第15回寛仁親王牌「ローズカップ」共同インタビュー  
 
配信日:7月1日
 
 

12R (発走予定:16:30)


【1】加藤慎平(岐阜・81期)
【2】伏見俊昭(福島・75期)
【3】武田豊樹(茨城・88期)
 タイトな流れになるのは予想通りだった。金子さんは脚を使わずに仕掛けられたが、それでもあれだけ長い距離をモガいた訳で…。僕は付きバテでした(苦笑)。金子さんが強かったが、僕は普通なのかな。中部でまとまる事になったので僕は小嶋さんの後ろへ行きます」


 (今日のレースについて)言葉もないです…。前を取る作戦は考えてなかったし、突っ張るとは思いましたが、矢口が三番手に入ったのも見えたし厳しい。踏んでないので脚の感触は掴めなかった。4人で固いと思ってるとうまくいきませんね。山崎君の好きな様に走ってもらいます。

 脚を使いたくなかったのと、無理やり先行とか、無理にまくる事を今まではしたが、そろそろ勝ちに拘りたいと思ってた。脚も出来上がってきてる。三番手に入って勝てる手応えはあったし、余裕はあった。まくりたい気持ちを押さえて追い込み勝負しました。脚を使わず勝つという事が今開催のテーマ。2周先行を毎日は厳しいし、初日は巧くいけた。2日目、3日目といい流れになればと思う。毎回走ってる選手同士だし意識はせず力を出し切るレースを」
【4】手島慶介(群馬・75期)
【5】金子貴志(愛知・75期)
【6】山口幸二(岐阜・62期)
 (小嶋について)いや、もうバイクのようで一杯でした。10年以上選手やってるが、今開催ほどツキを感じたのは初めて、後閑さんにも前を回らせてもらえたし。準決まではちょこちょこ勝ち上がるが、決勝に乗れないので決勝進出を目標に頑張る。いつもお世話になってる武田さんへ。武田さんが誰かに付こうが僕は任せる。迷惑掛けないようにしっかり付けて」

 作戦通り緩んだところを行けたので良かったですね。体調も良かったし力を出し切れた。中部4人で連係したいし、僕が一番前で頑張ります。
 調子も悪くなかったが、展開、流れに恵まれました。二次予選を走るのとローズカップを走るのは精神的にも違いますね。中部別線も考えたが、山田(裕仁)君が「まとまれるならまとまるべきだろう」と言うので、4人結束で走る事にした。僕は4番手です。

【7】山崎芳仁(福島・88期)
【8】渡部哲男(愛媛・84期)
【9】小嶋敬二(石川・74期)
 前を取る作戦はなかったので誘導を追った時点で脚も使ったし、息も上がってしまった。突っ張るつもりで走っていたが…。武田さんの後ろに入ったので武田さんがまくると思って見過ぎて動けなかった。実戦から離れていたが、体の向くまま感性で走れた。誘導を追って脚使ったので競走にならず感触が分かりにくかった。伏見さんの前で力を出し切れるように。

 岡本君の心意気、兵藤さんのブロックのおかげで勝てました。最終バックでは一杯だったし苦しかったが何とか押し切れた。単騎だし道中は中団あたりから切れ目、切れ目と回ってチャンスあらば何かしたい。



 特選、理事長杯と親王牌らしいレースでしたね。若い先行屋が早目から仕掛けて、それに対応出来ないと淘汰されてしまうという、新しい競輪の流れでした。僕の感じはまあまあ、年寄りの割には頑張れてるでしょう。金子君が相当脚を使ってキツそうだったし、色々考えた結果、金子君に付ける事になった。金子君が良いレースをしてくれたのでその流れを大事に金子君がレースを作ってくれればいい。

 
COPYRIGHT(C) JAPAN KEIRIN ASSOCIATION, All Rights Reserved.