『第63回高松宮記念杯競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:6月16日
6月17日(日) 11R (発走予定16時30分)
山口幸二(岐阜・62期)
山口幸二選手  昨日も言ったと思うんですけど、調子落ちですね。(前回の)別府は着をまとめてないけど、そっちの方が脚的には良かったです。展開と自分の調子がなかなか噛み合う時がないんで。まぁ、ごまかしながら走ってますけど。ここにきて流れも良くなったかなとは思います。(成績面での数字が出れば)気持ちも乗ってくると思うし、深谷もこれで乗ってくるんじゃないですか。(深谷の番手は)しんどい位置ですけどね。(年齢が)二回りくらい違うんで。それでも、まぁ頑張ります。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手  初日のレースで先行できなかったのが、悔しいと思って。2日目からは頑張ったんですけど、決勝に上がれてよかったです。(自分の中では)かなり仕上がっていると思います。函館は風が強い印象ですね。初めて函館のバンクを走ったけど、やっぱり風の印象が強いです。仕上がりには不安はないです。共同通信社杯では失態をしてしまったので。このレースに限ってっていう訳ではないですけど、お客さんに返していくつもりで頑張ります。(決勝は)すごいメンバーなのでチャレンジャーで頑張ります。(2度目のG1決勝で)すごい気合いが入ります。村上さんにもいつも通り走ってくれってことで。なるべく緊張しないように、走りたいと思うんですけど、たぶん緊張すると思うんで。
神山雄一郎(栃木・61期)
神山雄一郎選手  (3日間を振り返って)まずまず良かったと思います。昨日はメンバーが強烈でちょっと置いてきぼりを食らった感じですね。初日の1着が大きいです。今日は武田がすごい主導権を取ってくれるレースをしてくれるんで。(自分は)しっかりとガードしつつ、決勝に乗れるように走りました。余裕はあったけど、6番車(柏野)の人が、昨日のレースを見る限り気になる存在ではあったんで。その辺は気にはしていました。(決勝は)強い選手いっぱい乗ってるし、でも僕は武田君がいるんで。何も言わずに武田に頑張ってもらうだけです。
井上昌己(長崎・86期)
井上昌己選手  (G1の決勝は)久しぶりです。ここ最近の練習の感触がすごく良かったので、(3日間走って)調子は良いなって思いました。上半身の力がすごいついてきたのが、大きいかなと思います。準決の組み立ては先手ラインの切れ目というか、2車の後ろを取り切れたら良いなっと思っていました。(深谷は)ずっとまくって来た選手に合わせて流している感じだったんですけど、踏み直した時はすごい掛かっていましたね。(自分は)状態は決勝に乗れているんで良いと思います。決勝は後手を踏まないようにだけを考えて走ります。先手ラインに乗っていくのが理想です。あとは仕掛けるところから行って、合志さんと決まれば最高です。
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  (初日の)落車の仕方も転がって、もう全身のどこが痛いかわからないくらい打っているんですけど。でも、その中で昨日は稲垣、今日は脇本とすばらしい先行選手に恵まれて。なんとかここまでこられて、ホッとしてるっていうよりも何か不思議な気持ちです。感謝しています。気持ちというか気持ちは常に入ってますけど、そういう流れというか。(決勝は)僕は何も考えることはないです。(脇本の後ろの)位置を守り切るだけと思います。
柏野智典(岡山・88期)
柏野智典選手  (G1初決勝の)実感がまだわかないとういうか、そんな感じです。ここまでやれるかはわからなかったけど。なんかやれる気というか、戦える感じはすごいあったんで、それがある程度結果が出てくれてホッとしています。準決は前の2人がすごすぎるって言ったら変なんですけど、3番手って言ってしまうと仕事だったり。考えなくなくるというか、もう前の2人に任せてしまう感じがちょっと嫌というか。なかなか準決も乗れないと思ったんで、自分を信じてやってみたいと思いました。調子は良いと思います。(決勝は)九州勢がいるんですけど、井上君が先行選手だったら3番手を固めるつもりもあるんですけど。自在タイプだし、僕が(3番手に)いてもいなくてそんなに戦法として変わらないと思うし。だったら僕も自分で納得いくようにとういか、ひとりでやりたいと思います。細切れなんであんまりイメージしても、その通りに動かないと思うんで。レースが始まってから、考えようかなってぐらいで。(位置を)決めない方が僕にとっていいだろうなって感覚があったんで。それで決めずって、コメントをだしたんですけど。
深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手  準決はとりあえず行けるところから、行こうと思ってた。あんまり決めてはなかったです。感じはすごい良いです。昨日はあんまり良くなかったですけど、(3日間走って)修正はできてるんで。状態は良いと思います。体は問題ないんで、あとはしっかり組み立てだけですね。(バンクの印象も)悪くないです。(連覇を)そんなに意識せずに、とりあえずやれることをやって頑張ります。負けないように、内容にもしっかりこだわって頑張ります。
合志正臣(熊本・81期)
合志正臣選手  (3日間走ってみて)状態は結構良いと思います。(前回の)宇都宮が終わってからの2週間はうまくいかなかった。体調崩したりして計画通りにはできなかった。不安を抱えながら入ったんですけど、動けてるし悪くないなって。自分の状態よりも前が頑張ってくれた。初日は(菅原)晃、昨日は松川(高大)。今日も(三宅)達也が頑張ってくれて。流れが良いですね。状態は普通くらいですね。決勝は(井上)昌己がいるので、昌己とはここに来る前に一緒に合宿していて。すごい仕上がっていて、その強いのを知っているんで、もう安心して任せます。やり合いを待つっていうと後手になるんで、(井上は)たぶん今日みたいに前々に踏んでいってくれると思うんで。信頼しています。
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手  3走中2回先行ができているんで、自分としては満足ですね。十分だと思います。初日の先行が準決の先行につながっています。落車を連続でしていますからね。やっぱり落車で終わりたくないという気持ちで練習もしているし。あんまり気にはしてないです。連にもからんでるし、地元だと思ってここを走っているし、北海道出身ですし。何とか大きい舞台で決勝に乗りたいなって気持ちで走っていました。その気持ちと後ろの神山さんが何とかしてくれると思って。自分の力を出すにはこういう戦い方しかないなって思って、走った結果が決勝に乗れたんで。明日はもう優勝を目指します。先行選手としては強敵ですね。2人の選手(脇本と深谷)は先行で勝ち上がってきてるんで、何よりもそこが大きいと思います戦う相手としては。タイトルを獲ったのはだいぶ昔のように感じるし。もうひとつ獲りたいって気持ちで走ります。
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