第61回高松宮記念杯競輪 青龍賞・白虎賞 前検日共同インタビュー
 
配信日:6月2日
 
12R

12R 白虎賞 (発走予定:16:25)


 【1】村上義弘(京都 ・73期)
村上義弘選手
 近畿の合宿が19、20、21日とあって、びわこのバンクをちょっと走りました。状態は普通やと思います。(今年の前半は)現状の脚力からするとデキ過ぎやと思うんですけど、今まで通り一生懸命やっていくだけです。今は博幸も頑張っているし、市田も頑張っている。今回、僕がラインの先頭で2人に勝負圏のあるようなレースをせんと、お客さんも怒るやろうし、地元地区の誰かが頑張れるようなレースをせなアカンと思っています。宮杯に関しては時期的に特別やと思うんですけど、かなりの高速なんで、僕には勝負圏ないかなと思っています(笑)。(白虎賞は)さっきも言ったように、後ろがめちゃくちゃ強いので、後ろを何とか勝負圏のある位置に回してこなアカンと思います。いつも通り(自力で)前々に踏んでいきます。
 【2】浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
 調整はいつも通りで、調子も悪くはないです。デキは問題ないです。(今年の前半は)一戦一戦自分のやれることをしっかりやっているだけです。(びわこは)イメージがあまりないんですけど、去年の(決勝に乗った)イメージは少し残っているんで、何とか決勝に乗れるように頑張りたいです。(白虎賞は)自力で。単騎でいきます。
 【3】加藤慎平(岐阜・81期)
加藤慎平選手
 ちょっと寒い北海道でレース(函館全プロ)をしたからか分からないですけど、嫌な身体の感じになったので、大事を取って(取手記念を)欠場させてもらいました。やろうと思っていた練習は全てできたんですが、仕上がっているかどうかは走ってみてからだと思うんですけど、身体的には何も問題はないです。(今年の前半は)3月まではいい感じで走って、4月、5月に中だるみがあったので、またここから盛り返したいと思っています。高松宮杯は1度も決勝に乗ったことがありません。五百バンクはあんまり好きじゃないんですけど、今年は10回目らしいので、何とかしたいです。(白虎賞は)先行屋3人がどうしたいんだって話したら、別にやりたいということだったので、それなら話は簡単というか、自分は永井の後ろで、(山口)幸二さんが3番手で頑張りたいと思います。
 【4】小嶋敬二(石川・74期)
小嶋敬二選手
 (函館)全プロの運動会で転びました。ケガをしたので(平塚F1は)休みました。ケガはほとんど擦過傷ですね。打ち身もあったんですけど、痛くなくなるいい薬があります。練習は5日間ぐらいは真剣にやりました。タイムは出ているんですけど、持久的なことはやっていないので、そこにはちょっと不安がありますけど、静岡(SSシリーズ)を走る前よりは身体自体はいいです。日焼けすると傷跡が嫌だなぁっていうだけです(笑)。石丸(寛之)君ほどケガも大きくないので大丈夫です。(今年の前半は)今年は厄年なんで、こんなものかなって思います。でも、もう1回転んだんで、もう転ばないでしょう。(びわこは)やっぱりこの時期、暑くなるのとバック追い風になって、バンクが軽くなって、むちゃくちゃタイムが出るっていう印象しかない。そういう意味ではもがいた感じは悪くないので、後は4日間通してコンディションを維持できるか、1周半もがいてみてどうかという、その辺だけです。スピード的には出ているので、バック追い風になるのは僕にとってはすごくいいかなって思っています。(白虎賞は)僕は1人で走ります。浅井と一緒ですね。5番手回るっていっても、別に村上の5番手も空いているし、どっちにもいけますからね。練習も落車した後だったので、そんなに思い切りできているって浅井にも言えなかった。そういう意味では浅井に付いてもらってもちょっとっていうのはあるし、何もなければ付いてもらって自力で先行主体に頑張ると言えるんですが、落車している分、ちょっと差し引いて2人お互いに別にということになりました。流れに任せて自力を出したいと思います。
 【5】山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手
 (取手記念は)ちょっと腰が痛くなって、大事を取って欠場させてもらいました。今は大丈夫です。天候にも恵まれましたし。前半戦はダービー終わってちょっと下降気味かなっていう感じですけど、これからG1が多くなるので、これからっていう感じですよね。びわこは走りやすくていいですけどね。(白虎賞は)恒例の(中部)別線で。慎平の後ろ。(浅井)康太と小嶋には悪いけど、仕方ないですよね。
 【6】前田拓也(大阪・71期)
前田拓也選手
 取手(記念)からあまり間隔はないので、調整程度の練習です。取手のときは全プロが終わって、そのまま函館で距離を乗る練習をしたので、疲れを持っていった感じなんですけど、重いなりに後半2走はいい感じで走れたと思います。直前の練習も割と最近の中ではいい感じでした。あまり強気なことは言えないですけど、前回の最終日もけっこう後ろからタテに踏んだら伸びたので、マシな方だと思います。(びわこは)五百バンクで直線は普通に長いし、毎年走っているので走りにくさはないです。(白虎賞は)近畿4番手を回ります。
 【7】村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 (函館全プロから)間隔も空いていたので、しっかり練習はできました。合宿も19、20、21日と近畿のメンバーでやりました。(感触は)悪くないと思います。(今年前半は)成績を見たらデキ過ぎくらいな感じですけど、色々と勉強できた前半戦やったと思いますので、この経験を生かして後半戦も頑張りたいです。今までやってきたことが結果に結びついていると思うんで、地元地区ということで自然と気合も入ってきますけど、いつも通りの競走でいきます。(びわこは)この時期は特に高速バンクやと思うんで、そういう点をしっかり読んでいきたいと思います。(白虎賞は)兄(義弘)の後ろで頑張ります。
 【8】永井清史(岐阜・88期)
永井清史選手
 函館の時も調子は悪くなかったんですけど、結果にはつながらなかったです。今回はしっかり練習もできてタイムも出たので、戦える状態だと思います。(今年の前半は)一発目の和歌山記念以外は全くダメなので、そろそろ巻き返していきたいです。五百はそんなに好きじゃないんですけど、びわこは軽いイメージなんで走りやすいです。(白虎賞は)中部全員で話し合って、自分は岐阜3人の先頭で頑張りたいと思います。
 【9】市田佳寿浩(福井・76期)
市田佳寿浩選手
 函館は(村上)博幸が本当に強かったですね。付いていって抜く気持ち満々だったんですけど、全然差し込めなかったです。ここまでの調整は何もやってないです。練習はしましたけどね。直前の合宿は参加しました。ただ、雨が降っていたので、軽く脚あわせ程度ですけど、感触も問題なかったし、まあいい方だと思います。(今年の前半は)とにかく必死で、赤いパンツを魅せようとやってきて結果も付いてきているので、更なる結果を求めて頑張っていきたいと思います。ここはすごい思い出がいっぱいあるので、嬉しく参加しています。嬉しいという表現がどうか分からないですけど、とにかく頑張ろうという気持ちになっています。宮杯は決勝に乗れていないので、そこをまず目指したい。(白虎賞は)前田さんに前を回してもらい、いつも通り(近畿)3番手で。みんなそれぞれ仕上がっていると思うし、どういう走りになってもしっかり組み立てられると思います。1着を取れるように頑張ります。
 
 
情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
写真撮影:日刊プロスポーツ新聞社 Takuto Nakamura
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