『第70回高松宮記念杯競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:6月15日
6月16日(日) 12R(発走予定16時35分)
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (準決勝は)先行屋同士の竹内(雄作)さんと一緒に戦うことになったんですけど、気持ち的にはどうしても自分のなかで弱気やったなと思ってますね。自分のなかでは去年のオールスターの決勝を思い浮かべるようなレースだったんで、同じ展開だったんですけど、自分がちょっと弱気で中団入ってしまったっていうのが良くなったなって思ってます。(ここまで3走して)自分のなかでいい感触のないまま決勝を迎えてしまったので、何とか自分のなかで打開策を見つけたいなとは思ってます。(決勝戦は)後ろが誰でも自分らしいレースをするだけです。近畿地区は僕だけになりましたけど、近畿のみんなの応援をもらってこうやって決勝に上がれてると思うので、その期待に応えられるようにしっかり頑張りたいなと思います。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (準決勝を振り返り)本当に昨日(2日目)番組が出てから、(坂本)貴史君が非常にやる気がありましたし、青龍賞の番組出たときから非常に気合いが入っていて、一緒のレースになって、その気持ちがすごい伝わりましたし、今日(準決勝)走ってみても実際、勝ちには彼はつながらなかったかもしれないですけど、ラインという意味では僕が勝ち上がることができましたし、本当に彼の気持ち、そして後ろに付いてくれたタツ(芦澤辰弘)の気持ちっていうのはすごく熱いものは感じました。(バックから和田真久留ラインに切り替える形からの追い込み)切り替えというよりは貴史もすごく踏んでいて、もうガス欠状態になってしまって、彼も自分も意思疎通ができてたので、彼自身ももういっぱいですっていう感覚でしたし、僕はもうここで行かなきゃってところでたまたま真久留が先まくりを打ったという形になってしまった。ここはもう何としてでも貴史の気持ちもあるし、後ろは見てなかったんでタツがどうなってるか分からなかったですけど、僕が行かないと後ろも勝負できないと思って、何とかバックから仕掛ける形になりました。(ここまで3走しての感触は)悪くないと思います。(決勝戦は)一成さんと2日目同様、僕が前で頑張る形になります。(別線の並びを確認して)レース巧者の一成さんが今日も面白いレースをしてましたけど、そこら辺も含めて(渡邉が)勝つためのレースというのはたぶんすごく熟知してると思いますし、どうやって勝つべきかっていうのを僕らで考えればおそらく勝ちにつながることはできると思うので、しっかりそこを考えて今回何しに来たかをしっかり改めて考えて走りたいと思います。(脇本との対戦を期待してるファンも多いと思うが)あんまり気にしていなくて、今回とか清水が調子良さそうですし、平原さんも落車しましたけど、しっかり勝ち上がってくる強さがあるので、その各ラインの強い選手たちの何が強いかというのをちゃんと考えながら走りたいと思います。ここには優勝するために来てるんで、しっかり優勝を勝ち取って、年末のグランプリの出場権を取って、みなさんに東京オリンピックも応援してもらえるように頑張りたいですね。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (準決勝は)細切れだったんで、結構チャンスはあるかなって思っていたので、しっかり3番手を取れてモノにできて良かったです。いろいろ自分でやったのでキツかったんですけど、内容のあるレースができたかなと思います。仕上がり自体は、そこまでいいとは思ってないんですけど、そのなかでしっかりレースをできているので問題ないですね。(決勝戦は)自力で小倉さんと頑張ります。チャンスがあったらモノにできるように頑張ります。
小原太樹(神奈川・95期)
小原太樹選手
 (GI初優出は)信じられないです。(準決勝は和田)真久留君が本当に強くて、とりあえず迷惑をかけないようにっていうことだけ。あとはいっぱい、いっぱいでした。(3走して)VTRを見てもらえれば分かると思うんですけど、本当にラインの力でここまで来たので。それだけです。(決勝戦は)自分は悔いのないように、単騎で。チャンスがあったところで頑張りたいと思います。何も考えずに精いっぱい頑張ろうと思います。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決勝は)後方になっちゃったのは失敗なんですけど、そこからは力を出し切れました。状態はいいとは言えないんですけど、諦めないで走って良かったです。(決勝戦は)木暮とまた決まるように自力で頑張ります。優勝だけ目指して頑張ります。
渡邉一成(福島・88期)
渡邉一成選手
 (準決勝は)競りって言っても、競ってはないので、僕としては恥ずかしいレースをしてしまったなと思うんですけど、なんとか(相手の)ラインだけは倒したいっていう気持ちで走りました。コンディションは悪くないと思います。ただ、今日(準決勝)は本当にいろんなプレッシャーがあってキツいレースでした。3着で唯一、勝ち上がったんですけど、そこはうれしいですし、一番最後に上がった身として、明日(決勝戦)は全てをレースに集中して走るだけですね。(決勝戦は)新田君の番手で走ります。GIの決勝に乗れることは多くないと思うので、全身全霊をかけて走りたいと思います。
中川誠一郎(熊本・85期)
中川誠一郎選手
 (準決勝は)そうですね、ちょっと初手の並びが意外だったんですけど、あの並びでも展開的には一緒かなっていう感じで。ワッキー(脇本)が(4番手に)入ったときに外仕掛けて(ライン)3人出切ったと思うんですけど、雨でスリップして1コーナーぐらいで。その分、ちょっとワッキーに先に行かれちゃいましたね。そこなかったら、たぶん九州で3人決まってたんじゃないかなって思うんで。(感じは)日に日に上がってますね。初日ぐらいはちょっとキツさもあったんですけど、あれがいい刺激になったのかなと。ちょっと最近は日に日に体力が回復してなかったんですけど、今回はしっかり体力が回復しながら感じもちょっと上がってきてるんで。バッチリ調整が上手くいったなって感じですね。(決勝戦がピーク?)今日(準決勝)の感じでは今日が一番良かったので、そういう風に頑張りたいと思います。(決勝戦は)脇本君に任せて、頑張ります。ずっとトレーニングも一緒にしてきたので、走り方はわかってて付きやすいので。そんなに気負わず、流れ来れば差したいと思います。
木暮安由(群馬・92期)
木暮安由選手
 (準決勝は平原に)全部お任せして付いて行って、自分は差しただけです。体調もいいので、レースもちゃんと見られていると思います。(決勝戦は)準決勝と同様で、平原さんの番手で頑張ります。緊張せず、冷静に走りたいと思います。
小倉竜二(徳島・77期)
小倉竜二選手
 (準決勝は)ちょっと風がキツかったんで、みんなしんどかったと思うんですけど、清水君が前々に攻めていい位置を取って、しかも早めにまくってくれたんで抜くことができました。(清水が最終3コーナーで)止まったんですけど、もう一回踏んでいって、内は回せないなと思ったんで、外を回しました。(3走して)そこまでいい感じではないんですけど、なんとか前に付いていけているんで。しのげている感じです。(決勝戦は)準決勝と同様、清水君の番手で頑張ります。清水君が強いんで、僕はしっかり追走したいと思います。