6レースは実力上位の石橋慎太郎(写真)が期待に応えて1着。準決勝のうっ憤を晴らすかのように七番手から豪快なまくりを決めた。 「今日は押さえ先行して自分の力試す予定だったけど、スタートで誰も出なかったから仕方なしに前を取りました。前受けだしいつも通りのレースでホームから仕掛けた。山を上る感じだったし、8番(松岡健介)にけん制を受けたから苦しかったけど、2コーナーからは下りだったから行けました。準決は悔しかったし、今日勝てて良かった」
7レースは単騎の石丸寛之がホームからカマシ先行。離れながらこれを追った市田佳寿浩(写真)が、直線で交わして1着となった。 「レース前、石丸さんと話した訳ではないけど、同期の呼吸みたいなものを感じた。ホームから自分で行こうとしてた瞬間に石丸さんが仕掛けたんでこれについて行こうと。でも、ダッシュがもの凄くて離れてしまった。今の調子だとああなってしまうよね。新田(康仁)さんに飛び付かれそうで心配だった。何とか追い付いたけど脚は一杯。久々に1着が取れたからうれしいですね」 新田康仁は作戦通りにいったが9着惨敗。 「今日は位置を取り合うよりは、一旦前を斬って石丸か市田が来るのを受けた方が良いと思ったけど。石丸のダッシュが凄かったし巧くいかなかった」
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