第57回朝日新聞社杯競輪祭（ＧＩ）

優勝者コメント

　やっぱり、この小倉（競輪祭）でずっと決勝戦に乗って良い勝負ができているんで、今年もそういうつもりで走っていました。（決勝は）あまり覚えてないって言うか、もう村上（義弘）君がすごかったですね。平原君も、もちろんすごかったですけど。最初の勝負所の赤板での突っ張りってのは、後ろにいてもきつかったです。平原君もすごいきつかったと思います。その前に平原君も締められてますからね。ちょうど小倉の重いところを踏んでいたし、それで内を稲川君に掬われてのまくりは、かなり苦しかったんで、すごいなと思ったし、僕も本当に脚は残っていなかったですね。とにかく、まくり行ってる時、僕は脚が残っていなかったんで、平原君の優勝は確実っていう感じだったんで、僕も必死に2着にと食らい付いていった結果、ゴール前にちょっと伸びましたね。（ゴール線の時に着が）変わってましたね。（今年一年は）グランプリユニホームを着ての自力選手としてのプレッシャーは、前半すごく重たかったですね。ギア規制後でもありましたし、思うように走れなくて、苦しい時期はあったんですけど。そこは今までの経験を生かして心を落ち着かせて練習に励んでました。（グランプリまでは）グランプリ前のG1で、ここが一番大切な場所だと思っていたし、今年G1を一つとってましたけど、まったく油断せずにG1優勝を目指して頑張りました。その気持ちがグランプリにいくと思います。また、きっちり体調面など気をつけて、グランプリを迎えたいです。昨年は岸和田でしたけど、今年は関東に来るんで、関東の代表選手として。3車いますから、そこを気にしながら何とかしたいですね。