『第73回高松宮記念杯競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:6月18日
6月19日(日) 12R(発走予定16時30分)
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 岡崎(智哉)さんも残れるように駆けたと思います。自分はラインの3人で決まるのが理想だったけど、判断がちょっと難しかった。浅井(康太)さんは準決はシビアに走るっていうのもあったんで想定内でした。でも、落車が起きてしまったのは残念でした。(状態は)抜群っていうわけではないですけど、ラインの方々に助けられた。(近畿勢は)自分1人になってしまったけど、なんとか決勝に残れてうれしく思います。このGI(高松宮記念杯)だけ唯一、決勝に乗ったことがなかったでし、いままでカラ回りをしていた。決勝が最低限の目標だと思っていたので、なんとかスタートラインに立てた。(決勝は)単騎ですけど、近畿勢の分まで力を出し切って優勝を目指したい
諸橋愛(新潟・79期)
諸橋愛選手
 (決勝に乗れて)単純にうれしいですね。前々には行こうと思っていたので。僕は主役じゃなくていいんで。いつも決勝に乗れればって感じなので。(優勝の可能性が)1%でもあればいいんで。決勝に乗らないことには0%ですし。初手は南関の後ろについて行こうと思っていたんですけど、鈴木(裕)君が捌かれたので。吉田(拓矢)君と外で併走になるかなって思ったんですけど結構、空いたので。前々に踏んだ方がいいなって感じで。いいカカリだったし最後は郡司君も踏み直していましたし外を行ける雰囲気じゃないスピード域だったので、抜くことよりも抜かれないようにって頭を切り替えて。(自分らしさを)少しは出せたかなって思います(決勝は)郡司君に付ける。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 2番車だったので出たところから臨機応変にって感じでした。坂井(洋)君が切った所を行ってくれたので、あの気持ちが大地の強みだと思っているので。いいレースをしてくれました。落ち着いて駆けていたのでワンツーを決められる展開だったんですけど、自分の技量不足で大地を3着(結果的に繰り上がりで2着)にしているので自分としては0点に近いレースですね。体調は今日(準決)が一番良かったので、明日(決勝)はもっと良くなると思います。(決勝は)小松崎君の番手です。
成田和也(福島・88期)
成田和也選手
 (渡邉一成は)余裕もありそうだったし、いいスピードだった。自分は最後まで見てと思ってました。感じは悪くないし、一成君が行き切れなかったけど、対応して3着に入れた。変わらずいい状態で臨めている。(決勝は)僕が(福島勢の)3番手。そこからしっかりと頑張ります。
荒井崇博(佐賀・82期)
荒井崇博選手
 全然、見えてないです、前が。(別線が)横にいるなくらいです。ただ、ヒデ(山田英明)があそこまでやってくれたんで、あとはどこかをこじ開けて2(着)までは届くなと思った。だけど、ヒデが転んだんで残念です。突き抜けそうな感じはあった。(踏んだ感じは)悪くないです。(決勝は)あとは(山田)庸平に優勝させてもらうだけです。(ダービーに続いてのGI決勝進出で)こうなったら1回くらいグランプリに出たいですね。庸平の番手で。
小松崎大地(福島・99期)
小松崎大地選手
 中団が取れたので中団から攻めていきました。(打鐘で叩いてからは別線を)出させるつもりはありませんでした。ペース配分は良かったと思うんですけど、結果的に(渡部)幸訓のところで絡まれてしまって落車と失格があったのでもう少し走り方があったのかなって。踏んでいる感じはいいですし連日、北日本でラインを組んで走れているのでいいのかなって思います。(決勝も)自力で戦います。
山田庸平(佐賀・94期)
山田庸平選手
 (嘉永泰斗が石原颯と)踏み合ってたんで、空いたところを内にキメて(嘉永を)入れてそこからのレースか、早めに引くかのどっちかのレースだった。自分が付き慣れてないのと、嘉永君の走りがわかってないので連係を外した。(最後は)内に詰まらないようにと思っていたんですけど、結果詰まってしまった。落車が起こったんでたまたま。本当は東口(善朋)さんよりも早く入り込んでたら良かったけど、入れてなかった。結果的に落車があったんで、自分が(決勝に)乗った。前検日のあまり良くない感じから、(ここまで)きている。でも、いままでの経験とか積み重ねたものがあるのかなと。2日目の方が感覚は良かったのかなと。(2日目に)いつもしない先行をしたので、疲れているのかなっていうのがある。一戦、一戦を(しっかりと)戦っていくっていうのを続けている。大きい舞台に慣れていくことだと思って、その緊張感を味わって(決勝を)走りたい。自分が(荒井、園田の)前で頑張ります。
園田匠(福岡・87期)
園田匠選手
 庸平に前を任せているんで、そこは引かせてっていう感じでした。東口(善朋)さんが直角に降りてきたけど、あの辺は自分も庸平も慣れているんで絶対にどうにかしてくれると思って信頼をしていた。最後は庸平の行かないコースをと。自分は余力があった。(最終)バックがすごく掛かってたんで、気持ち良く回れました。7車立てだとなにもないけど、9車立てならあきらめなければチャンスがあると。そう言っている通り結果が残ったんで良かったです。タテ脚には問題ないので、自信をもっていきたい。(決勝は)佐賀勢の後ろです。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (今年初のGI決勝に乗れて)ほっとした気持ちと、ラインのおかげで勝ち上がれたことに感謝しかないですね。あの並びになったので吉田(拓矢)君が切った上を叩いてあとは出てから考えるって感じでしたけど、その辺の状況判断は(渡邉)雄太に任せていました。吉田君が踏みながら出させる感じだったのでかなり雄太も出切ってから流せずにフカシ気味だったのでゴールまでは長い距離だなって思いました。もうちょっと(渡邉)一成さんが早く来ていれば出させても面白いかなって思っていたんですけど、来たのが1コーナーだったので出させても苦しくなる思って、自分自身の判断でいきました。ちょっと自分の中で早めに踏んだ感じですけど道中から余裕はあったので踏み切れました。(決勝は)自力でやります。