『第25回共同通信社杯秋本番(GII)』 決勝共同インタビュー
 
配信日:10月10日
 

10月11日(月) 11R 決勝 (発走予定16時30分)

 【1】小倉竜二(徳島・77期)
小倉竜二選手  流れがいい感じで、脚の方もまずまず軽いと思います。(準決勝は)最終ホームでちょっと後方になったんですけど、諦めずに何とか3着に入ろうと。加倉さんが外をまくってくれれば自分のコースができると思っていたら、いってくれたので、いい展開になりました。加倉さんが外にいって、兵藤君が内に詰まっていたので、吸い込まれるような感じで伸びました。(G2の決勝は)久々で良かったなという感じです。(決勝は)園田君もいるんですけど、川村君のハコで。(連係は)宇都宮の最終日のハコ9だったんですけど、そのとき以来です。今回は333なんで、そこまではないと思います(笑)。
 【2】飯嶋則之(栃木・81期)
飯嶋則之選手
 展開と番組に恵まれた開催です。(準決勝は)武田さんのカマシに反応良く付いていけたので、これ以上ないです。(奈良との)相性に助けられていると思います。G3も(決勝は)2年ぐらい乗っていないので、Gの舞台(で決勝に乗るの)はすごい久しぶりです。(決勝戦は)今日同様、武田さんの後ろで頑張るだけです。
 【3】山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手
 調子自体はあまり良くないですね。踏んだ感じがいまいち脚に来ていないんですけど、結果的に決勝に乗れているんで、明日はチャンスがあると思います。(準決勝は)川村さんがいくことは分かっていたんで、前だけは避けて、中団でフタされたら1回引いて、(川村が)行ったところを村上さんが(番手から)出る前に行くっていうのが作戦でした。九州勢があそこから突っ張っちゃったんで厳しかったですね。2コーナー手前ぐらいから踏んだんですけど、川村さんもホームまくりみたいな感じだったのでいけると思ったんですが、紫原さんが内にいって、村上さんの後輪が僕の前輪とハウスしそうになって、上の方におったっちゃいましたね。今回は展開に助けられた感じです。(決勝は)新田君の番手でしっかり頑張りたいと思います。
 【4】園田匠(福岡・87期)
園田匠選手
 しっかり勝ち上がれたのでいいと思います。(準決勝は)小岩君に尽きます。小岩君とは一緒になることが多く、もう全て任せていました。前後はどちらでもけっこう相性はいいので、今回は(九州3人が)寄せ集められた感じになったんですけど、見返してやろうという感じで言っていたので、1着取れて良かったです。いっぱいいっぱいでしたけど、最後は気持ちでいきました。(内をすくわれたのは)レースなんで何でもありと思っているので、そこは全然気にしていないです。狙っていくだけだと思っている。感触とかは関係なく、流れはいいので、一発狙っていきたいと思っています。(東西王座戦の決勝は)悔しい思いをしたので、今回はしっかりとしたレースをしたいと思います。(決勝は)いつも通り単騎で自力、自在で。何でもありで優勝だけ狙っていきたいと思います。
 【5】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
 初日は内に詰まって、2日目は番手まくり。あんまり参考にならない2日間だったんで、今日は自力を出したいというか、モガきたかった。ここ最近はそういうレースがあまりなかったので、今日はいいレースができたと思います。(深谷知広との初対戦は)意識しすぎてもしょうがないですからね。自分の競走で通したいと思っていました。やっぱり自力選手なんで、後ろに付いたり付かなかったり、そういうので感覚はズレてきますから、そういった部分では今日はメンバーも良かったですし、いい走りができたと思います。競走をオールスターから走っていなかったので、かなり不安はあったんですけど、こっちに来て指定練習などして、ちょうど準決勝に合ったかなって形ですね。状態も全然いいので、(尾てい骨の痛みは)問題ありません。今年は安定して決勝戦は乗っています。でも、乗るだけは乗っていい形で終えていないので、いい勝負というか、1着が欲しいなっていう気持ちでいっぱいです。今日は兵藤君を連れていきたかったですけどね。決勝戦は2車になってしまいましたけど、それはしょうがないので、2車でどう戦うかになってくると思います。このバンクで後方にはなりたくないし、後方になるぐらいなら先行したいという気持ちでいますけど、相手もいますし、どう戦うかはまだ明日までありますから、自分で勝つ方法を考えたいと思います。もちろん自力です。北日本4車いますし、どうなるかがポイントになってきますね。でも、まぁいつも戦っているメンバーですし、初対戦ではないので、いい力勝負という形ができると思います。1着が欲しいので、厳しくいくところは厳しくいきます。グランプリに向けて数えたら4開催ぐらいしかないので、一戦一戦頑張るっていう気持ちで来ましたし、あともう本当に熊本記念、観音寺記念、そして松阪記念、そして競輪祭ですから、残り少ないので、どうにかグランプリに向けて頑張りたい気持ちでいっぱいです。
 【6】斉藤正剛(北海道・66期)
斉藤正剛選手
 (今シリーズは)展開に恵まれています。(準決勝は)3番手はどうやっても付いていく気持ちでいたので、死守できて良かったです。脚は軽くなってきているので大丈夫です。(G2決勝は)10年ぶりって聞きました。(平成12年共同通信社杯の決勝は)金古(将人)がいってくれて、番手でダメだったんですよ。あれから10年も経つんですね。(決勝は)北の4番手を固めます。
 【7】伏見俊昭(福島・75期)
伏見俊昭選手
 調子は悪くなかったので、あとは展開だと思っていました。昨日、今日と厳しい展開でしたけど、何とか凌げて良かったです。(準決勝は)先行1車みたいな感じだったので、(村上)博幸が来るとは思っていました。内は狙っていました。イチかバチかでしたけど、連係が決まって良かったです。(決勝進出は)寛仁親王牌以来、3カ月ぶりなんで、新田に聞いても寛仁親王牌以来と言っていたので、一緒に乗れて良かったです。感じは悪くなかったので、あとはきっかけだと思っていました。こうして結果も出たので、あとは気分が乗ってくれば、面白いんじゃないかと思います。今日も集中して走れたし、明日も集中して走れればいいと思います。(賞金争いは)あんまり意識すると競走も硬くなってしまうので、あまり賞金のことは気にせずに走りたいと思います。(決勝は)僕は新田、山崎の3番手で。斉藤正剛さんにも了解を得たので、しっかり4人で連係を決めたいと思います。5人なら考えますけど、4人ならしっかり連係していこうという話もしました。川村さんも武田さんも調子がいいんで、いい勝負になると思いますけど、精一杯頑張ります。
 【8】川村晃司(京都・85期)
川村晃司選手
 村上さんと乗れたら一番良かったんですけどね。それが叶わず残念でしたけど、決勝に乗れただけでも良かったです。調子の方は問題ないと思います。(準決勝は)九州が突っ張るのは意外でしたが、上手いこと仕掛けていけたと思います。(決勝は)力を出し切れるように頑張ります。奈良なんですけど、地元のつもりで一生懸命頑張ります。
 【9】新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 初日は先行でタイヤ差の2着に残れて、2日目はあまり自分らしくないレースになってしまったと思います。今日はライン3人いるということで、積極的に仕掛けようという気持ちだったので、それが上手くレースに出せたと思います。初日に逃げて残れる感覚だったので、積極的なレースをしようという気持ちだったんですけど、2日目はああいうレースになってしまって、あまり良くなかったです。今日はまた駆けて逃げ残ることができたので、すごく脚の具合もいいと思いますし、バンクの感じも上手くつかめてきたと思います。(G2の決勝は)初めてです。G1、G2、G3と常に気持ちは変わらず、優勝できるようにラインで決まれば最高なんですけど、自分は自分の役目をしっかり果たしたいと思います。(決勝は)一番前を任させてもらえたので、作戦はまだ全然考えていないんですけど、自分はやるべきことをやって、上手く優勝に結びつくような走りをしたいと思います。自力で積極的に頑張りたいです。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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