日の村上さんのフルスロットルの走りを真後ろで見て、差せなかったけど気持ちが入りますね。決勝は2日目同様(京都の3番手)、いつもどおりって感じになりますけど、全員が優勝を狙えるということを言われてたので、もちろん決勝戦でもあるし優勝を狙って。いつもどおりになりますが、そういう走りになると思います。
 【3】深谷知広(愛知・96期)
深谷知広 選手
 先行で決勝に乗れたんで、すごい嬉しいですね。体の仕上がりはバッチリなんで、あとはしっかり展開だけって感じですね。準決勝もとりあえず先行することだけ考えてやってたんで緊張はなかったですけど良かったですね。バックで掛かってると分かったので、すごい気持ち良く走れました。1着を取れるとは全然思ってなかったです。後ろの先輩に(1着)行ってもらえればなと思って、そしたら残れたんで良かったです。決勝戦はいつもどおりしっかり風切って、力を出し切って良い結果が残せるように頑張りたいです。(飯嶋が3番手に付くが)評価されてなんで、しっかりラインで決めれるように頑張りたいです。負けないように頑張りたいです。
 【4】新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 準決勝はまくりの展開になったので、外で力を出して何とかまくろうという気でいました。脚は日に日に良くなってる感じはあります。(ビッグの決勝は)毎回、毎回好きなように走っていいと言われて、自分の着だけ見るとあまり良くない着が多いんですけど、決勝は良いレース、もっと良い着が取れるように走りたいと思います。メンバーを見て深谷君と村上さんと海老根さんということで、どこを取っても強い選手なので上手く立ち回ってチャンスあるところでしっかり行きたいと思います。(深谷に)ライバル心ていうのはないですけど、とりあえず先行で連日勝ち上がってるのに対して自分は先行、まくりなんで決まり手だけを見ると先行で逃げ切ってるから強いという感じはあります。深谷君だけじゃなく、村上さんも先行、まくりにヨコもできますし、海老根さんは強烈なまくりを持ってるので、上手く一発狙って行きたいと思います。
 【5】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 脚の感じもきれいに回ってたんでけど、(深谷が)強かったですね。僕もちょっとバランスを崩してしまったんで、必死やったですね、ゴール前。でも、強かったです。(深谷は)踏む距離も長いし、気持ちも強い人なんで味方としてはすごい安心できますけど敵としては強いですね。決勝は兄(義弘)の後ろで。優勝を目指してしっかり頑張りたいです。
 【6】飯嶋則之(栃木・81期)
飯嶋則之選手
 大舞台の準決勝で主導権を取ってくれた武田(豊樹)さんと(3番手を固めた)小林(大介)さんのおかげです。3日間踏んだ感じはすごい良いと思います。今日はちょっと緊張して硬くなってしまったんですけど。決勝は中部の3番手で勝負したいです。理由はそこが良いと思ったからです。深谷君がすごい強いのは分かってるんで、主導権も取ってくれそうだから。そこならチャンスがある? はい、そうです。
 【7】山口富生(岐阜・68期)
山口富生選手
 準決勝は中部1人でしたが、一番近い近畿勢を追走するだけでした。ダイヤモンドレースがちょっと不甲斐ないレースだったんで、ほんとに準決勝は気合入りました。決勝は深谷君がいるんで迷うことなく、精一杯付いて行きます。ほんとに強いんで精一杯頑張ります。結果を意識すると空回りするし、この後僕の歳でなかなかチャンスはないんでね。精一杯頑張りたいですね。
 【8】岡部芳幸(福島・66期)
岡部芳幸選手
 (久々のG1決勝は)嬉しいなって感じですね。準決勝は新田君が冷静に走ってくれたなと、そのひと言に尽きますね。僕の感じも悪くないんですけど、やっぱり後輩が連日頑張ってくれるんでね。僕はただ付いて行っただけなんですけど、悪くはないですね、基本的に。決勝戦もまた新田君がいるんで心強いです。まずは付け切ることに集中して。準決勝は4コーナーから合わされましたんで、交せれば良いなと思って決勝は頑張ります。
 【9】村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手
 (準決勝は)川村(晃司)君の気持ちが嬉しかったです。特にメンバーが出てからも何の話もしなかったし、僕がレース中に川村のペースで判断しなあかんなと思ったんですけど、ホームでけっこうスピードに乗っててその上を山崎(芳仁)が来たんで。晃司には申し訳なかったですけど、僕も後ろが付いてるんでね。何とかラインで決まって良かったです。(決勝は)若い人が強いんで、とにかく後方に置かれんように。前のほうにいないと3人ともチャンスはないやろうし、前のほうに位置したいなと思います。とにかく3人のなかで誰か優勝できるように。自分が一番獲りたいと思うんで、しっかり頑張ります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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