『第23回共同通信社杯秋本番(GII)』 3日目共同インタビュー
 
配信日:10月19日
 

10月20日(水) 11R 決勝 (発走予定16時30分)

 【1】武田豊樹 (茨城・88期)
武田豊樹選手  今日はちょっと不意を突かれましたね。主導権を取りたかったんですけど、栗田(雅也)君が内から来る選手じゃなかったですから、油断もしてたのかな、と思います。油断してたんでしょうね。初日にいいレースができて脚の確認はもう終わってるんで、あとはどう勝つか、というところで2日間レースしました。(今開催は)地元って言いましても、まあ大切なんですけど、グランプリに向けてどう過ごすか、というところだと思うんですが、その途中で地元のビッグレースですから、やることは全てやってきたんで、あとは戦うだけです。(決勝は)今更、別線というのはおかしいですから、明日は村上君が平原君の後ろで併走ということなんですが、もう自分もそれだから別線勝負というわけにはいかないんで、もう戦いですから初めてとなる競りをしのいで、レースをしたいと思います。別線になる理由はないんで、別線で自分が力を出すということもありますけど、勝ち上がってきている平原君がいるんで、ここは後ろですね。村上君が挨拶に来てくれたんで、競輪だからしょうがないことですよね。いつも(平原の番手は)すんなりですからね。相手がいる限り相手も戦ってくることですし、これから僕も成長していく段階で避けては通れないですから。どんどんこういったこともしのいでいかないと長い目で見て競輪をやっていけないですからね。ここは自分も初となる体験ですけど、頑張って走りたいと思います。
 【2】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 (3走を振り返って)自分が思ったよりも調子がいいというだけです。(ASから)体調を崩さなかったから調整が上手くいきました。今日も何回も脚を使ったんですけど、自分が思ったより踏めているんで、調子いいと思います。(決勝は)相手も強いし、色々と考えないと思います。(北日本で)上手く決まるように頑張ります。
 【3】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 (3走を振り返って)脚的にはいい感じやし、反応もすごくいいと思います。(準決勝は)九番手になったんですけど、上手いこと脚も溜められたんで、直線も良く伸びたと思います。(決勝は)幸二さんに任せてもらえたんで、平原の番手で勝負したいと思います。自分もやっぱりこのレベルでは自力はちょっと厳しいし、(関東が)二段駆けになったら太刀打ちできない。幸二さんに任せられたら、できる限りのことはせなアカンと思っていたので。
 【4】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手
 今日は後ろから食われたんですけど、吉田(敏洋)と栗田(雅也)がからんで、ちょっと僕も内に差し込んでしまい、それを抜いてからまた差しにいったので、前も抜いているから悪くないと思います。(村上)博幸はそのままスピードに乗せてきたし、僕は1回バック踏んでからなので。あれなら(吉田敏洋は)残ると思ったんですけどね。栗田と接触して急激にドーンときたから。疲れは慣れているし、ギアも一応、全部走って自分の感触も試したし、一番いいギアというのが分かったんで、その波もなくなったから今回は軽快に動けていると思います。(決勝は)最初は平原の番手にいこうと思ったんですけど、博幸がこれからちょっと(番手で)やっていきたいんだと言っていたんで、僕も博幸には同じ兄弟選手ということで頑張ってもらいたいという気持ちはあるんで、博幸がそこまで強い意志があるのなら一人で競りにいかすのもなんなんで、僕が後ろに付きます。博幸は意地を張る相手じゃないんでね。
 【5】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 昨日までは(セッティングが)納得いかなかったんですけど、今日はだいぶいい感じで自転車も進んでくれたんで良かったです。日に日に感じも良くなっています。そういうタイプなんで、最終日が一番いいと思います。(決勝は)武田さんと話したんですけど、いつも通り自分が一番前で、武田さんの地元ですし、援護できればと思いますね。(後ろが競りで)やりづらい部分はありますけど。(関東で上位独占が)一番、理想ですけど、相手も強いんで、気持ちで負けないように頑張ります。
 【6】幸田光博(栃木・67期)
幸田光博選手
 (3走を振り返って)先行選手に恵まれた感じで、前は抜いていないんですけど、流れに乗って成績をまとめられたんで、調子はいいと思います。オールスターから3週間以上空いていたんで、練習も調整も自分なりにやって来れました。(決勝は)関東の四番手でラインを固めて頑張りたいと思います。
 【7】成田和也 (福島・88期)
成田和也 選手
 正直、初日はけっこう疲れがあったんですが、いい感じで抜けてきましたね。(千葉記念を)優勝して下手な競走をできないと思ってましたけど、ラインに恵まれている感じです。(中3日で)けっこうレースを走っているんで、レース慣れというか、外も内も良く見えていて、動けていると思います。(決勝は)今日と一緒で山崎君の番手にいきます。(4着、3着、2着と来て)1(着)といきたいところですね(笑)。チャンスはあると思うので、しっかり走りたいです。
 【8】有坂直樹(秋田・64期)
有坂直樹選手
 千葉記念を追加で走って中3日だったんですけど、沖縄で乗ろうと思ったんですが、レーサーシューズを忘れて3日乗らないで来たんです。それが返って疲れが取れて良かったのかなと。(準決勝は)三番手に付いていたんですけど、山崎(芳仁)君に行ってもらいたいな、と思っているところで行ってくれました。初日は金成(和幸)君だったし、昨日は伏見(俊昭)君の後ろで、ただ強い選手に付いただけなんですが、目標が良かったから決勝に乗れたのかな、という感じですね。調子は悪くないですけど。(決勝は)北日本の三番手で。
 【9】神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手
 (3走を振り返って)いいと思います。今日も良かったです。でも、前がいいレースをしてくれたんで、いい着を取った感じですけど。仕上がりはバッチリだと思います。(疲れは)前検の前に3日間休んだので、それで回復したんじゃないですかね。(決勝は)いつものメンバーだし、僕は武田の後ろ。(関東は)平原―武田―神山―幸田で、きっちりと頑張ります。武田も地元だし、今日何とか3着で乗ってきたということは明日いいんじゃないですかね。僕はもうきっちりきっちりくっついていくだけです。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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