『第71回高松宮記念杯競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:6月20日
6月21日(日) 12R(発走予定16時35分)
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (準決勝は)ラインの力で勝ち上がれました。(作戦通りの展開?)まあ、そうですね。はい。(3走しての状態は)絶好調ではないにしても、勝負できる状態ではあるかなと思います。(決勝戦は)新田がいますんで、集中して。付いていくことだけに集中したいと思います。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 昨日(白虎賞)の分も含めて、今日(準決勝)こそはラインで決めたいっていう気持ちでした。(後ろ攻めは)想像してなかったんですけど、前受けから組み立てても残り2周からは後ろに下がっていつも通りだったかなって感じですね。ナショナルチームの河端(朋之)さんをちょっと意識しすぎて、気持ち仕掛けが遅かったかなっていう感じはしましたけど、それはしょうがないかなって感じですね。(3走して)体は動いてますし、反応もできているんですけども、疲労の方はちょっとずつですけど溜まってきているので、明日(決勝)に向けてリカバリーをしっかりしたいなって思っています。(決勝の)メンバーは強烈ですし、東西を合わせた最強が集まるんで、気を引き締めて頑張りたいなと思います。近畿の先頭で責任を持って頑張ります。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
 (準決勝は)脚も抜群に良くて、いい仕掛けができたと思います。(前団との車間が)ちょっと空き過ぎちゃったんですけど、(山田)久徳さんが駆けるかなって感じはあったんで、詰まったところでしっかり行けて良かったです。(3走して)日に日に良くなっていて、今日(準決勝)に関しては自転車も良かったし、スピードが出ていてもバランスを崩すことなく行けたんで良かったです。(決勝で)やりたい走りはある程度、決まっているので、和田健太郎さんが後ろに付いてくださるってことで、自力自在にしっかり頑張ります。イメージはできているんですけど、ある程度リスクが伴うことかなと思っているんで、しっかり準備して覚悟を持って頑張りたいです。
稲川翔(大阪・90期)
稲川翔選手
 (白虎賞、準決勝と2日続けて脇本と連係だったが)もう昨日(2日目)失敗してますし、2日連続で失敗するのは許されないと思ったので、本当にすごく緊張しました。(準決勝はワンツー)そうですね。やっぱり脇本君の走りを無駄にしないということだけ。はい。(ここまで3走して)初日がすごい感じが良くて、白虎賞がああいう形になったので、調子はちょっと自分のなかでは把握できかねますけども、すごい今日(3日目)で気持ちがグッと入ったかなと思います。(久々のGI決勝)そうですね。いつもGI来たら決勝乗ること、決勝乗らないと優勝がないので決勝を目標にしてるんですけども、まだそこまでの力がなかったということで、今回はちょっと自分の自信にもなったかなと思います。(決勝戦は)今日(準決勝)と同じく脇本君の番手に行かせてもらいます。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決勝は)目まぐるしいレースになったんですけど、最終的に(芦澤と)ワンツーが決まってすごくうれしかったですね。なんか昨日(青龍賞)までピリッとしない感じだったんですけど、しっかり修正できたかなと思います。(決勝は)本当にやりがいのあるメンバーで、すごい楽しみです。今日(準決勝)と同様、後ろに芦澤君が付いてくれるので、自力で頑張ります。
芦澤辰弘(茨城・95期)
芦澤辰弘選手
 (準決勝は平原に)一生懸命付いていくことを第一に考えて、平原さんと入念に話し合ってワンツーが決まったので、とてもうれしいです。今日(準決勝)は本当に感触は良かったです。初日、2日目と少し重く感じていたんですけど、良い集中力で走れたと思います。(GI初優出で)やっと心の整理が付いたところなんですけど、明日も今日(準決勝)と同じように集中して出し切るだけだと思うので、気を引き締めて頑張ります。(決勝は)準決勝と同様、平原さんの番手で頑張ります。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (準決勝は北日本5車の番手回り)先頭に櫻井(正孝)君がいて、櫻井君がレースをしっかり作ってくれたおかげでワンツースリーフォーという形で北日本勢で独占することができました。(前受けから突っ張るのは作戦?)そうですね、はい。(ここまで3走しての感触は)初日、2日目となんかこう感覚をつかむ感じで、初日がすごくイメージとして自分の走り方を考えさせられたレースになりましたし、良かった面、悪かった面と2日目、3日目とあったと思うので、それを最後の4日目にしっかりいい形で全てを発揮できるように頑張るだけです。(決勝戦は)僕は慎太郎さんとずっと連係してますし、グランプリで優勝も目の前で見てるので。僕自身もオールスターで優勝を獲得するというところで一緒に走ってますし、本当にもう何回も何回も走っている慎太郎さんなので信頼して僕は僕の力を出すレースをして、しっかり優勝狙っていきたいなと思ってます。(自力で?)はい、頑張ります。
稲垣裕之(京都・86期)
稲垣裕之選手
 (準決勝は)後輩2人が良いレースをしてくれて、自分にチャンスのある走りをしてくれたと思います。今回いろいろセッティングを試している中で、日に日に体に馴染んできていると思います。体の方も初日から問題なく。(GI決勝は)久しぶりですし、いろいろ走り方や自転車とかを変えて行く中で、自分を見失っている時期もありましたけど、しっかりここで決勝っていう結果を出せて良かったと思います。(決勝は)脇本、稲川の3番手で頑張りたいと思います。
和田健太郎(千葉・87期)
和田健太郎選手
 (郡司浩平の番手回りだった準決勝は)初手の位置が少し想定より悪い位置になってしまったんですけど、そこもしっかり郡司君が対応しようとしてくれて、しっかり仕掛けてくれてたので僕の着があると思います。(状態は)連日、言ってますけど、南関の自力選手のおかげで僕の着があると思ってます。(これでGIは4連続優出だが)同じことになってしまうんですけど、自分たちの南関の自力選手のおかげでここに乗らせてもらってると思うので、その気持ちは忘れないようにしたいと思います。(決勝戦は)松浦君が一人というところなので、松浦君の後ろ回りたいなというところを松浦君に言ったら「いいです」と言ってもらえたので、松浦君の後に行きたいと思います。(松浦の力は魅力?)そうですね。それも一番にはありますし、ここ何回かGIの決勝に乗らせてもらって、単騎だったり後ろ回らせてもらったりっていうのを経験したんですけど、競輪で単騎でやるっていうのはなかなかいい部分もありリスクのある部分もありっていうところで、やっぱりライン戦なのでしっかりしたラインを取って、そのなかで勝機を見出したいな。当然、僕のやることっていうのは、今まで自分がやってきたこととちょっと違ってしまうので、今まで僕を見てた人の感覚が変わってしまうのは申し訳ないなっていうのは少し自分のなかでは感じてます。(それでも少しでもチャンスのある位置を選択して?)そうですね、はい。