第66回高松宮記念杯競輪（ＧＩ）

優勝者コメント

　（率直な感想は）すごいスピードだったですね。脚はあまり溜まってなかったですね。（平原との作戦は）平原君はある程度やっぱり自信あったと思うし。でも二分戦ですから、そこは少し難しいかなという話はしてましたけど。結構なダッシュをしてからの4番手だったんでキツかったと思います。（平原が早めに仕掛け）前踏んでくれたんでね。前踏んで横に動いたんで、自分もギリギリまで判断しようと思って心配はしてたんですけど。ちょっともうあれかな、ダメかなというのを見極めて外踏みました。（稲垣を追う形になり）上をいければなと思ったんですけど、ちょうど3コーナーの山に当たるなという感じがしたので。上手く番手に入って、ちょっとバック踏んだんですけど。（番手に入り優勝の確信は）全然分からないです。凄くキツかったと思います。（GP制覇から半年）あのときとは大ギアでしたから、全然違いますね。やっぱりギア規制が始まってからあんまりつかんでなかったですから。自転車も何回も作りましたし、トレーニングも変えましたし。ちょっと苦しい半年でしたね。（ギアへの対応の手応えは）ここ最近ですね。体調がちょっと、喘息が出てしまって体調があまり良くなかったので。ちょっと宇都宮（記念）欠場して、ちょっと体調戻して練習してここにきたんですけど。（岸和田はG1初制覇の地でもあるが）やっぱりここの地区は、ラインは日本一強いラインですから。何とかそこを崩したいという気持ちで頑張ってるし。そういう敵地でね、結果を残せて嬉しいですね。（今年もGP出場決定）グランプリ優勝してから、今年は後輩たちも頑張ってくれてますし。責任ある位置を走ってますからね、自分も気が締まってますし。まだあと残り、まだまだ先ありますからね、何とかもうひと踏ん張りしたいですね（次の目標は）とにかく良い練習をしないと勝てませんので。練習を考えて次のG1を目指したいと思いますね。（41歳でも進化）そう言いたいところですけど、あまり年齢のこととか、あまり言いたくないんですけど、やはり今年は疲れを感じましたね。（本厄でもあるが）ここ来る前しっかりお払いして。前回（取手記念）失格で終わったんで、厄払いしてきました。（2年連続賞金王に向けて）この優勝も仲間があっての優勝ですから。自分の力で勝ったとは言えないですし。また少しでも先頭走るときは、先頭走る役割をしていきたいし、まだまだやることはたくさんあるので頑張りたいですね。