『第28回共同通信社杯(GII)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:4月29日
4月30日(月) 11R (発走予定16時30分)
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手  (準決勝は)2次予選と走った感じとか似てる感じだったですね。すんなり出させてくれて、なおかつ自分のペースに持ち込めたのが大きかったと思います。最終の2コーナーで1回踏み直したんですけど、あまりにも自分が掛かってるせいで2コーナーでふくれてしまったんですよ。アウト側に。自分でコントロールできないくらいに掛かってたんですよ。自分でもビックリしました。今まで何回かあったけど、僕がブレークした寬仁親王牌とかと似てる感じでした。やっと戻った感じです。(決勝は)僕は先行で頑張りたいと思います。相手が誰でも僕は先行しか考えてないです。(優勝は)僕の中で条件次第だと思ってます。鈴木(裕)さんが僕との対戦を嫌ってる感じだったんで、それ次第だと思います。先行で対抗しようと思ってきたら、僕も先行で抵抗しないとダメなので。そうなったら分からないけど、すんなりだったら逃げ切る自信もあります。
成田和也(福島・88期)
成田和也選手  準決勝は脇本君がすごく強かったですね。(菊地圭尚とは)まずは位置取りを重視しての作戦でいたし、その点ではすごく上手くいったと思います。(ゴール前)自分のなかでは南君を捕らえてる感じはしたんですけど、VTRを見たらそうでもなかったんで、ちょっとズレてるのかなと思います。少し思ったよりも(感覚が)ズレてるかなと。ダービーで優勝してから、なかなか思うように走れてなくて、でも練習するしかないなって感じで練習はしてるんで、これから何とかしていきたいです。プレッシャーも勿論たくさんありますね。でも今までもそういうのはあったし、何とか切り抜けて力を付けたいですね。
 決勝は北日本で連係して、僕は渡邉君の後ろで3番手になります。3人で考えて、ラインとしてどうしていくかも踏まえてこういう結果になりました。
稲垣裕之(京都・86期)
稲垣裕之選手  (準決勝は桐山の)ああいう動きも考えてましたし、出させて3番手を取る競走かなという安易な気持ちが合わされる展開になったので、そこは反省するところかなと思います。(並走が長かったが)もう一回2コーナーの下りで踏み上げたら出られるなって感触はありました。出てからはもう必死で踏んでるだけで、沈んだかなとも思ったんですけど粘れて良かったです。(デキは)悪くはないんですけど、そんなに絶好調とまでも言えない感じかなと。でもその分、レースで力を出し切ることに専念できてるんで、そこでカバーできていると思います。(決勝は)脇本君の番手で頑張ります。連係は初めてです。(脇本は)何の迷いもなく番手を主張できる選手なんで、粘られようが何されようが番手をしっかり守ろうと思います。自信を持って走りたいと思います。
鈴木裕(千葉・92期)
鈴木裕選手  (準決勝は)後ろ攻めしかできないなと思って、(初手の)位置取りができないんで後ろから早く斬って、また自分の番になったら斬って先行して、後ろが残ればいいなと思ってました。自分の思った通りのレースだったと思います。(渡邉一成にまくられたが)後ろを見たら1車だったからとりあえず踏み直して、粘れればいいなと思ってあとはがむしゃらでした。(3日間を通してデキは)初日の時点で今回はないなと思ったんですけど、2日目、3日目と良い動きができてるんで、調子は良いと思います。(ダービーの優出は)自信になってないんですけど、やれるだけやって、力を出し切れば良いと思ってるんで。でも、(決勝進出が)ないことはないとは思ってます。(決勝は)相手が強い脇本君だし、1回も勝ってないんで、ここでまた挑みたいと思います。(逃げられてまくれないのは)嫌なんで、積極的にやりたいと思います。
渡邉一成(福島・88期)
渡邉一成選手  準決勝は(打鐘で)後方になったんですけど、まだ1周半あったんで落ち着いて。(渡部哲男が)内を空けてくれたんで、行かせてもらいました。落ち着いていましたし、小嶋(敬二)さんは僕が内に行ったんで腰を抜かしたと思います。(まくった)スピードの乗りはすごく良かったと思います。
 (今シリーズは)2日目、3日目と楽な走りをさせてもらってるので、明日は万全の状態で走れると思います。決勝は友和さんの番手を回ります。前はあるけど、後ろを走るのは初めてだと思います。決勝はワッキー(脇本)がいるんで、そこが一番の鍵だと思います。あとは鈴木君がどれだけヤル気を出すかって感じで、まあ友和さんに任せたからにはそれなりの走りをしっかりして。先輩も後ろに付いてるので、最終的に優勝できるように頑張るだけです。何でもできるんで僕が前を回るよりはこのメンバーなら友和さんのほうが良いと思います。任されたら前でという気持ちもありましたし、ワッキーとの対戦もあまりないので、それはそれで面白いなとは思いましたけどね。(ロンドン五輪の)代表発表が5月1日にあるので、それに向けていい勢いを付けられるように、明日は優勝を目指して頑張るだけです。
望月永悟(静岡・77期)
望月永悟選手  (鈴木裕に付いてみて)2日目からそうなんですけど、1回も後ろを見ることなくこれじゃまくって来ないだろうって感じなんですけど、やっぱり世界(の渡邉一成)はまくって来ましたね。スピードが違いました。道中もそうだし、鈴木君には何もアドバイスしてないんですけど、やることは決まってるって感じですね。2日目のカマシも強かったし、言うことないです。
 僕は見てのとおり前を抜けてないんで、あれなんですけど。自分がこの舞台(ビッグ決勝)に戻してもらえるのも久しぶりなんで、ここまで来るまでに色んな人に手助けしてもらってるんで、その恩を返す意味でも精一杯頑張りたいです。決勝戦も前だけ見て走ります。鈴木君に言うことはありません。好きに走ってもらえればいいです。
南修二(大阪・88期)
南修二選手  (準決勝は)脇本が強すぎて余裕がなかったです。オッズ的にも売れてたんで、成田さんに詰め寄られたけど何とか死守しようと思ってました。(3日間)今日は抜けなかったんですけど、自分のコンディション的には問題ないんで、明日もしっかり良いレースができるように頑張りたいですね。(決勝は近畿の)3番手に付いていって、最後ゴール前で良い勝負ができればと思ってます。
柴崎俊光(三重・91期)
柴崎俊光選手  (決勝に乗れて)正直嬉しいですね。(準決勝は)3コーナーでも(車輪を)差して回れたし、苦しかったけど余裕はありました。(デキは)脚も軽いし状態は良いと思います。前場所落車して不安要素があったんですけど、練習も落車後にしてはすごく良かったんで戦えるなとは思ってました。でも、決勝に乗れるとは思ってなかったですね。(決勝は)ワッキー(脇本)や稲垣さんにはすごくお世話になってるし4番手で、コメントは一応「4番手から」ということにさせてもらうということで。たぶん(脇本が)先手取るんで4番手からで。ゴチャつけば何かしようと思います。
佐藤友和(岩手・88期)
佐藤友和選手  準決勝は1センターで(濱田浩司を)ドカせなかったのは自分の反省点ですし、その後の2センターからは思ったより伸びたなって。(1着まで届きそうだったが)惜しかったですね。仕掛けが遅すぎました。ラインの競走なので、そこは反省してます。
 (3日間走ってみて)今年の中では感触、デキ自体は両方良いですけど、初日の走りだったり、2日目の走りだったり、修正点がちょっとあり。今日それが走るぶんには修正できたなと。まあ作戦の部分でミスをしたって感じですね。目標に置いてるところがまだ先なので、今の段階では十分すぎる感じのデキですね。とりあえずは高松宮記念杯が当面の目標なので。
 決勝戦は僕が北日本の一番前で走ります。(渡邉)一成にはいつも頑張ってもらってるのも勿論あるんですけど、僕自身が今調子が上がってきてるので一番前で走りたいって気持ちを素直に言って、それを認めてもらいました。決勝はラインで決まる競走を考えたいです。流れに応じて色々やっていきます。
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