『第39回共同通信社杯(GII)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:9月17日
9月18日(月) 11R(発走予定16時35分)
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (地元ビッグで決勝進出だが)最低ノルマだと思ってましたし、今日も運が良かったので(決勝に)乗れました。(準決の前受けから突っ張りは)作戦通りです。大川(龍二)さんも昨日(二次予選Aでも)対戦して同じ展開にはなってたので、少し変化を付けてくるかなと思ったんですけど、形としては突っ張りやすい形になりました。後ろが成田(和也)さんですし、3番手に稲川(翔)さんがいるのも確認できてたので、結構みんな攻めづらいだろうなとは思ってたので、落ち着いてペースで駆けられました。差されているので、あの距離なら逃げ切らなきゃいけないですけどちょっと引っ張りすぎた部分があったので、ペースが一辺倒だったとは思います。もっと強弱が付くような展開にすれば外も膨らんで伸びづらかったとは思うので。初日からずっとラインのおかげで勝ち上がってきたので、しっかり頑張りたいと思います。(決勝は)自力で頑張ります。優勝だけ考えて頑張ります。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (準決はスタートの)理想は犬伏(湧也)君の後ろからだったのでスタートはそこが取れました。(犬伏が)突っ張ればあの位置だし、(別線が)切ってくれれば叩いていこうと。(結果)犬伏君が突っ張ってくれたので想定通りに運べました。まくりにいかなくていいぐらいカカっていました。そこで(三谷が)迫ってきて無理やり踏みました。3コーナーで清水君よりも前に出れたのでそこからはいけると感じました。もう少し早くいってラインを連れ込めば100点満点だったけど、合格点ではあると思います。日に日に疲れを感じていますけど、準備ができているので悪くないと思います。(決勝に向けては)疲れを取ってですね。コンディショニングですね。渡邉君に任せます。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (準決はスタートを)深谷さんラインが取ってくれたらなと。でも(自分たちが)前での作戦もあった。(前を取って)突っ張れば3番手がもつれるかなと考えていました。相手もタダでは後ろまで下げないだろうと。でも突っ張ってすんなり(の並びになったのは)が誤算。先に三谷さんの仕掛けが見えて、そのタイミングでバックで犬伏君も踏み上がって(三谷は)こないだろうと。3コーナーもちょっとまぁビミョー。(深谷の仕掛けに)気がつけば当たろうと思っていたんですけど、難しかった。もう1コ(後ろが)もつれてくれるか、3番手で併走なら…。誤算でした、甘かった。(深谷が仕掛けてきて)深谷さんの後ろがいなくて、んー難しい。もうちょい…、他力にはなるんですけど、3番手が1回でももつれてさえくれればラインで決まったのかなと。3走して悪くはないですね。精一杯、明日(決勝)も頑張りたい。佐々木君に付けます。自転車はなにもいじらない。体調を整えるだけです。寝るだけ。
三谷竜生(奈良・101期)
三谷竜生選手
 スタートは前がないだけで理想は特になかった。(準決のスタートに関しては)そんな感じです。(犬伏が)突っ張ってカンナされてそれは割り切ってというか、しっかり後ろから行けるタイミングでと。深谷さんが脚を使わず3番手で余裕はあるだろうなと。出ていったときの動きで対応しようと思っていたので何とかしのげました。初日から調子良いですし、一番後ろからあの位置これて3着とれて調子自体は良い。(自転車は)微調整は都度していて(そういうのは)いつも通り。とくにいつも通り決勝も走るだけ。オールスターから中4日、中4日でそこから1週間でそこまで上積みなく一戦一戦、真剣に走っている。(決勝は)自力でやります。
嘉永泰斗(熊本・113期)
嘉永泰斗選手
 (準決は)北井(佑季)さんのラインについて行こうと思ったんですけど、下がってきちゃったのでどうするのかなって思っていたら結果的に9番手になってしまったんで最悪でしたね。もう詰まった所から仕掛けるしかなかったんで、冷静には走れました。窓場(千加頼)さんが前と空いていたんでその分行きやすかったですね。2コーナーぐらいで行ける感じがしたんで。地元記念の前に決勝に乗れたので良かったです。昨日(二次予選A)から自転車(のセッティングが)はまった感じがしたので。(決勝は)自力で戦います。
隅田洋介(岡山・107期)
隅田洋介選手
 (準決は)現状の僕の感じだと厳しいと思っていたんですけど、桑原(大志)さんと久米(良)君が後ろを固めてくれたので。結果を出せて良かった。練習でもっと上積みして恩返しできるように。踏んで出させれば最低5番手は取れると思ったので。想定通りでした。めっちゃカカっていたので脚をためようと。あとは嘉永君のまくりにどう対応するかだったんですけど、飲み込む感じだったので。青森は外が伸びるんで踏みました。運だけで上がれているんですけど、青森はゲンのいいバンクなので。(決勝は)清水君の後ろです。
渡邉雄太(静岡・105期)
渡邉雄太選手
 (準決は北勢が前を取って)その後ろが一番理想だったので良かったです。単騎勢がどうするかだったんですけど。何とか4番手だったんでそこから。大川(龍二)さんが押さえに来て、突っ張ったら突っ張ったでそこにいて、切ってくれたらその上を行こうかなと思って。そしたら突っ張ったんで。とりあえず(中国勢に)そこを降りられないようにだけ守って。新山さんがめちゃくちゃ流してたんで、もう車間を切って詰めながら一気に行くしないなと思って。丁度ケツを上げたところで一緒に踏まれたんでスピード差というのはなかったですけど何とか横まで持ってこれたかなと思います。(ゴール前では後続も殺到してきて)最後は分からなかったですね。(落車明けだが3日間走って)良いってわけではないですけど悪くもないって感じですね。(ビッグの決勝は19年7月の別府サマーナイト以来で)久々ですね。一時良いときもあったんですけど、下から強い子が上がってきてちょっとやりづらかったですけど久々に決勝に乗れて良かったです。(ここに来る直前も深谷と一緒に練習?)深谷さんは青森合宿してたので、僕は岡村(潤)さんとか梁田(一輝)でしたね、直前は。(決勝は)僕が前で頑張ります。
佐々木豪(愛媛・109期)
佐々木豪選手
 (準決1着は)嬉しいです。入れるところがあったら切れ目切れ目に入って仕掛けたいなと思ったんですけど、入れてもらえず後方からになったんですけど、なんとか仕掛け決まって良かったです。(7番手に入れたが)1車でも前に前にと思って、内が空いたら全部行くぐらいの気持ちで走ってたんですけど、渡邉(雄太)選手が車間を切ってるのが見えたので、落ち着いて走りました。今日はみんなまくりが決まってたのでそれを見て、まくりの展開になったらしっかり落ち着いて出せるところからと思って走りました。中団が仕掛けてくれたので、そこで隊列が短くなってスポッと入って、なめ込みながらいけたので良かったです。昨日(二次予選A)も大外になったんですけどスピードは出てたんで、気持ち入れて走ってました。なかなか成績もずっと上がらず苦しんだんで、少しでも頑張りたいなと思って今回来たんで決勝上がれて良かったです。なかなかFI以上のレースで結果が残せなくて、ずっと悩んでた時期が長かったんで決勝上がれたのはすごく嬉しいですね。ヤング(グランプリ)も松本(貴治)さんに頑張ってもらったのに不甲斐ない成績で、ずっと松本さんが地元記念も取ってオールスターも決勝乗って、常に前に居たんで少しでも追いつきたいなって気持ちで頑張ってました。ここ来る前に一緒に練習して気持ち高めて来ました。(決勝は)自分が先頭で自力。
南修二(大阪・88期)
南修二選手
 (準決は)窓場(千加頼)がしっかり組み立ててくれました。先行のスピードが良かったんで(窓場は脚力が)削られているのかなって感じていました。ちょっと先に外を踏み上げようかなって思ったら来られてしまったので。あとはどこまで付いて行けるかでしたけど。油断しないようにと思って走りました。3日間の中で今日(準決)が断然に良かったので。みんなにアドバイスをもらいながら修正できたので。セッティングですね。(決勝は)三谷君に任せる。