『第66回高松宮記念杯競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:6月20日
6月21日(日) 12R (発走予定16時30分)
武田豊樹 (茨城・88期)
武田豊樹選手  番手戦で2日間走って、今日は先頭だったんで、気持ちは入ってたと思います。(準決勝は)スタートで前取ってのレースで脇本君が相手でしたから厳しかったですね。気持ちの力でいこうっていうのはブレなかったんで、何とか勝ち上がったんじゃないですか。正直、今日も全部、外を走ってましたから自分の力出せなかったですし、まだ思いっきり踏みたいところでしたけど、相手がうまかったですね。(審議は)前回、失格で終わってますから同じことやっぱり繰り返さないように、自分の中でも再度、園田(匠)君が来て、その最内に諸橋(愛)君も切り替えてましたから。まずは(決勝進出が)目標でしたし、関東勢の平原君も勝ち上がってましたから何とか自分も続こうという気持ちで走りました。(決勝は)平原君の後ろで。あとは佐藤君が3番手を選択してくれたんで。僕らの後ろはいいんじゃないかと思います。何とかラインで頑張りたいですね。
村上義弘 (京都・73期)
村上義弘選手  (今シリーズは)来る前から自然に緊張してて、緊張のせいか体がずっと重い感じですね。(準決勝は)脇本が落ち着いて駆けたと思います。脇本の調子が良くて、後ろで伊藤(保文)さんがしっかりガードしてくれてたんで、とにかくできる限りラインでと思ってました。自分の感じでは初日よりも幾分、アタリが出た気がします。後輩がどんどん育っていって、自分の立場もどんどん変わっていきますし、(G1)決勝に乗れてなかったのは脚力だけの問題ではないと思いますけど、今回なんとか流れで決勝に乗って、近畿3人で走れて、しっかりいい結果を目指して頑張りたいと思います。(決勝は)稲垣の後ろで。
岩津裕介 (岡山・87期)
岩津裕介選手  初日ちょっと自分で走ってみて、バンク感じと感触を確かめることができました。(準決勝の作戦は)自分の中ではありました。感触は思ったよりも良かったですね。うまく調整ができて、(怪我の)影響がないくらいの走りができていると思います。今年は記念(の成績)は安定していたんですけど、G1、G2でちょっと決勝に乗れてなかったんで、ちょっとうれしいですね。(決勝は)自分で走りたいと思います。難しいメンバーですけど、ゴール線を1着で通過できるように頑張ります。
佐藤慎太郎 (福島・78期)
佐藤慎太郎選手  ちょっと初日は体が重たかったんですけど、まあ今日はだいぶ良かったですね。初日、2日目と徐々に良くなっている感じです。(準決勝は)新田(祐大)が頑張ってくれたんですよね。深谷(知広)にも脚を使わせてますし、(鈴木)謙太郎も突っ張ってますし。あれが深谷がサラ脚だったら俺の逃げ残りはないわけですから。新田の頑張りですね。(落車があってから)がむしゃらに踏むわけではなくペースで踏めているので、脚的にも気持ち的にも余裕があったと思います。ずっと(G1の決勝に)乗れてないですし、そこを走りたいと思って頑張ってきたのでうれしいです。(決勝は)関東の2人がいますんで、超一流の2人の後ろでワンチャンスを待ちたいと思います。
平原康多 (埼玉・87期)
平原康多選手  1走目から新しい自転車の感じを見てたんですけど、毎日修正してるんですけど今日が一番良かったです。(準決勝は)稲垣さんが中団にこだわってるのが分かった時点で突っ張ろうと思いました。自分の中では最高のペースで駆けたつもりだったんですけど、結果まくられてますんでちょっと悔しいですよね。今日の感じがすごく良かったので、今日のまま(のセッティングで)いこうと思います。(決勝は)僕が前を回って、慎太郎さんまで付いてくれるってことで、3人で上位独占できればと思います。
松岡貴久 (熊本・90期)
松岡貴久選手  自力を出してないんで、調子は微妙なところです。(準決勝は)近畿の3番手から組み立てて、あとは流れで。ずっとバック過ぎから(内が)空いてて狙ってたんですけど、そこで大きく空いたので突っ込みました。(11年の日本選手権以来のG1優出だが)あの頃とは自分も変わっているんで、いまはいまで楽しみですね。(決勝は)単騎だと思うんで、一発狙います。
稲垣裕之 (京都・86期)
稲垣裕之選手  初日はちょっと大敗したんですけど自分の中では感触は良かったですし、連日、体と気持ちがすごく噛み合ってレースができていると思います。(準決勝は)平原君と(渡邉)一成君の動きを見極めて冷静に立ち回ろうと思いました。緩むところがなかったんですけど2コーナーで思い切って踏み込んで、どこまで勝負できるかでした。(神山雄一郎の)ブロックと平原君の先行を乗り越えられたのはすごく自信になりました。今回は地元地区の高松宮記念杯ということで、今年一番の舞台と思って準備はしてきましたし、一番良い状態で優勝戦に臨めると思います。(決勝は)脇本君の番手で勝負したいと思います。
脇本雄太 (福井・94期)
脇本雄太選手  3走とも先行できてますし、状態としては本当にいいと思ってます。鎖骨骨折から4カ月ぐらい経って、やっと状態も良くなったんで、悪くないかなっていうふうに思いますけど、まだ指のほうは共同(通信社杯)の落車の影響が少し残っていると思います。まぁそれを残さないように走りたいと思います。連日、先行できているとはいえ、疲れはどうしても残ってしまうので、それをいかに取って明日を戦うのが自分の中の課題だと思っているので、しっかり頑張りたいと思います。(決勝は)稲垣さんも村上さんも付いてくれるので、いつもどおりのレースをしたいと思います。主導権取って自分のタイミングでレースを運びたいと思います。
石井秀治 (千葉・86期)
石井秀治選手  状態は日に日に良くなってるので、というか慣れてきて疲れなくなってきているので、反応良く手応えを感じてます。(準決勝は)とりあえず単騎だったので真ん中あたりにいた方が戦略的にはいいかなと。(最終)ホームで隊列が短くなったのでとりあえず行ってみて、1センターでちょっと危険な臭いがしたので急遽切り込んで、9番(新田祐大)選手と6番(鈴木謙太郎)選手がコケてるのを視野で確認しながら、逃げる(避ける)態勢に入りながらキープして、そのあと佐藤慎太郎さんがどうするのかなって感じで冷静に行って、後方に深谷(知広)君がいるのを確認して、佐藤慎太郎さんが良いスピードで行ってたのでゴール前勝負かなと。今回は運もあって、冷静に判断できているなと思います。(ようやくG1初優出して)勝負事なんで獲りに行かないとなかなか難しいので、今回は淡々と冷静にレースができていると思います。(決勝は)僕はいつもどおり頑張ります。
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