『東北地方太平洋沖地震被災地支援 第26回共同通信社杯春一番(GII)』 決勝共同インタビュー
 
配信日:4月9日
 

4月10日(日) 11R (発走予定16時30分)


 【1】井上昌己(長崎・86期)
井上昌己選手
「しっかり乗り込みから、もがきから、ダービーを終わってやってきたので、その成果が出ているかなと思いますね。(地元九州の開催で)決勝は最低ノルマだと自分の中で考えていたので、良かったです。(2年前の春一番が)悔しかったので、明日はもちろん優勝目指して頑張りたいです。僕は熊本の3番手になりました。(松岡貴久には)日頃お世話になっているので。基本はラインで、ごちゃついたらもちろん自分もチャンスある仕掛けをしたいと思いますし、そういう感じでいきたいと思います」
 【2】長塚智広(茨城・81期)
長塚智広選手
「(完全優勝は)意識せずに。武田(豊樹)さんに平原(康多)君の番手を回って良いと言われたんですけど、そういうわけにもいかないので、3番手をしっかり固めて頑張りたいと思います。昨日は2番手にはまれたので、展開的に良かったですし、今日もすんなり中団が取れましたので、流れも良いんだなという感じがします。(ダービー決勝は)市田(佳寿浩)さんにも車券を買っているお客さんにも申し訳なかったので、気をつけて走りたいと思います。ちなみに今日は芦澤(大輔)君が誕生日だったそうなので、1着を獲りたいと言っていたのに、抜けなかったからゴール後に『クソッ』って言ってました(笑)」
 【3】浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
「(準決勝は)松岡(貴久)と村上(義弘)さんの動きだけだと思っていたので、最後までしっかり踏めて良かったです。(最後は村上さんが)来ると思っていたので、しっかり対処できました。感触はずっと最近良かったので、自信をもって走れていましたね。明日は気楽に優勝出来るように頑張ります。(単騎は)気にしていないですね。自分の好きなように走って、ゴールまでしっかりいくだけです。関東勢も並ぶと思うので、チャンスをしっかり見極めて、仕掛けたいです」
 【4】 芦澤大輔(茨城・90期)
芦澤大輔選手
「初日は長塚(智広)さん、2日目は矢口(啓一郎)さん、後閑(信一)さん、準決勝でまた長塚さんに引っ張ってもらったおかげでここに立てたことに感謝しています。今日は誕生日だったんですけど、力不足だったので自分に悔しくて。『クソッ!』ではなく『チッ!』って感じでした(苦笑)。明日は武田(豊樹)さん、平原、長塚さんが前で競走するし、僕も4番手を固めるので、自分の競走をしっかりしてから、チャンスをうかがいたいです。こういう舞台が初なので、ちょっとどう対応して良いか分らないですけど、これがもっともっと馴染んで当たり前のようになるようにこれからも頑張ります」
 【5】松岡貴久(熊本・90期)
松岡貴久選手
「GIで決勝に乗った後なので、まぐれじゃないように、地元地区だし頑張りました。(脚の感触は)準決勝が一番軽かった感じですね。村上(義弘)さんと走る時は、魂を入れて走らないと大変なことになるので、気持ちは入っていました。なんだか、気持ちいいですね。(関東4車でも)こっちも3人いるし、今のところ何も考えていないです。いつも通り何でもやっていきます。まだGレースでの優勝がないので、できれば優勝したいです。最低でも九州から優勝者が出るように頑張りたいですね」
 【6】岩本俊介(千葉・94期)
岩本俊介選手
「(ビッグ初優出は)びっくりしています。今回は流れに乗って、何とか流れ込んで、流れ込んでで決勝まで来てしまったんですけど、いつもの自分とは違うみたいで変な感じです。でもこういう大きいレースの決勝に残れて嬉しいです。自動番組というのが、自分にはちょっと合っているというか、着を狙えにいける展開になっているし、結果がついてきてくれていますね。(決勝も)気楽に走って、ゴールをめがけて突っ込むだけです。(単騎は)やってみないと分らないですけど、どこかにチャンスがあるはずだと思うので、思い切っていくだけです」
 【7】平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
「(準決勝は)突っ張られているのか、粘るのか、(坂本)亮馬のペースが分からなかったので、ジャンで踏まされたんですけど、ギリギリ最後は粘れたので良かったと思います。自分の中ではちょっと抜かれたかなと思ったんですけど、ハンドルを投げ勝ちました。今後、何度もこういう並びも、入れ替えもあると思いますけど、今回は自分が一番前で頑張ります。脚の感じは悪くないんですけど、厳しい展開ですね。(決勝メンバーには)やっぱり調子が良い人たちが上がってきた感じですね。今回は東日本で頑張りたいなという気持ちが強かったので、北日本勢がいないですけど、関東と南関でけっこう乗ったので、なんとか頑張っている姿を見せたいですね。前検日からそういう気持ちでいました。明日も普段通りの競走をしたいと思います」
 【8】合志正臣(熊本・81期)
合志正臣選手
「今日も最後、当たらずにコースが空いたし、状態は良くないけど、ちょっと流れや運が良いかなと。初日は新車で、練習の感じからちょっと重たいのは分っていたんですけど、実際に競走で走ってみないと分らないので一走使ったんですけど、やっぱりダメだったので、すぐ戻したことで、だいぶ良くなったのかなと思いますね。踏み出しがまだちょっとで、今日もバックで荒井(崇博)君に離れてるかなというくらいの感じだったんですけど、付いてしまえばそこからは問題ないです。明日は同県の後輩の松岡(貴久)君がすごい力を付けているし、そういう後輩と走るのをすごい楽しみにしていたので、九州3人で独占できるように。僕も後輩に迷惑かけられないし、精一杯頑張りたいです」
 【9】武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手
「(東日本大震災については)自分にできることは、自分の仕事を一生懸命頑張るだけですから。どんな状況でも毎日、トレーニングしてきましたし、まずは自分が出来ることを毎日やってきました。今日は先行しているみたいでしたね。やっぱり自力-自力で並んで脆いレースは出来ないですから。相手のラインに勝つため、そして自分のラインで勝ち上がるためにはどうしたら良いか、考えながらのレースでした。(決勝は)長塚(智広)君が強いですからね。同県の自力選手だし、長塚君の方が点数を持っていますから、前を走っても良いという気持ちでもいたんですけど、平原(康多)君は前で頑張るということだし、長塚君も僕の後ろでも良いとのことだったので。今日もしっかり勝ち上がっていますし、僕が今日と同じで平原君の番手で、芦澤君が4番手ということになりました。今日もそうですし、4人並んだら自力選手は分断するという頭がありますから、そういう意味では4人いるから良いというのはあまり考えてないです。練習を頑張っていますけど、こういう状況でいつ開催が出来なくなるか分からないので、そこを考えて、一戦一戦悔いのない走りをしたいと思って今回も来ましたし、精一杯自分の走りをファンの皆様にもアピールしたいですし、頑張りたいという気持ちで一杯です」
 
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